Blog

ブログ

2023.07.18 櫻井 英明

待ち待ち

CPIを待ち、雇用統計を待ち、PPIやOMCを待つ姿勢。
国内では日銀金融政策決定会合を待つ姿勢。
いつも「待ち待ち」の姿勢のオンパレードです。
事前予想は聞かれますが、事前予想に基づいて動く気配は少ない印象。
あくまでも結果を見てから行動する投資市場。
熟慮というか、安全志向というか、言い訳求めのような姿勢。
予断で動くと叱責されます、
しかし発表後は言い訳数値が出ているので抗弁可能。
つまり、機関投資家や市場関係者といわれる集団はほぼサラリーマンの世界。
他人より先には飛び出さず、他人と同じパーマンスで満足する集団。
だから「持たざるリスク」なんて言葉が登場します。
あるいは「リスク許容度に応じて債券投資を継続した結果、年度のパフオーマンスはマイナス」。
堂々とそんな運用報告書が存在します。
「相場予測」とか「見通し」などという言葉は「見極めたい」という一言で消滅してしまいます。
指標の結果を見てから動くのは誰にでもできること。
指標の結果を予測して前もって行動するのがプロでしょう。
ある意味市場は「壮大な素人集団」と言えるのかも知れません。
ゴール板を通過した後に「このレースはこの馬が走りそうですね」なんて予想をする競馬専門家はいないでしょう。

以下は今朝の場況。

「週明けは揃って上昇」

週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。
金融とテクノロジー株が上昇をけん引。
今週決算発表を予定している企業はテスラ、ネットフリックスなど。
金融ではバンク・オブ・アメリカ、モルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックスなど。
テスラが3.2%高。
一方、フォード・モーターは5.94%下落。
アップルが1.73%上昇。
アクティビジョン・ブリザードがは3.49%高。
AT&Tは6.69%下落し30年ぶりの安値水準。
7月のニューヨーク州製造業業況指数はプラス1.1。
前月のプラス6.6から低下した。
市場予想のマイナス4.3は上回った。
10年国債利回りは3.808%。
2年国債利回りは4.742%。
FF金利が11月までに5.40%でピークを迎えるというのが市場の見方。
来週25━26日のFOMC以降、追加利上げが実施される確率は低いという解釈。
ドイツ連邦銀行は「独経済は第2四半期にやや持ち直した。
ただ23年のGDPが6月時点予想(前年比0.3%減)より悪化する可能性がある」との見通しを示した。
ECBは来週の理事会で0.25%ポイントの利上げを実施すると予想されている。
ドル円は138円台後半。
WTI原油先物8月限は前日比1.27ドル(1.68%)安の1バレル=74.15ドル。
SKEW指数は147.08→149.48→142.24。
(5月31日が158.30)。
恐怖と欲望指数は79→80(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。

週明けのNYダウは76ドル(0.22%)高の34585ドルと6日続伸。
高値34665ドル、安値34418ドル。
サイコロは9勝3敗。
騰落レシオは116.14%(前日116.76%)。
NASDAQは131ポイント(0.93%)高の14244ポイントと反発。
高値14274ポイント、安値14138ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは104.10%(前日102.03%)。
S&P500は16ポイント(0.37%)高の4522ポイントと反発。
高値4532ポイント、安値4504ポイント。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは127.176%(前日126.46%)。
ダウ輸送株指数は2ポイント(0.01%)安の15824ポイントと4日続落。
SOX指数は86ポイント(2.31%)高の3837ポイントと反発。
VIX指数は13.48(前日13.34)。
NYSE出来高は8.16億株(前日8.51億株)。
3市場の合算売買高は95.4億株(前日は107.2億株。過去20日平均は109.2億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比変わらずの32340円。
ドル建ては大証日中比50円高の32390円。
ドル円は138.71円。
10年国債利回りは3.808%。
2年国債利回りは4.742%。

週末のNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
NYダウは5日続伸で過去最高値を更新。
一方S&P500とNASDAQは5日ぶりに反落。
週間でNYダウは2.3%、S%Pが2.4%、ナスダック総合が3.3%それぞれ上昇。
S&P500の年初来上昇率は約17%。
四半期決算が増益だったJPモルガン・チェースは0.6%上昇。
ウェルズ・ファーゴは0.3%安。
ユナイテッドヘルス・グループが7.2%上昇。
テスラは1.3%上昇。
NYダウの上昇に寄与した。
S&P採用500銘柄の利益は前年同期比8.1%減の見通し。
7月のミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)は72.6。
2021年9月以来約2年ぶりの高水準に上昇。
1年先のインフレ期待は3.4%、5年先のインフレ期待は3.1%に上昇した。
10年国債利回りは3.830%。
2年国債利回りは4.767%。
ドル円は138円台後半。
週間ベースでの下落は1月以来の大きさとなった。
WTI原油先物8月限は前日比1.47ドル(1.91%)安の1バレル=75.4 2ドル。
週間では2.11%上昇。
SKEW指数は148.32→147.08→149.48。
(5月31日が158.30)。
恐怖と欲望指数は80→80(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。

