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2023.06.06 櫻井 英明

物凄いパラドックス

ワープした相場では、データもテクニカルも全く役に立ちません。
つまり過去の経験則の延長線上で相場が動かないから意味不明となり、未来観が彷徨います。
アレコレと都合の良い数字や紙芝居だけを持ってきて解釈することが不可能になります。
つい先日まで「債務上限や金利の上昇が懸念要因」と言っていた向きも変身。
「注意しましょう」や「警戒しましょう」と言っていたのに、今度は強気材料や紙芝居を持ち出しての節操のない強気。
「弱気論者の突然の強気」もはそれこそ注意が必要。
「移動平均が下向きにならなければ株価は下がらない」。
もっともらしく聞こえますが株価が下がらなければ移動平均は絶対に下がりません。
順序を逆にして、論理を想定すると、大きな誤解や錯覚を見事に惹起。
まさにレトリックです。
「今年は前半安、後半高」なんて声はどこかへ消えてしまいました。

「33年ぶり」という言葉で相場を見ない方が良いでしょう。
この言葉はあくまで過去の呪縛の言葉。
今回の相場の起点は2012年12月のアベノミクススタート。
あるいは2020年3月のコロナ禍スタート時点と考えると、相場の風景は相当変わります。
「上がって下がって戻って」ではなく「上がり始めた」と映るでしょう。
バブル崩壊からの下落局面の時間軸をたどるのではなく、むしろ1987年→1989年の頃の足取りを検証した方が良いでしょう。
1985年9月のプラザ合意に端を発した株高は1987年10月にブラックマンデーで休憩。
しかしわずか3カ月程度で下落を埋め、1989年の高値に進んだのが歴史。
2013年にアベノミクスでスタートした相場は2020年コロナ禍での下げをほぼ3か月で取り戻しました。
そして今へと至っているのが現実。
因みに日経平均の四本値が公表され公表値の更新頻度が1分毎になってのは1988年でした。

ロシアとウクライナを語り、中国と台湾を語り、トルコやブラジルを語る市場。
株やFXの市況解説で散見されること。
しかし語っている本人はそのいずれの国にも行ったことがなく、活字や映像の受け売りみたいな話。
これって意味があるのでしょうか。
市場は一つのことしか考えられない場所。
アメリカで金利と景気とか債務問題などの連立方程式が登場すると市場開設はお手上げ。
どれか一つにフオーカスするだけの論調。
だから欧州もアジアも語られなくなる不思議な場所です。
ウェイトの高さ優先で、しかもオンリーワンに固執します。
話題がワープするとついていけないのは罫線も一緒。
上でも下でも現実の株価に罫線が追い付いてくるのを待つだけ。
というか、過去の延長線上でイベントは起こるという思い込みが間違っていることに気が付かないだけのこと。
しばらくは静かになるが、雨後の鳥のようにまた囀るのでしょうが・・・。

相場の極意は「買ったら忘れること」ともいわれます。
昔は「株を買ったら押し入れや冷蔵庫の奥に株券を隠して忘れろ」ということも言われました。
これは結構重要なことでしょう。
バブル手前に119.7万円で買ったNTTの第一次公募株だって今まで持っていればプラス。
ということは、逆に毎日株式市場に触れるという習慣性が良くないのかも知れません。
通常は「日々株式市場のデータを確認することは重要」と言われます。
しかしそれは雑音の中に身を投じることと一緒。
野球だって相撲だって、毎日見なければなんてことはありません。
習慣性という悪しきものから脱却すれば相場が気になることもなくなります。
物凄いパラドックスです。
でも株病にならないことが儲かる秘訣なのかも知れなません。

