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2025.10.21 櫻井 英明

僥倖の領域

野村アセットの「(早期償還条項付)野村杯ベータ日本株2506」。
今年6月に設定され純資産で1800億円程度になっていたそうです。
組み入れはフジクラ、SBG、日立などハイテク中心。
1万円でスタートし10月9日には12500円を上回り早期償還確定。
10月9日が12745円。
それでも7月7日には9745円という時もありました。
とはいえ3か月で約25%の上昇ですから、あの悪名高い「年率換算」にすれば年100%。
安定運用になり株式運用→債券等運用への以降で株売りを懸念する声もありましたが危惧だったようです。

相場は「当たった。外れた」の世界。
相場分析を生業としている人にとっては「当たり外れ」は重要。
しかも当たっと時は誇張して喧伝する傾向になりがちです。
しかし「判じ物」や「クイズ」の問題を解いている訳ではありません。
たまたま考えた通りになったというのが正しいような気がします。
一人の人間が読みつくせるほど相場は単純ではありません。
永遠に見通し通りに動きてくれる訳でもありません。
ある一定の時間軸の範囲で、たまたま見通し通りに動いてくれることはあるでしょう。
しかしそれは必然ではなく、僥倖の領域。
「見通しの通りに動いてくれた」という謙虚な姿勢が必要です。

最近流行のChatGPT。
(1)ニュースの要約とニュース別のテーマ分析+関連銘柄(上がりそうな銘柄・下がりそうな銘柄)をまとめてください
(2)上記ニュースから本日注目度が特に高い5銘柄を教えてください
と聞いてみると結構興味深くなるそうです。

★10月17日(金)に気になった指標

〇SOX指数は22ポイント(0.32%)安の6777ポイントと3日ぶりに反落。
〇VIX指数は20.78(前日25.31)。
〇AAIISentiment Surveyで強気33.7%、弱気46.1%

〇日経平均は週間で506円下落と8週ぶりに反落。
 週足は8週連続陽線。
〇10月16日の47774円→47937円のマドは埋めた。
〇プライム市場の騰落レシオは90.51(前日92.20)。
〇東証グロース市場の騰落レシオは75.17(前日77.90)。
〇空売り比率は40.6%(前日36.9%、3日ぶりに40%超)。
 空売り規制なし銘柄の比率は10.8%(前日8.5%)。
〇日経VIは35.53(前日30.77)。
〇大商い株専有率(先導株比率)は42.9%(前日41.0%)。
〇海外投資家は現物1兆5868億円買い越し(前週1兆2398億円買い越し)。
〇信託銀行は現物4882億円売り越し(7週連続で売り越し)。

10月20日(月)に気になった指標

〇SOX指数は107ポイント(1.58%)高の6885ポイントと反発。
〇VIX指数は18.238(前日20.78)。
〇NYSEの売買高は10.81億株(前日13.46億株)。
 3市場の合算売買高は175億株(前日196億株、過去20日平均は202.1億株)。

〇日経平均は終値は1603円(△3.37%)高の49185円と高値引けで反発。
〇10月SQ値48779円には1勝5敗で「幻のSQ値」脱却。
〇NTレシオは15.14倍(前日15.01倍)。
〇上向きの25日線(46260円)から△6.32%
〇松井証券信用評価損益率速報で売り方▲29.518%(前日▲27.555%)。
〇日経平均採用銘柄のPERは18.86倍、EPSは2607円(前日2591円)。
〇大商い株専有率(先導株比率)は34.5%(前日42.9%)。
〇ボリンジャーのプラス2σが49245円。
〇シカゴ日経平均高値は49795円。
〇REITは5日続伸

以下は今朝の場況。

「フィラデルフィア半導体指数(SOX)は1.6%高で史上最高値を更新」

週明けのNY株式で主要3指数は揃って続伸。
金融株とハイテク株が買われ上昇を主導した。
アップルは過去最高値を更新した後、約3.9%高。
メタ、ネットフリックス、アルファベットが1.3─3.3%上昇。
フィラデルフィア半導体指数(SOX)は1.6%高で史上最高値を更新。
ラッセル2000指数は2.0%上昇。
国家経済会議(NEC)のハセット委員長が「政府機関の閉鎖は今週中に終了する公算が大きい」と述べたことは好感。
10年国債利回りは3.981%。
5年国債利回りは3.574%
2年国債利回りは3.459%。
30年国債利回りは4.569%。
ドル円は150円台後半。
WTI原油先物11月限は前日比0.02ドル(0.03%)安の1バレル=57.52ドル。
金先物12月限は前日比146.10ドル(3.47%)高の1オンス=4359.40ドル。
史上最高値を更新。
SKEW指数は147.14→147.63→151.31。
恐怖と欲望指数は26→30。
昨年7月4日が78、昨年10月18日が75(4月8日が3、2023年10月5日が20)。
4月8日の3がボトム。