週末のNYダウは113ドル(0.33%)高の34509ドルと5日続伸。
高値34592ドル、安値34425ル。
過去最高値を更新。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは116.76%(前日122.55%)。
NASDAQは24ポイント(0.18%)安の14113ポイントと5日ぶりに反落。
高値14232ポイント、安値14081ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは102.03%(前日106.33%)。
S&P500は4ポイント(0.10%)安の4505ポイントと5日ぶりに反落。
高値4527ポイント、安値4499ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは126.46%(前日133.98%)。
ダウ輸送株指数は87ポイント(0.55%)安の15826ポイントと3日続落。
SOX指数は46ポイント(1.23%)安の3750ポイントと6日ぶりに反落。
VIX指数は13.34(前日13.61)。
NYSE出来高は8.51億株(前日8.74億株)。
3市場の合算売買高は107.2億株(前日は108.2億株。過去20日平均は110.4億株)。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比20円安の32320円。
ドル建ては大証日中比30円高の32370円。
ドル円は138.73円。
10年国債利回りは3.830%。
2年国債利回りは4.767%。

週間ベースでNYダウは2.3%高。
NASDAQ総合は3.3%高。
S&P500は2.4%高。
それぞれ2週ぶり反発。
フィラデルフィア半導体指数(SOX)指数は4.83%高。

「空売り規制なしの銘柄の比率11.3%」

水曜の日経平均は寄り付き168円高。
終値は25円安の32391円と反落。
日足は2日ぶりに陰線。
SQ値32484円はザラ場では上回ったものの終値では1敗。
朝方は一時360円以上上昇した場面もあった。
週間では2円上昇。
週足は十字に近い陰線で2週連続陰線。
TOPIXは3.89ポイント(▲0.17%)安の2239ポイントと反落。
プライム市場指数は2.02ポイント(▲0.18%)安の1152.26と反落。
東証スタンダード指数は反落。
東証マザーズ指数は5.12ポイント(▲0.65%)安の784.72と反落。
プライム市場の売買代金は3兆7641億円(前日は3兆2829億円)。
46日連続で3兆円超。
値上がり624銘柄(前日1089銘柄)。
値下がり1134銘柄(前日688銘柄)。
新高値44銘柄(前日34銘柄)。
7日連続で2ケタ。
新安値32銘柄(前日37銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは94.63(前日102.50)。
NTレシオは14.47倍(前日14.45倍)。
サイコロは4勝8敗で33.33%。
TOPIXは2勝10敗で16.66%。
マザーズ指数は6勝6敗で50.00%。
上向きの25日線(32968円)からは▲1.75%(前日▲1.65%)。
7日連続で下回った。
上向きの75日線は30661円。
77日連続で上回った。
上向きの200日線(28542円)からは△13.48%(前日△13.68%)。
76日連続で上回った。
横這いの5日線は32229円。
2日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.690%(前日▲15.779%)。
買い方▲6.833%(前日▲5.619%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲6.098%(前日▲6.855%)。
買い方▲21.243%(前日▲20.729%)。
空売り比率は43.8%(前日42.2%、9日連続で40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率11.3%(前日10.7%)。
日経VIは20.49(前日20.23)。
2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄のPERは14.85倍(前日14.89倍)。
前期基準では15.22倍。
EPSは2181円(前日2177円)。
11月15日の過去最高準は2238円。
225のPBRは1.34倍(前日1.34倍)。
BPSは24172円(前日24193円)。
10年国債利回りは0.475%(前日0.465%)。
日経平均の予想益回りは6.73%。
予想配当り利回りは2.00%。
プライム市場の予想PERは15.23倍。
前期基準では15.74倍。
PBRは1.30倍。
プライム市場の予想益回りは6.56%。
配当利回り加重平均は2.31%。
プライム市場の単純平均は0.65円安の2599円。
プライム市場の売買単価は2815(前日2737円)。
プライム市場の時価総額は801兆円(前日802兆円)。
ドル建て日経平均は235.06(前日233.34)と5日続伸。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比変わらずの32320円。
高値32450円、安値32090円。
大証先物夜間取引終値は大証日中比変わらずの32340円
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比20安高の32320円。
高値32865円、安値32195円。
大証先物夜間取引終値は大証日中比20円安の32320円
気学では火曜は「数日来高続きの時は反落を見せる」。
水曜は「突っ込み買い。吹き値は売り」。
木曜は「戻り売り方針良し」。
金曜は「前場高後場安を見せる日」。
ボリンジャーのプラス1σが33492円。
プラス2σが34015円。
マイナス1σが32444円。
マイナス2σが31921円。
週足ボリンジャーのプラス1σが32911円。
プラス2σが34591円。
マイナス1σが29540円。
アノマリー的には「株安の日」そして「変化日」。

