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2023.10.24 櫻井 英明

バイオベンチャーの世界はPBR=PERXROE

177社のスタンダード市場移により先週末プライム上場企業数は1659社に減少しました。
一方プライム市場単純平均は2523円→2688円(165円高)と上昇。
時価総額の中央値は市場が創設された2022年4月比で247億円増の848億円。
グローバル企業向けの市場として絞り込みが進んだ格好なのでしょうか。

先日ラクオリア製薬のIRで竹内社長から頂戴した資料。
「創薬ベンチャーの投資・回収イメージ」

★PBR=PERXROE

PERは成長期待、PBRは収益性という図式です。
投資フェーズでは研究費が多くなります。
ただ成長期待によってPERを向上させるステージ。
回収フエーズでは収益が上がり始め投資回収によってROEが向上するステージ。
その分水嶺は導出時点。
これはわかりやすいでしょう。

18日の日経朝刊「大機小機」。
何とも言えない債券畑のような市場関係者の言は「日銀の株価維持策の出口は」。
遭遇した一文は「日本経済が正常化しつつあるにもかかわらず、PKOに議論が及ばないのは、株式関係者のリテラシーの低さの象徴だろうか」。
加えて「債券関係者は今の株価水準は決して安くないのに、なぜ日銀はまだETFを買うのかと疑問視する」。
YCCが終わりそうなのにETFは買うのかという嫉妬なのでしょうか。
その羨望を「株式関係者のリテラシーの低さ」と転嫁しているようにも思えます。
「惰性で株式を買い続けるのだとすれば、日銀らしくない」とも。
個人投資家さんにはこの「株式畑と債券畑」の壁は見えません。
バブル前は債券畑は株式のおまけみたいなもの。
ただ理論だけは強い存在でした。
所属した証券会社の確か13階がエクイティで14階が債券のトレーディングルーム。
「13階は動物的勘の世界」と朝の会議でよく揶揄されたことが思い起こされます。
バブル崩壊後は債券畑がイニシアチブを取り、株しい畑は商い的にもその従属物と化していた印象です。
そして言われたのが「彼らは動物的勘、債券は理詰め」。
あながち否定はしませんが、それでもこのカースト制度みたいな発想は続いているのでしょうか。
「リテラシーの低さ」という一言が物語っていました。

そういえば12年前に米政府が一時閉鎖した時にこんなことを書いていました。
金利と景気の関係を含めて、ほとんど状況は進歩していないようです。

政府機関の一時閉鎖でいい加減さが増した2012年の米雇用統計10月分。
発表は1週間遅れた。
結果は20万人増での着地。
市場予想は12〜13万人程度だったから多少はサプライズ。
これを演出というのかどうかは微妙。
9月分は14.8万人→16.3万人、8月分は19.3万人→23.8万人に上方修正。
9月に金融緩和の縮小をしたくなかったから低めの設定。
9月を通過したので元に戻したなんて穿った見方もできなくはない。
そして政府機関の一部閉鎖での一時帰休した職員の雇用は維持との解釈。
一方失業率では一時帰休は失業との解釈。
この首尾一貫していない姿勢は興味深かった。
12年前も同じことを言っていた。
雇用減少→金融緩和維持→株高。
雇用増加→金融緩和縮小→株安→景気実態良好観測→株高。
このねじれた解釈こそ真骨頂だろうか。

以下は今朝の場況。

「S&P500は200日移動平均を終値で2日連続下回った」

週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
NYダウは4日続落、S&P500は小幅安。
S&P500は200日移動平均を終値で2日連続下回った。
一方、ナスダック総合は金利動向に敏感なモメンタム銘柄が主導して反発。
薬局チェーン大手ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスが3.3%高。
石油大手シェブロンが3.7%安。
8月のシカゴ連銀全米活動指数はプラス0.02。
市場予想はマイナス0.14だった。
10年国債利回りは4.835%。
2年国債利回りは5.060%。
ドル円は149円台後半。
WTI原油12月物は2.59ドル(2.9%)安の85.49ドル。
ビットコインが2.9%高の3万0859ドルと3カ月ぶりの高値水準。
SKEW指数は137.73→136.74→133.92。
(5月31日が158.30)。
恐怖と欲望指数は25→27。
(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。