週明けのNYダウは515ドル(1.12%)高の46706ドルと続伸。
高値46759ドル、安値46312ドル。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは104.97(前日98.66)。
NASDAQは310ポイント(1.37%)高の22990ポイントと続伸。
高値23031ポイント、安値22841ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは102.05(前日98.36)。
S&P500は71ポイント(1.07%)高の6735ポイントと続伸。
高値6744ポイント、安値6690ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは107.90(前日100.68)。
NYSEの騰落レシオは107.04(前日103.50)。
週明けのダウ輸送株指数は138ポイント(0.88%)高の15814ポイントと3日続伸。
SOX指数は107ポイント(1.58%)高の6885ポイントと反発。
VIX指数は18.238(前日20.78)。
NYSEの売買高は10.81億株(前日13.46億株)。
3市場の合算売買高は175億株(前日196億株、過去20日平均は202.1億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比370円高の49670円。
ドル建ては大証日中比475円高の49775円。
ドル円は150.74円。
10年国債利回りは4.010%。
2年国債利回りは3.463%。

「日経平均採用銘柄のPERは18.86倍、EPSは2607円で過去最高」

週明けの日経平均は寄り付き750円高。
終値は1603円(△3.37%)高の49185円と高値引けで反発。
高値49185円。
安値48254円。
日足は2日ぶりに陽線。
10月6日の2175円高には及ばなかったが歴代7位の昇幅。
10月SQ値48779円には1勝5敗で「幻のSQ値」脱却。
10月9日の48580円を上抜いて49185円が史上最高値。
10月9日の48597円を上抜いて49185円がザラバベースの史上最高値。
9月29日は45355円→45152円に下のマド。
10月14日の47962円→47865円のマドは埋めた。
10月16日の47774円→47937円のマドは埋めた。
10月20日は48140円→48254円にマド。
日経平均は105日連続で一目均衡の雲の上。
上限は42657円。
下限は41737円。
TOPIXは78.01ポイント(△2.46%)高の3248ポイントと反発。
10月9日の3257ポイントが史上最高値。
ザラバ高値は10月7日の3264ポイントが史上最高値。
25日線(3172ポイント)を4日連続で上回った。
75日線(3040ポイント)を4日連続で上回った。
200線(2836イント)を113日連続で上回った。
日足は3日ぶりに陽線。
TOPIXコア30指数は反発。
プライム市場指数は40.18ポイント(△2.46%)高の1672.50ポイントと反発。
東証グロース250指数は21.59ポイント(△3.04%)高の730.75と3日ぶりに反発。
25日線からの乖離は▲2.42%(前日▲5.51%)。
プライム市場の売買代金は5兆2893億円(前日5兆953億円)。
売買高は17.94億株(前日20.93億株)。
値上がり1456銘柄(前日433銘柄)。
値下がり132銘柄(前日1131銘柄)。
新高値53銘柄(前日19銘柄)。
新安値2銘柄(前日26銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは96.39(前日90.51)。
直近安値は83.34(24年11月13日)。
直近高値は155.21(25年8月13日)。
20年3月16日が40.12。
東証グロース市場の騰落レシオは78.69(前日75.17)。
NTレシオは15.14倍(前日15.01倍)。
20年12月30日が12.90倍。
サイコロは8勝4敗で66.66%。
TOPIXは8勝4敗で66.66%。
東証グロース市場指数は7勝5敗で58.33%。
上向きの25日線(46260円)から△6.32%(前日△3.33%)。
30日連続で上回った。
上向きの75日線は43057円。
112日連続で上回った。
上向きの200日線(39675円)から△23.97%(前日△20.09%)
79日連続で上回った。
上向いた5日線は47913円。
2日ぶりに上回った。
13週線は44627円。
26週線は41621円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲29.518%(前日▲27.555%)。
