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2022.08.25 中嶋 健吉

今年の野球は何か違う!

野球が常に身近に有ったのが私の世代です。 子供が数人集まれば、蒟蒻玉と呼ばれる軟式テニスの柔らかいボールを使い、手打ちの、そして人数が揃わないので四角ではなく三角ベースの野球が始まります。 独特のルールがあったはずですが残念ながら思い出せません。 小学校では4年生以上の各年次ごとに野球部が存在し、クラス内でも女生徒もまじえたソフトボールチームが結成され各自チーム名を付けて競ったものです。 チーム名を“オール・カッターズ”としてネーミングの良さを褒められた記憶が有ります。

今年はその野球界が初物づくしで湧いています。 漏れているものも多いでしょうがあくまで思いつくものを列挙してみると:

・エンジェルス大谷選手のべーブルースを上回る二刀流の快挙
・佐々木朗希投手の28年ぶり完全試合。 史上初の13連続三振奪取
・村上(神)宗隆選手の5打席連続ホームラン 日米初の記録とか
 更に最年少でのオームラン数記録を更新中
・ヤクルトの史上最速のマジック点灯 57年ぶりに南海の記録を抜いた
 現在は消滅したものの、首位争いを面白くしています
全て地味ではない記録の更新だけに野球ファンの記憶に残るものです

高校野球でも優勝旗の初の白河の関越えが大きな話題です。 個人記録では高松商高の浅野選手の高校通算のオームラン数の更新が見事です。 67本ということですが、それまでの記録が松井秀喜選手の60本、清原博和選手の64本との事ですので、その記録の凄さが分かります。 決勝戦でも、個人的には初めての光景に接した感動が有ります。 満塁ホームランを打った仙台育英の選手を監督がハグで迎えたシーン、敗れた下関国際校の監督がベンチ内に選手を集め健闘を称え、その後選手一人一人に声を掛けていったシーンなど、今までお甲子園ではあまり見ないシーンです。

野球人気が落ちたと言われます。 丁度日本経済の停滞、株式市場不振と軌を一にした様です。 今年の野球界の動きには、そうした停滞感を吹き払う新しい息吹を感じるのです。 日本経済の復活に思いをはせるのは少し手前勝手でしょうか。