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2022.11.01 櫻井 英明

癸卯(みずのとう)

昨日は10月31日ハロウィーン。
ハロウィーンの起源はヨーロッパ。
悪霊を追い出す古代ケルト人のお祭りが由来。
日本で言えば夏のお盆=盂蘭盆会みたいなもの。
魔女やおばけに仮装した子どもが近所を回ってお菓子をもらったりする。
興味深いのはなぜ日本でも広まったのかということ。
イベント化に力を入れたのは子ども向けのおもちゃを製造・販売するキデイランドだという。
1970年代からハロウィーングッズを販売。
1983年に販売促進の一環としてパレードを企画。
これが日本最初のハロウィーンパレードとされているようです。
その後1997年に東京ディズニーランド。
2002年にUSJ。
ハロウィーンイベントを始めたことで認知度が上がったそうです。
「株はハロウィーンに買うのが良い」はアノマリー。
単に「ファンドの決算売りが終われば株価は上昇する」といい解釈もあります。

メタ・バースというのは「ドラえもんの道具」みたいなもの。
そう考えると、単なるゲームの世界だけのことではなくなります。
荒唐無稽なタイムマシンの世界だってバーチャルに現実化してきます。
先日報道されたのは富士通の研究。
入院患者のアバターの24時間後の変化を見て事前の処置に役立てようというもの。
そう考えるとメタバースの世界は広い。

どこでもドア。
タイムテレビやタイムマシン。
タイムふろしき。
フエール銀行、フエール証券。
もしもBOX。
人生やり直し機。

1950年以降、2022年4月までの各6カ月間のパフォーマンスを比較すると。
最も悪いのは4ー9月のマイナス0.5%。
最も良かったのは11ー4月のプラス1.7%。
アルマナックのコメント。
「多くの市場参加者は『5月に株を売れ』という格言を好んでいます。
しかし、ほとんどの人は秋に市場に戻ることを忘れています。
我々は『10月に買って、落ち着いてください』とよく言います」。
11ー4月の最良の6カ月に向けて10月末に株を仕込むハロウィン戦略が関心を集める時期。

「寅千里を走り、卯は跳ねる」。
千里を走りませんでしたが「跳ねる年」がやってきます。
卯年は兎は跳ねる特徴があるため、景気が好転または回復すると言われています。
「株式市場にとっては縁起のいい年」。
そして「癸卯(みずのとう)」の年。
「癸」が持つのは物事の終わりと始まりの意味。
また「揆(はかる)」という文字の一部。
「種子が計ることができるほどの大きさになり、春の間近でつぼみが花開く直前である」という意味。
「卯」はもともと「茂」という字が由来。
「春の訪れを感じる」という意味、
また「卯」という字の形が「門が開いている様子」を連想させることから「冬の門が開き、飛び出る」という意味。
2つの組み合わせである癸卯は「これまでの努力が花開き、実り始めること」といった縁起のよさを表しているそうです。
過去、卯年にあったこと。
2011年:東日本大震災・なでしこジャパンがW杯で優勝・地上波デジタル放送への完全移行
1999年:iモードサービス開始・歌手の宇多田ヒカルさんデビュー・日本最古の金銭とされる富本銭が見つかる
1987年:国鉄が民営化されJRグループが発足・プロ野球で衣笠祥雄選手が連続出場の世界記録を達成・利根川進教授がノーベル医学・生理学賞を受賞
1975年:山陽新幹線・岡山駅 ? 博多駅間開業。第二次ベビーブーム。東映京都撮影所内に東映太秦映画村が開村。
1963年:大阪に日本初の横断歩道橋完成。三井三池三川炭鉱炭塵爆発事故。初の原子力発電成功。
時代の終わりや始まりを告げる出来事が多く起こっているようです。
だから癸卯の年の「物事の始まりと終わり」という傾向が反映されているようです。
今までの数年間から大きく「飛躍」し、私たちの生活が大きく「向上」する年になって欲しいもの。