買い方▲1.998%(前日▲4.174%)。
東証グロース250指数ネットスック信用損益率で売り方▲14.528%(前日▲9.191%)。
買い方▲15.329%(前日▲17.851%)。
空売り比率は35.9%(前日40.6%、2日ぶりに40%割れ)。
空売り規制なし銘柄の比率は7.9%(前日10.8%)。
2日ぶりに1ケタ。
2月12日が14.1%。
3月14日が15.2%。
日経VIは30.04(前日35.53)。
4月7日が58.39。
2024年8月5日が76.69。
日経平均採用銘柄のPERは18.86倍(前日18.36倍)。
EPSは2607円(前日2591円)。
直近ピークは10月17日2599円、2月13日2564円。
直近ボトムは5月16日2186円。
前期基準では17.65倍。
前期基準のEPSは2786円(前日2766円)。
225のPBRは1.67倍(前日1.63倍)。
BPSは29452円(前日29191円)。
日経平均の予益回りは5.30%。
予想配当り利回りは1.87%。
指数ベースではPERは24.99倍(前日24.17倍)。
EPSは1968円(前日1968円)。
PBRは2.39倍(前日2.32倍)。
BPSは20579円(前日20509円)。
益回りは4.00%(前日4.14%)。
配当利回りは1.60%(1.66%)。
10年国債利回りは1.670%(前日1.620%)。
プライム市場の予想PERは18.05倍。
前期基準では17.65倍。
PBRは1.57倍。
プライム市場の予想益回りは5.63%。
配当利回り加重平均は2.21%。
東証プライムのEPSは162.53(前日163.51)。
2025年2月が180.62。
2024年12月161.79。
2024年2月が174.18。
2024年1月が175.24。
2023年10月が177.72。
2022年4月が118.12。
大商い株専有率(先導株比率)は34.5%(前日42.9%)。
2月19日が48.3%だった。
2月26日に26.0%まで低下。
プライム市場の単純平均は54円高の2933円(前日は2879円)。
24年末が2753円。23年末が2827円。
プライム市場の売買単価は2947円(前日2433円)。
プライム市場の時価総額1108兆円(前日1082兆円)。
10月9日の1109兆円が過去最高。
ドル建て日経平均は326.96(前日317.49)と反発。
10月6日の319.40を上抜いて年初来高値かつ過去最高値。
2021年2月16日の290.62ドルがそれまでの過去最高値。
週明けのシカゴ日経平均は大証日中比370円高の49670円。
高値49795円、安値48335円。
週明けの大証夜間取引終値は日中比310円高の49610円。
ボリンジャーのプラス1σが47753円。
プラス2σが49245円。
プラス3σが50739円。
週足のボリンジャーのプラス1σが47074円。
プラス2σが49521円。
プラス3σが51967円。
9月配当権利落ち前は45354円。
3月配当権利落ち前は37799円。
9月月中平均は日経平均が44218.53円。
TOPIXが3134.24ポイント。
★25年3月日経平均の月中平均は37311円。
☆24年3月日経平均の月中平均は39844円。
★25年3月TOPIXの月中平均は2743.52ポイント。
☆24年3月TOPIXの月中平均は2728ポイント。
アノマリー的には木曜が「変化日」。

《今日のポイント10月21日》

(1)週明けのNY株式で主要3指数は揃って続伸。
   10年国債利回りは3.981%。
   5年国債利回りは3.574%
   2年国債利回りは3.459%。
   30年国債利回りは4.569%。
   ドル円は150円台後半。
   SKEW指数は147.14→147.63→151.31。
   恐怖と欲望指数は26→30。
   昨年7月4日が78、昨年10月18日が75(4月8日が3、2023年10月5日が20)。
   4月8日の3がボトム。

(2)週明けのダウ輸送株指数は138ポイント(0.88%)高の15814ポイントと3日続伸。
   SOX指数は107ポイント(1.58%)高の6885ポイントと反発。
   VIX指数は18.238(前日20.78)。
   NYSEの売買高は10.81億株(前日13.46億株)。
   3市場の合算売買高は175億株(前日196億株、過去20日平均は202.1億株)。
   週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比370円高の49670円。

