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2022.05.24 櫻井 英明

神宮球場の雰囲気が変化

神宮球場の東京六大学野球春のリーグ戦は明治対立教3回戦。
明治が勝って2019年以来6シーズンぶりの優勝。
しかも完全優勝。
現役の頃は江川法政に4シーズン負け越したのが甦ります。
だから初めての提灯行列は3年の春でした。
ネットで神宮球場からの中継を見ていて思ったのは女性の応援団員の多さ。
今週から2年ぶりに内野のリーダー台を使えるようになったせいか目立ちました。
吹奏やチアだけでなくリーダーまで女性。
実社会より学生さんの方が一歩進んでいるような気がしました。

ゴルフの全米プロが終わりました。
今年はオクラホマ州タルサのサザンヒルズ・カントリークラブ。
サザンヒルズでは過去7回のメジャー大会を実施。
全米プロは2007年にタイガー・ウッズが優勝した全米プロをが直近として過去4度行われました。
本来はドナルド・トランプ氏所有のトランプ・ナショナルGCCベッドミンスター(米ニュージャージー州)で開催される予定でした。
しかし変更されたといいます。
因みに1992年がサザンヒルズ。
その年にたまたまサザンヒルズを訪れたことがあります。
厳格なメンバー制の由緒ある場所で、クラブにはジャックニクラウスの写真がアチコチに飾ってありました。
オクラホマ州のタルサなんてしている人も少ないでしょう。
飛行場に降りたっときに黒人の人と交わした言葉は「初めて日本人を見た」。
アメリカの静かな地方都市ではそんなものかも知れません。

相場は続くもの。
だから「その先」の見通しが重要になります。
でも現実は刹那的。
4日も上げが続けばしっぽの切れた凧のように永遠に上がり続けるような錯覚。
3日も上げればどこまでも底なしにはまり続けるというような解釈。
極論すれば今日上がれば強気になり、今日下げれば弱気になるもの。
この刹那的なリズムと付き合っている限り相場の神様はほほ笑んでくれないでしょう。

土曜にNHKの「ブラタモリ」を見ていて思ったのは究極のSDGs。
登場したのは明治時代の横浜-川崎を発展させた浅野総一郎氏でした。
富山から上京し夏は御茶ノ水の冷水に砂糖を入れて水売り。
冬は東大の赤門前でおでん屋さん。
その後、贈答用用竹の皮を取り扱い、廃棄物に等しいコークスを取り扱いセメントやコールタールの材料としたそうです。
公衆便所を設置。
その糞尿を肥料として販売して利益もあげたといいます。
最終的には浅野財閥となったのだからすごいこと。
SDGsの幕開けは日本でははるか昔にあったことになります。
だから、今更言わなくても良いのかも知れません。

季節外れのダヴォス会議。
スイスのシンクタンク「世界経済フォーラム」の年次総会(ダボス会議)がスイス東部ダボスで開幕。
新型コロナウイルスの影響で延期を繰り返し、対面での開催は2020年1月以来22年4カ月ぶり。
ロシアの会員企業は今回は参加が認められていません。
ウクライナの関係者らはWEBで出席。
会議場の近くには、ロシアの残虐行為を伝える「ロシア戦争犯罪ハウス」が設置されたそうです。
今回のテーマは「歴史的転換点における政策とビジネス戦略の行方」。
ウクライナ侵攻後の国際政治、インフレ進行を踏まえた世界経済の見通し、食料危機や気候変動対策などを話し合う予定。
EUのフォンデアライエン欧州委員長やドイツのショルツ首相らも演説を予定。
バイデン米大統領や中国の習近平国家主席、日本の岸田文雄首相らは出席を見送りました。
岸田首相は4月25日に首相官邸で世界経済フォーラムのシュワブ会長と面会。
「ロシアによるウクライナ侵攻などで経済社会の変革が重要。
そうした変革を後押しする国際政治の潮流をつくるための結束も求められる」と指摘。
日本にとっては来年のG7サミットへの布石にもなるのでしょう。

