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2022.09.22 中嶋 健吉

散歩の面白味

新しい家族(愛犬)を我が家に迎えて来月で1年になります。 早いものです。

トイ・プードルとして迎えたのですが、体重は肥満ではなく既に5キロを超えており、”まさかや!“との思いもありますが散歩ではグイグイと先導してくれ爽快感が有ります。 亡くなった先代のサイズがトイとスタンダードの中間に位置するミニチュアと呼ばれる種類で、体重も7キロもあり同じく散歩を先導、牽引してくれたことを想い返し、むしろサイズが大きくて良かったと実感しています。

愛犬は驚くほどの犬好き、人好きです。 散歩で他の犬に出会っても大きさ犬種を問わず寄っていきます。 吠え返されることも多いのですがあまり気にしていないようです。 人間に対しても犬好きの人が本能的に分かるのでしょう、初めてあった人でも遠慮なくジャレツキます。 誰もが大いに喜ばれるのですが、特にかって犬を飼っていたが現在は年齢を考え諦めているシルバー層、飼い犬があまり甘えてくれない飼い主の方々からは絶大な人気が有ります。 先代の愛犬の事を覚えている人も多く、今の愛犬との比較を好意的に語ってくれるのも嬉しい限りです。

散歩で毎回初めて出会う飼い犬の多さに驚きます。 こんなにも多くの犬が近所で飼われていたのかと素直な驚きです。 ペットフード協会調べで2020年末の飼い犬の総数は849万3千匹、猫が964万3千匹、合計で1813万匹になります。 一方15歳未満の子供の数は1493万人と、2大ペットの総数を下回る状況です。 数では猫を下回るものの散歩を専売特許にする犬との出会いが多いのも納得です。 かってセメント道路や駅の階段に嚙み終わったチューインガムが投棄され、こびりつき、ヘラを使って駆除する人の姿をよく見たものです。 こうした光景があまり見なくなりマナーの改善を喜んでいました。 しかし散歩で草むらをまさぐる愛犬が何かを口に入れることが多くなり、実はその殆どが嚙み捨てられたチューインガムだったのです。 毎回では無いもののその頻度に驚きます。道路ではなく草むらに噛み捨てるのがマナーの改善とは思えないのですが。 ガムにはキシリトール入りが多く、キシリトールは犬に害 があることは良く知られています。 こうした事が有っても見知らぬ人との出会いを犬が仲介してくれる面白さに少し嵌っています。