《今日のポイント7月18日》

(1)週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。
   10年国債利回りは3.808%。
   2年国債利回りは4.742%。
   ドル円は138円台後半。
   SKEW指数は147.08→149.48→142.24。
   (5月31日が158.30)。
   恐怖と欲望指数は79→80(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。

   週末のNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
   NYダウは5日続伸で過去最高値を更新。
   一方S&P500とNASDAQは5日ぶりに反落。
   10年国債利回りは3.830%。
   2年国債利回りは4.767%。
   ドル円は138円台後半。
   SKEW指数は148.32→147.08→149.48。
   (5月31日が158.30)。
   恐怖と欲望指数は80→80(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。

(2)週明けのダウ輸送株指数は87ポイント(0.55%)安の15826ポイントと3日続落。
   SOX指数は46ポイント(1.23%)安の3750ポイントと6日ぶりに反落。
   VIX指数は13.34(前日13.61)。
   NYSE出来高は8.51億株(前日8.74億株)。
   3市場の合算売買高は107.2億株(前日は108.2億株。過去20日平均は110.4億株)。
   週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比20円安の32320円。

   ダウ輸送株指数は87ポイント(0.55%)安の15826ポイントと3日続落。
   SOX指数は46ポイント(1.23%)安の3750ポイントと6日ぶりに反落。
   VIX指数は13.34(前日13.61)。
   NYSE出来高は8.51億株(前日8.74億株)。
   3市場の合算売買高は107.2億株(前日は108.2億株。過去20日平均は110.4億株)。
   週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比20円安の32320円。

(3)プライム市場の売買代金は3兆7641億円(前日は3兆2829億円)。
   46日連続で3兆円超。
   値上がり624銘柄(前日1089銘柄)。
   値下がり1134銘柄(前日688銘柄)。
   新高値44銘柄(前日34銘柄)。
   7日連続で2ケタ。
   新安値32銘柄(前日37銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは94.63(前日102.50)。
   NTレシオは14.47倍(前日14.45倍)。
   サイコロは4勝8敗で33.33%。

(4)上向きの25日線(32968円)からは▲1.75%(前日▲1.65%)。
   7日連続で下回った。
   上向きの75日線は30661円。
   77日連続で上回った。
   上向きの200日線(28542円)からは△13.48%(前日△13.68%)。
   76日連続で上回った。
   横這いの5日線は32229円。
   2日連続で上回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.690%(前日▲15.779%)。
   買い方▲6.833%(前日▲5.619%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲6.098%(前日▲6.855%)。
   買い方▲21.243%(前日▲20.729%)。

(6)空売り比率は43.8%(前日42.2%、9日連続で40%超)。
   空売り規制なしの銘柄の比率11.3%(前日10.7%)。
   日経VIは20.49(前日20.23)。
   2月16日の安値は14.63。

(7)日経平均採用銘柄のPERは14.85倍(前日14.89倍)。
   EPSは2181円(前日2177円)。
   11月15日の過去最高準は2238円。
   225のPBRは1.34倍(前日1.34倍)。
   BPSは24172円(前日24193円)。
   10年国債利回りは0.475%(前日0.465%)。

(8)プライム市場の単純平均は0.65円安の2599円。
   プライム市場の時価総額は801兆円(前日802兆円)。
   ドル建て日経平均は235.06(前日233.34)と5日続伸。

(9)ボリンジャーのプラス1σが33492円。
   プラス2σが34015円。
   マイナス1σが32444円。
   マイナス2σが31921円。
   週足ボリンジャーのプラス1σが32911円。
   プラス2σが34591円。
   マイナス1σが29540円。
   アノマリー的には「株安の日」そして「変化日」。

今年の曜日別勝敗(7月14日まで)

月曜17勝9敗
火曜19勝7敗
水曜14勝13敗
木曜14勝12敗
金曜18勝9敗
(櫻井)。