以下は今朝の場況。

「上昇」

週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。
ほぼ全面高となった。
NYダウは2%近く続伸。
前週まで8週連続で下落。
その間の下落幅は3600ドル近くに達したことからの押し目買いとの解釈。
JPモルガンは222年12月期通期の純金利収入の見通しを上方修正。
同社株は6%高。
連想買いでゴールドマン・サックスなど銀行株は軒並み上昇した。
バイデン大統領が「中国製品に課している制裁関税の引き下げを検討している」とコメント。
これも好材料視された。
アップルが4%、マイクロソフトが3%上昇。
「5月に入ってから相場は下落、
株式市場には月末にかけ年金基金の資産配分見直しに伴う買いが入る」との観測もある。
NASDAQは4日ぶりに反発。
10年国債利回りは2.860%。
2年国債利回りは2.628%。
ドル円は127円台後半。
WTI原油7月物は前日比0.01ドル(0.01%)高の1バレル=110.29ドル。
SKEW指数は122,66→122.32→120.55。
恐怖と欲望指数は11→14。

週明けのNYダウは618ドル(1.98%)高の31261ドルと続伸。
高値31968ドル、安値31395ドル。
サイコロは5勝7敗。
NASDAQは180ポイント(1.59%)高の11535ポイントと4日ぶりに反発。
高値11552ポイント、安値11304ポイント。
サイコロは5勝7敗。
S&P500は72ポイント(1.86%)高の3973ポイントと続伸。
高値3981ポイント、安値3909ポイント。
サイコロは5勝7敗。
ダウ輸送株指数は266ポイント(1.97%)高の13757ポイントと続伸。
SOX指数は0.54%高の2898ポイントと4日ぶりに反発。
VIX指数は28.48。
3市場の売買高は109.3億株(前日は130億株、直近20日平均133.6株)。
225先物CME円建ては大証日中比35円高の27085円。
ドル建ては大証日中比50円高の27100円。
ドル円は127.87円。
10年国債利回りは2.860%。
2年国債利回りは2.628%。

「5日と25日はGC」

週明けの日経平均は寄り付き252円高。
終値は262円(△0,98%)高の27001円。
続伸し5月6日の27003円以来2週間ぶりに27000円台を回復。
「5月12日安値25748円が二番底だった。
その先は4月21日の27553円への挑戦」という声が聞こえる。
TOPIXは17.20ポイント(△0.92%)高の1894ポイントと続伸。
プライム市場指数は8.82ポイント高の974.58と続伸。
東証マザーズ指数は2.67%高と続伸。
プライム市場の売買代金は2兆6714億円(前日は2兆9995億円)。
2日連続で2兆円台。
値上がり1430銘柄(前日1270銘柄)。
値下がり352銘柄(前日492銘柄)。
新高値95銘柄(前日75銘柄)。
新安値6銘柄(前日62銘柄)。
日経平均の騰落レシオは104.26(前日94.34)。
NTレシオは14.25倍(前日14.24倍)。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
右肩上がりの25日線(26730円)からは△1.02%(前日△0.13%)。
2日連続で上回った。
上向きに転じた75日線は26821円。
3日ぶりに上回った。
下向きの200日線(27965円)からは▲3.45%(前日▲4.40%)。
86日連続で下回った。
上向きの5日線は26742円。
2日連続で上回った。
一応25日線を上抜きゴールデンクロス。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.167%(前日▲12.461%)。
買い方▲10.066% (前日▲11.010%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲7.074%(前日▲3,301%)。
買い方▲30.337% (前日▲32.143%)。
空売り比率は41.3%(前日44.2%。3月24日から38日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は6.4%(前日8.0%)。
日経VIは23.90(前日23.68)。
日経平均採用銘柄の予想PERは13.28倍(前日12.85倍)。
4日ぶりに13倍台。
前期基準では13.05倍。
EPSは2033円(前日2080円)。
225のPBRは1.17倍。
BPSは23007円(前日23050円)
日経平均の益回りは7.53%。
10年国債利回りは0.236%。
プライム市場の予想PERは13.94倍。
前期基準では13.99倍。
PBRは1.18倍。
プライム市場の単純平均は25円高の2404円。
プライム市場の売買単価は2433円(前日2392円)。
プライム市場の時価総額は687兆円(前日680兆円)。
ドル建て日経平均は211.26(前日209.27)。
週明けのシカゴ225先物円建て終値は大証日中比35円高の27085円。
高値27145円、安値26780円。
大証先物夜間取引終値は日中比70円高の27120円。
気学では「数日来高き時は反落する」。
水曜は「下放れ突っ込みは買い。逆なら見送るべし」。
木曜は「前場と後場と仕成りを異にして動く日」。
金曜は「初め高いと下押しを見せるが、安寄りしたら買い狙え」。
ボリンジャーのプラス1σが27117円。
プラス2σが27505円。
マイナス1σが26342円。
マイナス2σが25954円。
一目均衡の雲の上限が26856円。
下限が26510円。
10日ぶりに雲の上。

