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2023.10.10 櫻井 英明

実学プラス心学で株式投資論

8日の茅場町「KABOTOONE」でストボフォーラム。
4階大ホールは600人満席状態。
大半は首都圏の方々でしたが神戸とか名古屋とか遠方からの参加者も散見されました。
4年ぶりのリアル開催。
皆様ご来場いただきありがおうございました。
「水曜後場見てます」の声をたくさん頂戴しました。
多かったのは「漫談楽しみです」。
結構真面目に実況していますが、皆さん「漫談」とおっしゃっていました、
きっとある意味漫談なのでしょう。
まあ時間つぶしのように結論のない「床屋政談」よりはマシかもい知れません。
わずか5分だけの「2024年見通し」で申し上げたのは「投資のコツは相場に気配り、銘柄に熟知」。
この「気配り」の中身が理解されたかどうかは不明ですが、まさに「気配り」です。
その気配りは決して高級なものではありません。
むしろ「実務的気配り」。
江戸時代の大阪の実学のように「理屈よりも実証性、合理性、現実性を尊び、空理空論の対極」。
京都に石田梅岩の「心学」にも似たようなもの。
「実学的株式投資論」を展開し「投資心理研究」を加えれば、株式投資はより身近なものになるでしょう。

「昨年の投資の日はマザーズ指数が安値で年末にかけて切り返しました」。
これは立派な気配りです。
あるいは歴史は繰り返すという点で忘れていけはいけない10年国債の利回りの話。
直近は上昇して0.8%と2013年以来の水準だ。
当時は前年末からアベノミクスのスタートで日経平均は50%超の上昇。
5月23日に高値を付けました。
10年国債利回りは4月5日の0.315%→5月23日1.000まで上昇。
そこが利回りも株価も目先の天井。
しかし日経平均は8000円→15000円そしてその後2万円→3万円と上昇。
この歴史は結構見逃されがちですがこれば歴史に学ぶ投資論になるでしょう。

株式投資で負けないコツは「相場に気配り、銘柄を熟知」。
雑音に惑わされず過去の歴史に学び、多くの指標を日々確認することで違和感を感じること。
そして未来のバーチャル体験をしてみること。
銘柄については、誰が何をして取引先はどこなんてことが重要。
決算短信は数字でなく行間まで見ること。
あるいは同業の動向はどうなのかを詳細に比較してみる。
これは理論なんて立派なものではなくやはり実務。
実務を離れて成長はありません。
格好良く「米国は、欧州は」なんて言葉に現実はないでしょう。
むしろ相場という現実を離れた現実逃避。
青い鳥は足元にいるのですし、現実を直視すること以上に相場観を磨くすべはありません。
結構つらい作業ですが相場と銘柄を必死になって年中読み続けること。
その意味ではストイックさが求められてきます。
残念ながらエピキュリアンやシュールなどの「快楽主義」の場所ではありません。
「相場は不安の壁を駆け上る」という格言も身に染みてきます。
でもストイックさを表面化することなく、漫談のように吹き流せば、それこそ「格好良く映る」かも知れません。

先週の朝日新聞「天声人語」で紹介されていた話はノーベル賞受賞のカタリン・カリコ氏の話。
高校時代に読んだストレス学の大家のハンス・セリエ氏の本の一節。
「自分ができることに集中すること。
他人がしていることや他人がするべきことを気にして時間の無駄遣いをするな」。
そして「たとえ成果が出なくても、諦めてはいけない。
自分を信じろ。
長く味気のない期間にたえる楽天性と自信が必要です」。
株式投資にも通じます。