(3)プライム市場の売買代金は5兆2893億円(前日5兆953億円)。
   売買高は17.94億株(前日20.93億株)。
   値上がり1456銘柄(前日433銘柄)。
   値下がり132銘柄(前日1131銘柄)。
   新高値53銘柄(前日19銘柄)。
   新安値2銘柄(前日26銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは96.39(前日90.51)。
   直近安値は83.34(24年11月13日)。
   直近高値は155.21(25年8月13日)。
   20年3月16日が40.12。
   東証グロース市場の騰落レシオは78.69(前日75.17)。
   NTレシオは15.14倍(前日15.01倍)。
   20年12月30日が12.90倍。
   サイコロは8勝4敗で66.66%。

   日足は2日ぶりに陽線。
   10月SQ値48779円には1勝5敗で「幻のSQ値」脱却。
   10月9日の48580円を上抜いて49185円が史上最高値。
   10月9日の48597円を上抜いて49185円がザラバベースの史上最高値。
   10月20日は48140円→48254円にマド。

   TOPIXは78.01ポイント(△2.46%)高の3248ポイントと反発。
   10月9日の3257ポイントが史上最高値。
   ザラバ高値は10月7日の3264ポイントが史上最高値。
   日足は3日ぶりに陽線。

(4)上向きの25日線(46260円)から△6.32%(前日△3.33%)。
   30日連続で上回った。
   上向きの75日線は43057円。
   112日連続で上回った。
   上向きの200日線(39675円)から△23.97%(前日△20.09%)
   79日連続で上回った。
   上向いた5日線は47913円。
   2日ぶりに上回った。
   13週線は44627円。
   26週線は41621円。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲29.518%(前日▲27.555%)。
   買い方▲1.998%(前日▲4.174%)。
   東証グロース250指数ネットスック信用損益率で売り方▲14.528%(前日▲9.191%)。
   買い方▲15.329%(前日▲17.851%)。

(6)空売り比率は35.9%(前日40.6%、2日ぶりに40%割れ)。
   空売り規制なし銘柄の比率は7.9%(前日10.8%)。
   日経VIは30.04(前日35.53)。

(7)日経平均採用銘柄のPERは18.86倍(前日18.36倍)。
   EPSは2607円(前日2591円)。
   直近ピークは10月17日2599円、2月13日2564円。
   直近ボトムは5月16日2186円。
   前期基準では17.65倍。
   前期基準のEPSは2786円(前日2766円)。
   225のPBRは1.67倍(前日1.63倍)。
   BPSは29452円(前日29191円)。
   日経平均の予益回りは5.30%。
   予想配当り利回りは1.87%。
   指数ベースではPERは24.99倍(前日24.17倍)。
   EPSは1968円(前日1968円)。
   PBRは2.39倍(前日2.32倍)。
   BPSは20579円(前日20509円)。
   益回りは4.00%(前日4.14%)。
   配当利回りは1.60%(1.66%)。
   10年国債利回りは1.670%(前日1.620%)。
   
(8)大商い株専有率(先導株比率)は34.5%(前日42.9%)。
   2月19日が48.3%だった。
   2月26日に26.0%まで低下。
   プライム市場の単純平均は54円高の2933円(前日は2879円)。
   24年末が2753円。23年末が2827円。
   プライム市場の時価総額1108兆円(前日1082兆円)。
   10月9日の1109兆円が過去最高。
   ドル建て日経平均は326.96(前日317.49)と反発。
   10月6日の319.40を上抜いて年初来高値かつ過去最高値。

(9)ボリンジャーのプラス1σが47753円。
   プラス2σが49245円。
   プラス3σが50739円。
   週足のボリンジャーのプラス1σが47074円。
   プラス2σが49521円。
   プラス3σが51967円。
   9月配当権利落ち前は45354円。
   3月配当権利落ち前は37799円。
   9月月中平均は日経平均が44218.53円。
   TOPIXが3134.24ポイント。
   ★25年3月日経平均の月中平均は37311円。
   ☆24年3月日経平均の月中平均は39844円。
   ★25年3月TOPIXの月中平均は2743.52ポイント。
   ☆24年3月TOPIXの月中平均は2728ポイント。
   アノマリー的には木曜が「変化日」。

今年の曜日別勝敗(10月20日まで)

月曜19勝16敗
火曜22勝15敗
水曜22勝19敗
木曜27勝13敗
金曜16勝25敗
(櫻井)。