《今日のポイント5月24日》

(1)週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。
ほぼ全面高となった。
10年国債利回りは2.860%。
2年国債利回りは2.628%。
ドル円は127円台後半。
SKEW指数は122,66→122.32→120.55。
恐怖と欲望指数は11→14。

(2)ダウ輸送株指数は266ポイント(1.97%)高の13757ポイントと続伸。
SOX指数は0.54%高の2898ポイントと4日ぶりに反発。
VIX指数は28.48。
3市場の売買高は109.3億株(前日は130億株、直近20日平均133.6株)。
225先物CME円建ては大証日中比35円高の27085円。

(3)プライム市場の売買代金は2兆6714億円(前日は2兆9995億円)。
2日連続で2兆円台。
値上がり1430銘柄(前日1270銘柄)。
値下がり352銘柄(前日492銘柄)。
新高値95銘柄(前日75銘柄)。
新安値6銘柄(前日62銘柄)。
日経平均の騰落レシオは104.26(前日94.34)。
NTレシオは14.25倍(前日14.24倍)。
サイコロは7勝5敗で58.33%。

(4)右肩上がりの25日線(26730円)からは△1.02%(前日△0.13%)。
2日連続で上回った。
上向きに転じた75日線は26821円。
3日ぶりに上回った。
下向きの200日線(27965円)からは▲3.45%(前日▲4.40%)。
86日連続で下回った。
上向きの5日線は26742円。
2日連続で上回った。
一応25日線を上抜きゴールデンクロス。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.167%(前日▲12.461%)。
買い方▲10.066% (前日▲11.010%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲7.074%(前日▲3,301%)。
買い方▲30.337% (前日▲32.143%)。

(6)空売り比率は41.3%(前日44.2%。3月24日から38日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は6.4%(前日8.0%)。
日経VIは23.90(前日23.68)。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは13.28倍(前日12.85倍)。
4日ぶりに13倍台。
前期基準では13.05倍。
EPSは2033円(前日2080円)。
225のPBRは1.17倍。
BPSは23007円(前日23050円)
日経平均の益回りは7.53%。
10年国債利回りは0.236%。

(8)プライム市場の単純平均は25円高の2404円。
プライム市場の時価総額は687兆円(前日680兆円)。
ドル建て日経平均は211.26(前日209.27)。

(9)ボリンジャーのプラス1σが27117円。
プラス2σが27505円。
マイナス1σが26342円。
マイナス2σが25954円。
一目均衡の雲の上限が26856円。
下限が26510円。
10日ぶりに雲の上。

今年の曜日別勝敗(5月23日まで)

月曜7勝11敗
火曜11勝8敗
水曜11勝7敗
木曜9勝10敗
金曜9勝9敗
(櫻井)。