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2023.08.22 櫻井 英明

なんでもかんでも負け犬では絶対に勝てない

市場の時間軸は今日や明日。
しかし企業の時間軸は3か月や1年や3年あるいはそれ以上の時間軸。
このミスマッチが株価の錯誤や誤謬につながっているようです。
まさに同床異夢。
今日の株価を気にする担当者は多いですが、それ以上に頭の中を占めているのは今期や来期。
どちらがどちらにすり寄るべきかは結構難しいところです。
少なくとも今日や明日の株価の動きは未来のこととは言わないでしょう。

17日日経朝刊では「上場企業、3期連続最高益」の見出し。
非製造業の回復が鮮明だとの貝瀬悦。
東証プライム上場のうち1103社の集計。
予想を上方修正したのは84社。
下方修正は29社。
修正額は差し引き3362億円のプラスだったのこと。
「今期は6%増益」という計算でした。
ただ、決算を通過するたびに日経平均採用銘柄のEPSは減少。
決算発表前の2180円→2137円。
横這いと言えば横ばいですが、どうも市場の肌感覚とは大きく異なります。
18日日経朝刊では「上場企業4-6月、業種7割最終損益改善、非製造業けん引」。
そして「売上高純利益率今期5.6%、リーマン危機後3番目の高水準」とも。
「コロナで改革、稼ぐ力向上」との分析。
バブル崩壊や円高でもう絞っても水が出ない雑巾みたいにコスト削減に励んできた日本企業。
それでも危機対応でさらにコストを削減し、稼ぐ力をつけてきました。
これは評価して良い部分。
なんでもかんでも負け犬では絶対に勝てません。
謙虚さは重要。
でも自己PRも大切です。

以下は今朝の場況。

「エヌビディアが8.5%高と急伸」

週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
23日週内に四半期決算を発表する半導体大手エヌビディアが8.5%高と急伸。
NASDAQ総合は1%超高。
SOX(半導体株)指数は2.8%上昇した。
一方、NYダウ小反落。
一時下落幅は250ドルを超えた場面があった。
J&Jが3%下落。
2年国債と10年国債の利回り格差はマイナス0.656%。
10年国債利回りは4.321%。
一時4.354%と07年11月以来の高水準を記録した。
2年国債利回りは5.007%。
ドル円は146円台前半。
WTI原油9月限は0.53ドル(0.65%)安の1バレル=80.72ドル。
SKEW指数は132.51→134.77→133.59。
(5月31日が158.30)。
恐怖と欲望指数は45→46(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。

週明けのNYダウは36ドル(0.11%)安の34463ドルと反落。
高値34570ドル、安値34248ドル。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは98.40%(前日100.00%)。
NASDAQは206ポイント(1.56%)高の13497ポイントと5日ぶりに反発。
高値13516ポイント、安値13325ポイント。
サイコロは4勝8敗。
騰落レシオは81.83%(前日83.94%)。
S&P500は30ポイント(0.69%)高の4399ポイントと5日ぶりに反発。
高値4407ポイント、安値4360ポイント。
サイコロは4勝8敗。
騰落レシオは87.64%(前日89.01%)。
ダウ輸送株指数は4ポイント(0.02%)高の15705ポイントと続伸。
SOX指数は98ポイント(2.83%)高の3560ポイントと続伸。
VIX指数は17.13(前日17.30)。
NYSE売買高は8.56億株(前日10.04億株)。
3市場の合算売買高は97.5億株(前日106億株。直近20日は109.9億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比300円高の31800円。
ドル建ては大証日中比310円高の31810円。
ドル円は146.17円。
10年国債利回りは4.341%。
2年国債利回りは5.007%。