週明けのNYダウは190ドル(0.58%)安の32936ドルと4日続落。
高値33234ル、安値32892ドル。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは70.78%(前日73.15%)。
NASDAQは34ポイント(0.27%)高の13018ポイントと5日ぶりに反発。
高値13143ポイント、安値12848ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは74.56%(前日75.04%)。
S&P500は7ポイント(0.17%)安の4217ポイントと5日続落。
高値4255ポイント、安値4189ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは76.90%(前日79.34%)。
ダウ輸送株指数は210ポィント(0.57%)安の14239ポイントと反落。
SOX指数は17ポイント(0.53%)安の3298ポイントと5日続落。
VIX指数は20.37(前日21.71)。
3市場の合算売買高は108億株(前日110.5億株、過去20日平均は106.7億株)。
NYSE売買高は9.50億株(前日11.80億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比25円安の30975円。
ドル建ては大証日中比5円安の30995円。
ドル円は149.70円。
1ドル=150.14円まで下落した。
10年国債利回りは4.835%。
2年国債利回りは5.060%。

「プライム市場の騰落レシオは75.07と今年最低水準」

週明けの日経平均は寄り付き108円安。
終値は259円安の30999円と3日続落。
10月6日以来の31000円割れ。
高値31177円、安値30974円。
日足は2日ぶりに陰線。
19日は31867円→31669円にマド。
10月暫定SQ値32360.91円に8敗。
日経平均は先週1056円下落。
3日続落で1041円下落。
TOPIXは16.84イント(▲0.75%)安の2238ポイントと3日続落。
プライム市場指数は8.67ポイント(▲0.75%)安の1152.18と3日続落。
東証スタンダード指数は3日続落。
東証マザーズ指数は21.90ポイント(▲3.33%)安の635.40と3日続落。
1年3か月ぶりの安値水準。
25日移動平均からの乖離はマイナス9.40%(前日マイナス6.84%)。
第2次限界水準。
プライム市場の売買代金は2兆8792億円(前日3兆2819億円)。
8月29日以来37日ぶりに3兆円割れ。
値上がり265銘柄(前日659銘柄)。
値下がり1357銘柄(前日944銘柄)。
新高値20銘柄(前日20銘柄)。
新安値124銘柄(前日114銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは75.07(前日81.49)。
大発会が75.90%だったから今年最低。
東証グロース市場の騰落レシオは72.01(前日75.73)。
NTレシオは13.85倍(前日13.86倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
TOPIXは6勝6敗で50.00%。
マザーズ指数は6勝6敗で50.00%。
下向きの25日線(31554円)からは▲3.05%(前日▲2.50%)。
7日連続で下回った。
下向きの75日線は32298円。
7日連続で下回った。
上向きの200日線(30211円)からは△2.61%(前日△3.55%)。
143日連続で上回った。
下向きの5日線は31554円。
6日連続で下回った。
13週線は32032円。
6日連続で下回った。
26週線は31923円。
6日連続で下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.930%(前日▲13.798%)。
買い方▲12.125%(前日▲10.772%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△2.55%(前日△0.786%)。
買い方▲27.144%(前日▲24.234%)。
空売り比率は45.5%(前日45.8%、7日連続で40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率は8.3%(前日9.8%)。
8月18日が10.4%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
日経VIは23.52(前日23.20)。
2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄のPERは14.83倍(前日14.95倍)。
2日連続で14倍台。
9月19日は16.11倍だった。
前期基準では15.26倍。
EPSは2090円(前日2090円、直近ボトムは9月28日2056円)。
昨年11月15日の過去最高準は2238円。
225のPBRは1.27倍(前日1.28倍)。
BPSは24409円(前日24421円)。
10年国債利回りは0.860%(前日0.835%)。
2013年7月以来の高水準となった。
日経平均の予想益回りは6.74%。
予想配当り利回りは2.06%。
プライム市場の予想PERは15.01倍。
前期基準では15.67倍。
PBRは1.24倍。
プライム市場の予想益回りは6.66%。
配当利回り加重平均は2.32%。
プライム市場の単純平均は29円安の2659円(前日は165円高の2688円)。
プライム市場の売買単価は2473円(前日2609円)。
プライム市場の時価総額は799兆円(前日805兆円)。
ドル建て日経平均は206.77(前日208.58)と3日続落。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比25円安の30975円。
高値31195円、安値30725円。
大証先物夜間取引終値は大証日中比60円高の31060円。
気学では「初め高いと後安し。吹き値売り方針良し」。
水曜が「押し込むと戻す日。悪目買い良し」。
木曜が「上寄りすると押し込む日」。
金曜が「高値にある時は急落することあり」。
ボリンジャーのプラス1σが32703円。
マイナス1σが31248円。
マイナス2σが30520円。
週足のボリンジャーのプラス1σが32753円。
マイナス1σが31311円。
マイナス2σが30590円。
9月配当落ちを埋める基準は日経平均で32371円。
TOPIXで2379ポイント。