以下は今朝の場況。

「続伸」

週明けのNY株式市場で主要3指数は続伸。
中東情勢の緊迫で原油先物が供給を巡る懸念から急騰。
エネルギー株が上昇。
指数は中東情勢の悪化を警戒して軟調にスタート。
FRBのジェファーソン副議長のコメント。
「債券利回りの上昇を通じた金融引き締めを今後も認識しつつ、将来の政策の方向性を評価することを心掛ける」、
株価市場はこのよりハト派的な発言が出たことを受け序盤の安値から切り返した。
ユナイテッド航空、デルタ航空、アメリカン航空がいずれも4%超下落。
原油高に加え、テルアビブ便の運航を停止したことを悪材料視。
一方防衛関連株は買われ、宇宙航空・防衛指数は5.6%高。
ノースロップ・グラマンが11.4%、L3ハリス・テクノロジーズが9.96%急伸。
ETFのアイシェアーズMSCIイスラエルETFとアーク・イスラエル・イノバティブ・テクノロジーETFはともに7%超下落。
9日の米国債券相場はコロンブスデーのため休場。
WTI原油11月限は3.59ドル(4.3%)高の86.38ドル。
SKEW指数は129.75→129.36→133.64。
(5月31日が158.30)。
恐怖と欲望指数は28→30。
(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。

週明けのNYダウは197ドル(0.59%)高の33604ドルと続伸。
高値33631ドル、安値33253ドル。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは76.42%(前日76.00%)。
NASDAQは52ポイント(0.39%)高の13484ポイントと続伸。
高値13509ポイント、安値13277ポイント。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは75.29%(前日77.04%)。
S&P500は27ポイント(0.63%)高の4335ポイントと続伸。
高値4341ポイント、安値4283ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは79.14%(前日78.80%)。
ダウ輸送株指数は133ポィント(0.90%)高の14941ポイントと続伸。
SOX指数は7ポイント(0.23%)安の3467ポイントと反落。
VIX指数は17.70(前日17.45)。
一時19.6まで上昇した。
3市場の合算売買高は87.1億株(前日97.6億株、過去20日平均は105.8億株)。
NYSE売買高は7.899億株(前日9.99億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比235円高の31255円。
ドル建ては大証日中比265円高の31285円。
債券・為替ともにコロンブスデーの為休場。

「急反発」

週末のNY株式市場で主要3指数は揃って急反発。
ハイテク株が上昇を主導。
S&P500とNASDAQ総合は1日としては8月下旬以来最大の上昇率。
9月の雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比33万6000人増。
市場予想の17万人増を大幅に上回った。
過去8カ月で最大の伸びとなった。
失業率は3.8%で、前月から横ばい。
平均時給は前年比4.2%増。
8月の4.3%増から鈍化し2021年6月以降で最小の伸びとなった。
エクソンモービルが1.7%安。
シェール大手パイオニア・ナチュラル・リソーシズの買収に向け交渉を進展させているという報道を嫌気。
パイオニアは10.4%高。
週間ではS&Pは0.5%高で5週ぶりの上昇。
NASDAQが1.6%上昇。
一方NYダウは0.3%安。
FF金利先物市場が織り込む11月FOMCでの利上げ確率は29%。
12月までの利上げ確率は42%。
2年国債と10年国債のイールドギャップはマイナス0.25%まで縮小。
10年国債利回りは4.794%。
2年国債利回りは5.081%。
ドル円は149円台前半。
WTI原油11月限は0.48ドル高の82.79ドル。
週間では8.81%下落。
SKEW指数は130.68→129.75→129.36。
(5月31日が158.30)。
恐怖と欲望指数は23→29。
(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。

週末のNYダウは288ドル(0.87%)高の33407ドルと反発。
高値33557ドル、安値32846ドル。
サイコロは4勝8敗。
騰落レシオは76.00%(前日70.00%)。
NASDAQは211ポイント(1.60%)高の13431ポイントと反発。
高値13472ポイント、安値13099ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは77.04%(前日74.69%)。
S&P500は50ポイント(1.18%)高の4308ポイントと反発。
高値4324ポイント、安値4219ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは78.80%(前日73.29%)。
ダウ輸送株指数は129ポィント(0.88%)高の14807ポイントと反発。
SOX指数は68ポイント(2.00%)高の3475ポイントと反発。
VIX指数は17.45(前日18.49)。
3市場の合算売買高は97.6億株(前日105.86億株、過去20日平均は107.2億株)。
NYSE売買高は9.99億株(前日9.31億株)。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比310円高の31330円。
ドル建ては大証日中比340円高の31360円。
ドル円は149.32円。
10年国債利回りは4.794%。
2年国債利回りは5.081%。