以下は今朝の場況。

「FOMC控えで下落」

週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って下落。
NYダウは7日ぶりの反落。
前週末までの6日続伸で約250ドル上昇していた。
「FOMCの結果発表を2日に控えて目先の利益を確定するための売りが優勢」との解釈。
10月の上昇率はNYダウが13.95%。
1976年1月以来の高い上昇率。
10月としては1900年以来の大幅上昇を記録した。
S&Pが7.99%、NASDAQ総合が3.9%。
ダウは月間として1976年1月以来、10月としては1900年以来の大幅上昇を記録した。
金利上昇を背景に高PERのハイテク株が売られた。
アップル、マイクロソフトが下落。
メタプラットフォームズが6%安。
国債利回りは上昇。
10年国債利回りは4.049%。
2年国債利回りは4.486%。
ドル円は148円台後半。
WTI原油先物12月限は前日比1.37ドル(1.56%)安の1バレル=86.53ドル
SKEW指数は112.06→111.96。
恐怖と欲望指数は60→58。

週明けのNYダウは128ドル(0.39%)安の32732ドルと7日ぶりに反落。
高値32883ドル、安値32586ドル。
朝方に270ドル以上下落しての戻りという格好。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオ(25日)は131.68(前日130.25)。
NASDAQは114ポイント(1.02%)安の10988ポイントと反落。
高値11117ポイント、安値10766ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオ(25日)は106.33(前日103.80)。
S&P500は29ポイント(0.74%)安の3871ポ゚イントと反落。
高値3893ポイント、安値3863ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオ(25日)は118.36(前日114.29)。
ダウ輸送株指数は8ポイント(0.06%)高の13583ポイントと続伸。
SOX指数は2.02%安の2384ポイントと反落。
VIX指数は25.88。
3市場の合算売買高は115.3億株(前日113.6億株。過去20日平均は115.2億株)。
225先物CME円建ては大証日中比変わらずの27550円。
ドル建ては大証日中比5円高の27555円。
ドル円は148.71円。
10年国債利回りは4.049%。
2年国債利回りは4.486%。

「25日線が上向いた」

週明けの日経平均は寄り付き299円高。
終値は482円(△1.78%)高の27587円と3日ぶりに反発。
日足は2日ぶりに陽線。
10月月間は1650円(6.36%%)高。
9月末安値から10月末高値。
この上昇幅・率は2020年11月(3456円・15%高)以来。
月足は長い陽線。
これで今年は5勝5敗と五分(陽線は△3月、5月、7月、8月、10月)。
TOPIXは30.38ポイント(△1.60%)高の1929ポイントと3日ぶりに反発。
日銀は6月18日以来91日間ETFを買っていない。
プライム市場指数は15.66ポイント高の992.88と3日ぶりに反発。
東証マザーズ指数は0.03%安の745.54と続落。
プライム市場の売買代金は3兆1854億円(前日は5兆7689億円)。
それなりに増加している。
値上がり1478銘柄(前日598銘柄)。
値下がり314銘柄(前日1170銘柄)。
新高値59銘柄(前日33銘柄)。
新安値24銘柄(前日73銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは97.97(前日90.96)。
NTレシオは14.30倍(前日14.27倍)。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
上向きの25日線(26848円)からは△2.5%(前日△1.02%)。
10日連続で上回った。
上向きの75日線は27560円。
27日ぶりに上回った。
下向きの200日線(27177円)からは△1.51%(前日▲0.30%)。
2日ぶりに上回った。
上向きの5日線は27344円。
2日ぶりに上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.663%(前日▲11.863%)
買い方▲10.410%(前日▲10.148%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲5.914%(前日▲8.106%)。
買い方▲25.064% (前日▲25.166%)。
空売り比率は40.8%(前日54.7%。30日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は6.4%(前日4.8%)。
日経VIは22.95(前日23.70)。
日経平均採用銘柄の予想PERは12.78倍(前日12.50倍)。
前期基準では13.37倍。
EPSは2158円(前日2168円)。
225のPBRは1.16倍(前日1.14倍)。
BPSは23782円(前日23776円)。
10年国債利回りは0.245%。
プライム市場の予想PERは13.57倍。
前期基準では14.17倍。
PBRは1.17倍。
日経平均の予想益回りは7.82%。
同配当利回りは2.31%。
プライム市場の予想益回りは7.36%。
配当り利回り加重平均は2.51%。
プライム市場の単純平均は35円高の2408円。
プライム市場の売買単価は2592円(前日2393円)。
プライム市場の時価総額は702兆円(前日691兆円)。
ドル建て日経平均は186.62(前日185.17)と3日ぶりに反発。
31日連続で200ドル割れ。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比変わらずの27550円。
高値27585円、安値27400円。
大証先物夜間取引終値は日中比20円高の27570円。
気学では「上放れ売り突っ込み買いの逆張り方針で駆け引きせよ」。
水曜は「変化注意日。後場の足取りに注意」。
金曜は「押し目買い良し」。
ボリンジャーのプラス1σが27295円。
プラス2σが27742円。
プラス3σが28190円。
マイナス1σが26400円。
アノマリー的には「株安の日、変化日」。