《今日のポイント10月24日》

(1)週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
   S&P500は200日移動平均を終値で2日連続下回った。
   10年国債利回りは4.835%。
   2年国債利回りは5.060%。
   ドル円は149円台後半。
   SKEW指数は137.73→136.74→133.92。
   (5月31日が158.30)。
   恐怖と欲望指数は25→27。
   (2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。

(2)ダウ輸送株指数は210ポィント(0.57%)安の14239ポイントと反落。
   SOX指数は17ポイント(0.53%)安の3298ポイントと5日続落。
   VIX指数は20.37(前日21.71)。
   3市場の合算売買高は108億株(前日110.5億株、過去20日平均は106.7億株)。
   NYSE売買高は9.50億株(前日11.80億株)。
   週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比25円安の30975円。

(3)プライム市場の売買代金は2兆8792億円(前日3兆2819億円)。
   8月29日以来37日ぶりに3兆円割れ。
   値上がり265銘柄(前日659銘柄)。
   値下がり1357銘柄(前日944銘柄)。
   新高値20銘柄(前日20銘柄)。
   新安値124銘柄(前日114銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは75.07(前日81.49)。
   大発会が75.90%だったから今年最低。
   東証グロース市場の騰落レシオは72.01(前日75.73)。
   NTレシオは13.85倍(前日13.86倍)。
   サイコロは6勝6敗で50.00%。

(4)下向きの25日線(31554円)からは▲3.05%(前日▲2.50%)。
   7日連続で下回った。
   下向きの75日線は32298円。
   7日連続で下回った。
   上向きの200日線(30211円)からは△2.61%(前日△3.55%)。
   143日連続で上回った。
   下向きの5日線は31554円。
   6日連続で下回った。
   13週線は32032円。
   6日連続で下回った。
   26週線は31923円。
   6日連続で下回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.930%(前日▲13.798%)。
   買い方▲12.125%(前日▲10.772%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△2.55%(前日△0.786%)。
   買い方▲27.144%(前日▲24.234%)。

(6)空売り比率は45.5%(前日45.8%、7日連続で40%超)。
   空売り規制なしの銘柄の比率は8.3%(前日9.8%)。
   8月18日が10.4%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
   日経VIは23.52(前日23.20)。
   2月16日の安値は14.63。

(7)日経平均採用銘柄のPERは14.83倍(前日14.95倍)。
   2日連続で14倍台。
   9月19日は16.11倍だった。
   前期基準では15.26倍。
   EPSは2090円(前日2090円、直近ボトムは9月28日2056円)。
   昨年11月15日の過去最高準は2238円。
   225のPBRは1.27倍(前日1.28倍)。
   BPSは24409円(前日24421円)。
   10年国債利回りは0.860%(前日0.835%)。

(8)プライム市場の単純平均は29円安の2659円(前日は165円高の2688円)。
   プライム市場の時価総額は799兆円(前日805兆円)。
   ドル建て日経平均は206.77(前日208.58)と3日続落。

(9)ボリンジャーのプラス1σが32703円。
   マイナス1σが31248円。
   マイナス2σが30520円。
   週足のボリンジャーのプラス1σが32753円。
   マイナス1σが31311円。
   マイナス2σが30590円。
   9月配当落ちを埋める基準は日経平均で32371円。
   TOPIXで2379ポイント。

今年の曜日別勝敗(10月23日まで)

月曜24勝14敗
火曜29勝11敗
水曜20勝19敗
木曜21勝19敗
金曜21勝19敗
(櫻井)。