「下向きの25日線(32404円)からは▲4.35%」

週末の日経平均は寄り付き72円安。
終値は80円安の30994円と反落。
先週の5日続落での下落幅は約1845円(▲5.8%)。
3日は31759円→31608円にマド。
4日は31157円→30830円にマドで2空。
高値31160円、安値30928円。
日足は2日ぶりに陰線。
週間では82円安と3週続落。
週足は3週連続で陰線。
TOPIXは0.32ポイント(△0.01%)高の2264ポイントと続伸。
プライム市場指数は0.16ポイント(0.01%)高の1165.17と続伸。
東証スタンダード指数は続伸。
東証マザーズ指数は0.85ポイント(△0.12%)高の701.27と続伸。
25日移動平均からの乖離はマイナス4.16%(前日マイナス4.59%)。
プライム市場の売買代金は3兆2001億円(前日3兆7404億円)。
27日連続3兆円超。
値上がり1284銘柄(前日1725銘柄)。
値下がり507銘柄(前日97銘柄)。
新高値19銘柄(前日13銘柄)。
新安値30銘柄(前日50銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは93.47(前日93.28)。
東証グロース市場の騰落レシオは76.19(前日75.12)。
NTレシオは13.69倍(前日13.73倍)。
サイコロは3勝9敗で25.00%。
TOPIXは4勝8敗で33.33%。
マザーズ指数は6勝6敗で50.00%。
下向きの25日線(32404円)からは▲4.35%(前日▲4.29%)。
9日連続で下回った。
下向きの75日線は32481円。
9日連続で下回った。
上向きの200日線(29950円)からは△3.49%(前日△3.81%)。
133日連続で上回った。
下向きの5日線は31118円。
13日連続で下回った。
13週線は32253円。
26週線は31590円。
26週線を下回って4日目。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.719%(前日▲13.407%)。
買い方▲10.364%(前日▲10.507%)。
売り方買い方再度逆転。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲0.859%(前日▲0.396%)。
(22年1月25日△14.618%、20年3月13日△14.653%)。
買い方▲23.672%(前日▲24.176%)。
空売り比率は43.3%(前日45.3%、13日連続で40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率は9.3%(前日8.7%)。
8月18日が10.4%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
日経VIは20.47(前日20.84)。
2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄のPERは14.95倍(前日14.97倍)。
8月23日の14.98倍以来の14倍台が3日連続。
9月19日は16.11倍だった。
前期基準では15.37倍。
EPSは2073円(前日2075円)。
昨年11月15日の過去最高準は2238円。
225のPBRは1.28倍(前日1.28倍)。
BPSは24214円(前日24277円)。
10年国債利回りは0.800%(前日0.800%)。
日経平均の予想益回りは6.69%。
予想配当り利回りは2.05%。
プライム市場の予想PERは15.21倍。
前期基準では15.87倍。
PBRは1.26倍。
プライム市場の予想益回りは6.29%。
配当利回り加重平均は2.29%。
プライム市場の単純平均は11円高の2536円(前日2525円)。
プライム市場の売買単価は2226円(前日2263円)。
プライム市場の時価総額は810兆円(前日810兆円)。
ドル建て日経平均は208.21(前日209.04)と反落。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比310円高の31330円。
高値31390円、安値30860円。
大証先物夜間取引終値は大証日中比310円高の31330円。
気学では火曜が「押し目買いの日。但し急伸高は利入れ良し」。
水曜が「前後場逆転する日」。
木曜が「新高値は天井となる」。
金曜が「初め高いと後安き日。戻り売り方針良し」。
ボリンジャーのマイナス1σが31635円。
マイナス2σが30865円。
マイナス3σが30096円。
週足のボリンジャーのマイナス1σが31627円。
マイナス2σが31000円。
マイナス3σが30374円。
9月配当落ちを埋める基準は日経平均で32371円。
TOPIXで2379ポイント。
アノマリー的には「リーマンショック以降株安の日」。

《今日のポイント10月9日》

(1)週明けのNY株式市場で主要3指数は続伸。
   為替と債券相場はコロンブスデーのため休場。
   SKEW指数は129.75→129.36→133.64。
   (5月31日が158.30)。
   恐怖と欲望指数は28→30。
   (2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。