《兜町ポエム》「糸」

なぜめぐり逢うのかを
投資家たちはなにも知らない
いつめぐり逢うのかを
投資家たちはいつも知らない

どこにいたの 生きてきたの
長い相場の下 複雑な物語

縦の糸は材料 横の糸はチャート
織りなす板は いつか相場を
温めうるかも知れない

なぜウリカイするのかを
迷った日の跡のささくれ
夢追いかけ走って
損切りの日の跡のささくれ

こんな株が何になるの
心許なくてふるえてた株式投資

縦の糸は需給 横の糸は心理
織りなす板は いつか225の
4万を見せるかも知れない

縦の糸は投資家 横の糸も投資家
逢うべき株に 出逢えることを
人は幸せと呼びます

恋愛
古いデータ。
東京市場は藤井そうた

以下は今朝の場況。

「恐怖と欲望指数は65→73」

週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って3日ぶりに反落。
アップルは年次開発者会議を控え取引時間中に最大2.2%上昇し過去最高値を更新。
ただ、終値は0.8%安と結局マイナス圏で引けた。
エヌビディアは0.4%下落。
テスラは1.7%高。
5月の中国製EV販売が増加した。
ISM非製造業総合指数は50.3と、4月の51.9から低下。
新規受注が鈍化し、支払い価格指数が3年ぶりの低水準となった。
「FRBが利上げを停止する可能性がある」との見方が高まった。
10年国債利回りは3.688%。
2年国債利回りは4.470%。
ドル円は139円台半ば。
WTI原油先物7月限は前日比0.41ドル高の72.15ドル。
SKEW指数は158.30→151.98→142.61→143.18。
恐怖と欲望指数は65→73(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。

週明けのNYダウは199ドル(0.59%)安の33562ドルと3日ぶりに反落。
高値33804ドル、安値33552ドル。
サイコロは4勝8敗。
騰落レシオは76.83%(前日84.24%)。
NASDAQは11ポイント(0.09%)安の13229ポイントと3日ぶりに反落。
高値13330ポイント、安値13194ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは96.91%(前日101.03%)。
S&P500は8ポイント(0.20%)安の4273ポイントと3日ぶりに反落。
高値4299ポイント、安値4266ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは89.84%(前日96.52%)。
ダウ輸送株指数は160ポイント(1.14%)安の13989ポイントと3日ぶりに反落。
SOX指数は57ポイント(1.64%)安の3444ポイントと続落。
VIX指数は14.73と上昇。
NYSE出来高は8.02億株(前日10.43億株)。
3市場の合算売買高は97億株(前日は110.5億株、過去20日平均は105億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比140円安の32100円。
ドル建ては大証日中比140円安の32100円。
ドル円は139.54円。
10年国債利回りは3.688%。
2年国債利回りは4.470%。

「米株の売り持ち高を積み上げ」

週末の日経平均は寄り付き340円高。
終値は603円(△2.20%)高の32217円と高値引けで3日続伸。
日足は2日連続で陽線。
「天赦日」らしい動きとなった。
3日間の上昇幅は1240円。
2日は31185円→31257円にマド。
5日は31555円→31798円にマドで2空。
TOPIXは37.09ポイント(△1.70%)高の2219ポイントと3日続伸。
プライム市場指数は19.08ポイント(△1.70%)高の1142.32と3日続伸。
東証マザーズ指数は19.63ポイント(△2.50%)高の777.48と続伸。
プライム市場の売買代金は3兆8712億円(前日は3兆5210億円)。
17日連続で3兆円超。
値上がり1625銘柄(前日1602銘柄)。
値下がり164銘柄(前日140銘柄)。
新高値240銘柄(前日98銘柄)。
新安値3銘柄(前日45銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは115.53(前日102.21)。
NTレシオは14.51倍(前日14.44倍)。
17日連続で14倍台。
サイコロは9勝3敗で75.00%。
TOPIXは6勝6敗で50.00%。
マザーズ指数は7勝5敗で58.33%。
上向きの25日線(30206円)からは△4.89%(前日△6.66%)。
37日連続で上回った。
上向きの75日線は28631円。
50日連続で上回った。
上向きの200日線(27868円)からは△13.20%(前日△15.61%)。
48日連続で上回った。
上向きの5日線は31421円。
3日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.162%(前日▲15.652%)
買い方▲5.855%(前日▲7.107%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲10.150%(前日▲8.688%)。
買い方▲18.767% (前日▲20.746%)。
空売り比率は40.8%(前日43.5%、8日連続で40%超)
空売り規制なしの銘柄の比率7.1%(前日7.7%)。
日経VIは21.81(前日20.06)。
2月16日の安値は14.63。