「売買代金は2日連続3兆円割れ」

週明けの日経平均は寄り付き102円安。
終値は114円高の31565円と4日ぶりに反発。
高値は31758円、安値は31409円。
一時上昇幅は300円を超えた場面もあったが尻すぼみ。
16日は32217円ー31997円にマド。
17日は31766円ー31704円にマドで2空。。
日足は3日ぶりに陽線。
3日間で800円近く下げて114円高。
TOPIXは4.20ポイント(△0.19%)高の2241ポイントと4日ぶりに反発。
プライム市場指数は2.15ポイント(△0.19%)高の1153.47と4日ぶりに反発。
東証スタンダード指数は6日ぶりに反発。
東証マザーズ指数は20.18ポイント(△2.82%)高の734.57と7日ぶりに反発。
プライム市場の売買代金は2兆5854億円(前日2兆8832億円)。
昨年も8月25日に2兆200億円という薄商いがあった。
9月5日には2兆円割れとなった。、
値上がり1177銘柄(前日334銘柄)。
値下がり587銘柄(前日1448銘柄)。
新高値44銘柄(前日20銘柄)。
3日連続で2ケタ。
新安値36銘柄(前日94銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは104.26(前日103.47)。
NTレシオは14.08倍(前日14.06倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
TOPIXは6勝6敗で50.00%。
マザーズ指数は4勝8敗で33.33%。
下向いた25日線(32400円)からは▲2.58%(前日▲3.03%)。
12日連続で下回った。
上向きの75日線は31984円。
4日連続で下回った。
上向きの200日線(29212円)からは△8.06%(前日△7.74%)。
100日連続で上回った。
下向きになった5日線は31729円。
6日連続で下回った。
7日に5日線は25日を下抜いてDC。
75日も下抜けてDC。
13週線は32384円。
26週線は30520円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.728%(前日▲14.593%)。
買い方▲8.839%(前日▲9.354%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲5.853%(前日▲4.099%)。
買い方▲24.372%(前日▲26.075%)。
空売り比率は45.3%(前日46.9%、6日連続で40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率8.4%(前日10.4%)。
週末は8月3日の12.2%以来の3ケタだった。
日経VIは19.94(前日19.52)。
2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄のPERは14.74倍(前日14.72倍)。
7月18日以来の14倍台。
7月12日の14.74倍のボトムを下回った。
前期基準では15.18倍。
EPSは2141円(前日2136円)。
11月15日の過去最高準は2238円。
225のPBRは1.26倍(前日1.26倍)。
BPSは25052円(前日24960円)。
10年国債利回りは0.645%(前日0.625%)。
日経平均の予想益回りは6.78%。
予想配当り利回りは2.06%。
プライム市場の予想PERは15.08倍。
前期基準では15.74倍。
PBRは1.24倍。
プライム市場の予想益回りは6.63%。
配当利回り加重平均は2.31%。
プライム市場の単純平均は10円高の2602円(前日2592円)。
プライム市場の売買単価は2348円(前日2406円)。
プライム市場の時価総額は802兆円(前日800兆円)。
ドル建て日経平均は217.07(前日216.36)と続伸。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比300円高の31800円。
高値31840円、安値31385円。
大証先物夜間取引終値は大証日中比320円高の31820円。
気学では火曜は「転換注意日。後場の波動に注意せよ」。
水曜は「波乱あり。方針堅持系一貫」。
木曜は「押し目買い」。
金曜は「初め高いと後安の日。吹き値あらば売り狙え」。
ボリンジャーのプラス1σが32875円。
マイナス1σが31925円。
マイナス2σが31450円。
マイナス3σが30975円。
週足のボリンジャーのプラス1σが33005円。
マイナス1σが31751円。
マイナス2σが31138円。
マイナス3σが30516円。
アノマリー的には「大幅高の特異日」。

《今日のポイント8月22日》

(1)週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
   10年国債利回りは4.321%。
   2年国債利回りは5.007%。
   ドル円は146円台前半。
   SKEW指数は132.51→134.77→133.59。
   (5月31日が158.30)。
   恐怖と欲望指数は45→46(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。

(2)ダウ輸送株指数は4ポイント(0.02%)高の15705ポイントと続伸。
   SOX指数は98ポイント(2.83%)高の3560ポイントと続伸。
   VIX指数は17.13(前日17.30)。
   NYSE売買高は8.56億株(前日10.04億株)。
   3市場の合算売買高は97.5億株(前日106億株。直近20日は109.9億株)。
   週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比300円高の31800円。

(3)プライム市場の売買代金は2兆5854億円(前日2兆8832億円)。
   昨年も8月25日に2兆200億円という薄商いがあった。
   9月5日には2兆円割れとなった。、
   値上がり1177銘柄(前日334銘柄)。
   値下がり587銘柄(前日1448銘柄)。
   新高値44銘柄(前日20銘柄)。
   3日連続で2ケタ。
   新安値36銘柄(前日94銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは104.26(前日103.47)。
   NTレシオは14.08倍(前日14.06倍)。
   サイコロは6勝6敗で50.00%。

(4)下向いた25日線(32400円)からは▲2.58%(前日▲3.03%)。
   12日連続で下回った。
   上向きの75日線は31984円。
   4日連続で下回った。
   上向きの200日線(29212円)からは△8.06%(前日△7.74%)。
   100日連続で上回った。
   下向きになった5日線は31729円。
   6日連続で下回った。
   7日に5日線は25日を下抜いてDC。
   75日も下抜けてDC。
   13週線は32384円。
   26週線は30520円。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.728%(前日▲14.593%)。
   買い方▲8.839%(前日▲9.354%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲5.853%(前日▲4.099%)。
   買い方▲24.372%(前日▲26.075%)。

(6)空売り比率は45.3%(前日46.9%、6日連続で40%超)。
   空売り規制なしの銘柄の比率8.4%(前日10.4%)。
   週末は8月3日の12.2%以来の3ケタだった。
   日経VIは19.94(前日19.52)。
   2月16日の安値は14.63。

(7)日経平均採用銘柄のPERは14.74倍(前日14.72倍)。
   7月18日以来の14倍台。
   7月12日の14.74倍のボトムを下回った。
   前期基準では15.18倍。
   EPSは2141円(前日2136円)。
   11月15日の過去最高準は2238円。
   225のPBRは1.26倍(前日1.26倍)。
   BPSは25052円(前日24960円)。
   10年国債利回りは0.645%(前日0.625%)。

(8)プライム市場の単純平均は10円高の2602円(前日2592円)。
   プライム市場の時価総額は802兆円(前日800兆円)。
   ドル建て日経平均は217.07(前日216.36)と続伸。

(9)ボリンジャーのプラス1σが32875円。
   マイナス1σが31925円。
   マイナス2σが31450円。
   マイナス3σが30975円。
   週足のボリンジャーのプラス1σが33005円。
   マイナス1σが31751円。
   マイナス2σが31138円。
   マイナス3σが30516円。
   アノマリー的には「大幅高の特異日」。

今年の曜日別勝敗(8月21日まで)

月曜21勝10敗
火曜23勝8敗
水曜15勝17敗
木曜16勝15敗
金曜19勝12敗
(櫻井)。