   週末のNY株式市場で主要3指数は揃って急反発。
   10年国債利回りは4.794%。
   2年国債利回りは5.081%。
   ドル円は149円台前半。
   SKEW指数は130.68→129.75→129.36。
   (5月31日が158.30)。
   恐怖と欲望指数は23→29。
   (2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。

(2)ダウ輸送株指数は133ポィント(0.90%)高の14941ポイントと続伸。
   SOX指数は7ポイント(0.23%)安の3467ポイントと反落。
   VIX指数は17.70(前日17.45)。
   一時19.6まで上昇した。
   3市場の合算売買高は87.1億株(前日97.6億株、過去20日平均は105.8億株)。
   NYSE売買高は7.899億株(前日9.99億株)。
   週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比235円高の31255円。
   債券・為替ともにコロンブスデーの為休場。

   ダウ輸送株指数は129ポィント(0.88%)高の14807ポイントと反発。
   SOX指数は68ポイント(2.00%)高の3475ポイントと反発。
   VIX指数は17.45(前日18.49)。
   3市場の合算売買高は97.6億株(前日105.86億株、過去20日平均は107.2億株)。
   NYSE売買高は9.99億株(前日9.31億株)。
   週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比310円高の31330円。

(3)プライム市場の売買代金は3兆2001億円(前日3兆7404億円)。
   27日連続3兆円超。
   値上がり1284銘柄(前日1725銘柄)。
   値下がり507銘柄(前日97銘柄)。
   新高値19銘柄(前日13銘柄)。
   新安値30銘柄(前日50銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは93.47(前日93.28)。
   東証グロース市場の騰落レシオは76.19(前日75.12)。
   NTレシオは13.69倍(前日13.73倍)。
   サイコロは3勝9敗で25.00%。

(4)下向きの25日線(32404円)からは▲4.35%(前日▲4.29%)。
   9日連続で下回った。
   下向きの75日線は32481円。
   9日連続で下回った。
   上向きの200日線(29950円)からは△3.49%(前日△3.81%)。
   133日連続で上回った。
   下向きの5日線は31118円。
   13日連続で下回った。
   13週線は32253円。
   26週線は31590円。
   26週線を下回って4日目。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.719%(前日▲13.407%)。
   買い方▲10.364%(前日▲10.507%)。
   売り方買い方再度逆転。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲0.859%(前日▲0.396%)。
   (22年1月25日△14.618%、20年3月13日△14.653%)。
   買い方▲23.672%(前日▲24.176%)。

(6)空売り比率は43.3%(前日45.3%、13日連続で40%超)。
   空売り規制なしの銘柄の比率は9.3%(前日8.7%)。
   8月18日が10.4%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
   日経VIは20.47(前日20.84)。
   2月16日の安値は14.63。

(7)日経平均採用銘柄のPERは14.95倍(前日14.97倍)。
   8月23日の14.98倍以来の14倍台が3日連続。
   9月19日は16.11倍だった。
   前期基準では15.37倍。
   EPSは2073円(前日2075円)。
   昨年11月15日の過去最高準は2238円。
   225のPBRは1.28倍(前日1.28倍)。
   BPSは24214円(前日24277円)。
   10年国債利回りは0.800%(前日0.800%)。

(8)プライム市場の単純平均は11円高の2536円(前日2525円)。
   プライム市場の時価総額は810兆円(前日810兆円)。
   ドル建て日経平均は208.21(前日209.04)と反落。

(9)ボリンジャーのマイナス1σが31635円。
   マイナス2σが30865円。
   マイナス3σが30096円。
   週足のボリンジャーのマイナス1σが31627円。
   マイナス2σが31000円。
   マイナス3σが30374円。
   9月配当落ちを埋める基準は日経平均で32371円。
   TOPIXで2379ポイント。
   アノマリー的には「リーマンショック以降株安の日」。

今年の曜日別勝敗(10月6日まで)

月曜24勝12敗
火曜27勝11敗
水曜18勝19敗
木曜20勝18敗
金曜21勝17敗
(櫻井)。