日経平均採用銘柄のPERは14.72倍(前日14.45倍)。
前期基準では15.05倍。
EPSは2188円(前日2181円)。
5月10日は2005円まで低下。
11月15日の過去最高準は2238円。
225のPBRは1.32倍(前日1.30倍)。
BPSは24249円(前日24407円)。
10年国債利回りは0.430%(前日0.410%)。
日経平均の予想益回りは6.79%。
予想配当り利回りは1.98%。
プライム市場の予想PERは15.14倍。
前期基準では15.58倍。
PBRは1.29倍。
プライム市場の予想益回りは6.60%。
配当利回り加重平均は2.32%。
プライム市場の単純平均は38円高の2581円。
プライム初日の2497円を上抜けている。
東証1部最終日は2266円だった。
プライム市場の売買単価は2622円(前日2623円)。
プライム市場の時価総額は793兆円(前日780兆円)。
ドル建て日経平均は229.81(前日227.10)と3日続伸。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比140円安の32100円。
高値32570円、安値31815円。
大証先物夜間取引終値は大証日中比120円安の32120円
気学では「初め高いと後安の日。吹き値売り方針良し」。
水曜は「小幅利食いの方針」。
木曜は「戻り売り方針」。
金曜は「一方に片寄って動く。足取りにつけ」。
ボリンジャーのプラス1σが31216円。
プラス2σが32226円。
プラス3σが33237円。
週足ボリンジャーのプラス2σが32385円。
プラス3σが33954円。
アノマリー的には「株安の日、6月最弱の日」。

《今日のポイント6月6日》

(1)週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って3日ぶりに反落。
   10年国債利回りは3.688%。
   2年国債利回りは4.470%。
   ドル円は139円台半ば。
   SKEW指数は158.30→151.98→142.61→143.18。
   恐怖と欲望指数は65→73(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。

(2)ダウ輸送株指数は160ポイント(1.14%)安の13989ポイントと3日ぶりに反落。
   SOX指数は57ポイント(1.64%)安の3444ポイントと続落。
   VIX指数は14.73と上昇。
   NYSE出来高は8.02億株(前日10.43億株)。
   3市場の合算売買高は97億株(前日は110.5億株、過去20日平均は105億株)。
   週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比140円安の32100円。

(3)プライム市場の売買代金は3兆8712億円(前日は3兆5210億円)。
   17日連続で3兆円超。
   値上がり1625銘柄(前日1602銘柄)。
   値下がり164銘柄(前日140銘柄)。
   新高値240銘柄(前日98銘柄)。
   新安値3銘柄(前日45銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは115.53(前日102.21)。
   NTレシオは14.51倍(前日14.44倍)。
   17日連続で14倍台。
   サイコロは9勝3敗で75.00%。

(4)上向きの25日線(30206円)からは△4.89%(前日△6.66%)。
   37日連続で上回った。
   上向きの75日線は28631円。
   50日連続で上回った。
   上向きの200日線(27868円)からは△13.20%(前日△15.61%)。
   48日連続で上回った。
   上向きの5日線は31421円。
   3日連続で上回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.162%(前日▲15.652%)
   買い方▲5.855%(前日▲7.107%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲10.150%(前日▲8.688%)。
   買い方▲18.767% (前日▲20.746%)。

(6)空売り比率は40.8%(前日43.5%、8日連続で40%超)
   空売り規制なしの銘柄の比率7.1%(前日7.7%)。
   日経VIは21.81(前日20.06)。
   2月16日の安値は14.63。

(7)日経平均採用銘柄のPERは14.72倍(前日14.45倍)。
   EPSは2188円(前日2181円)。
   5月10日は2005円まで低下。
   11月15日の過去最高準は2238円。
   225のPBRは1.32倍(前日1.30倍)。
   BPSは24249円(前日24407円)。
   10年国債利回りは0.430%(前日0.410%)。

(8)プライム市場の単純平均は38円高の2581円。
   プライム市場の売買単価は2622円(前日2623円)。
   プライム市場の時価総額は793兆円(前日780兆円)。
   ドル建て日経平均は229.81(前日227.10)と3日続伸。

(9)ボリンジャーのプラス1σが31216円。
   プラス2σが32226円。
   プラス3σが33237円。
   週足ボリンジャーのプラス2σが32385円。
   プラス3σが33954円。
   アノマリー的には「株安の日、6月最弱の日」。

今年の曜日別勝敗(6月5日まで)

月曜15勝6敗(月曜3連勝中)
火曜15勝5敗
水曜11勝10敗(水曜2連敗中)
木曜12勝8敗(木曜6連勝中)
金曜16勝5敗(金曜5連勝中)
(櫻井)。