《今日のポイント11月1日》

(1)週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って下落。
   10年国債利回りは4.049%。
   2年国債利回りは4.486%。
   ドル円は148円台後半。
   SKEW指数は112.06→111.96。
   恐怖と欲望指数は60→58。

(2)ダウ輸送株指数は8ポイント(0.06%)高の13583ポイントと続伸。
   SOX指数は2.02%安の2384ポイントと反落。
   VIX指数は25.88。
   3市場の合算売買高は115.3億株(前日113.6億株。過去20日平均は115.2億株)。
   225先物CME円建ては大証日中比変わらずの27550円。

(3)プライム市場の売買代金は3兆1854億円(前日は5兆7689億円)。
   それなりに増加している。
   値上がり1478銘柄(前日598銘柄)。
   値下がり314銘柄(前日1170銘柄)。
   新高値59銘柄(前日33銘柄)。
   新安値24銘柄(前日73銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは97.97(前日90.96)。
   NTレシオは14.30倍(前日14.27倍)。
   サイコロは7勝5敗で58.33%。

(4)上向きの25日線(26848円)からは△2.5%(前日△1.02%)。
   10日連続で上回った。
   上向きの75日線は27560円。
   27日ぶりに上回った。
   下向きの200日線(27177円)からは△1.51%(前日▲0.30%)。
   2日ぶりに上回った。
   上向きの5日線は27344円。
   2日ぶりに上回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.663%(前日▲11.863%)
   買い方▲10.410%(前日▲10.148%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲5.914%(前日▲8.106%)。
   買い方▲25.064% (前日▲25.166%)。

(6)空売り比率は40.8%(前日54.7%。30日連続で40%超)。
   空売り規制なしの比率は6.4%(前日4.8%)。
   日経VIは22.95(前日23.70)。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは12.78倍(前日12.50倍)。
   EPSは2158円(前日2168円)。
   225のPBRは1.16倍(前日1.14倍)。
   BPSは23782円(前日23776円)。
   10年国債利回りは0.245%。

(8)プライム市場の単純平均は35円高の2408円。
   プライム市場の時価総額は702兆円(前日691兆円)。
   ドル建て日経平均は186.62(前日185.17)と3日ぶりに反発。
   31日連続で200ドル割れ。

(9)ボリンジャーのプラス1σが27295円。
   プラス2σが27742円。
   プラス3σが28190円。
   マイナス1σが26400円。
   アノマリー的には「株安の日、変化日」。

今年の曜日別勝敗(10月31日まで)

月曜20勝18敗
火曜24勝18敗
水曜21勝20敗
木曜22勝19敗
金曜20勝19敗
(櫻井)。