Blog
ブログ
2025.12.23 櫻井 英明
美学
株式市場が求めているのは過去ではなく未来。
終わった四半期の業績は所詮過去のもの。
今、この時に企業が遭遇している現実を知りたいというのが現実です。
この時間差が相場観のタイムラグと言えなくはありません。
過去→現実ではなく未来→現実。
この脳の訓練が必要となってきます。
投資には美学があるはず。
美学とは、もともと「美しさや芸術に関する本質的な問いを探求する哲学の一分野」。
「価値としての美,現象としての美,美の体験」などを対象とする学問。
18世紀半ばまで理性的な認識に比べて低く見られていた感性的な認識を哲学の一部門として確立。
創始者はドイツの哲学者バウムガルテンでした。
もっともそんなに固く考える必要はないでしょう。
「美しいか」あるいは「美しくないか」ということ。
投資における美しさとはたぶん「単純で複雑でないこと」だと思います。
そして投資の意義が誰にもわかるような投資のことでしょう。
ESGやSDGsなど美学的には価値のある投資哲学でした。
ただたいして儲からないという観点かは決して美しくはないような気がします。
たとえばトルコリラやメキシコペソに対する投資というのは儲かろうが儲からなかろうが決して美しくはないように思えます。
その投資の意義は何なのでしょう。
「儲かる」というのが第一義。
でも「儲かればなんでも良い」というものでもないでしょう。
投資には大義が必要ということ。
両替屋さんや先物屋さんの口車に乗って「世界経済は」なんていう口実を持ち出すとさらに美しくなくなるような気がします。
人は真実を糊塗するためには、大義や建前を持ち出し複雑怪奇にしがちなもの。
そうではなく単純なものほど美しいというのも現実です。
「美しいもの」。
投資では、これを永遠に追い求めているような気がします。
もう一つ必要なのは明るい未来に対する投資の貢献。
そして楽しさ。
企業と一緒になって未来創造ができるというのは美しいはず。
これが株式投資にはあると思います。
逆にこれがなければ投資ではなく、単なる投機の反復に成り下がってしまうような気がします。
以下は今朝の場況。
↓
「恐怖と欲望指数は45→56」
週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って3日続伸。
背景はマイクロン・テクノロジーの好調な業績見通しや予想を下回るインフレ指標。
マイクロンは4%上昇。
SOX指数は1.1%高。
S&P500やNYダウは12月11日の終値べースの最高値まで1%未満の水準。
エヌビディアも上昇。
AI向け先端半導体「H200」を中国の顧客に対し来年2月の春節(旧正月)連休前に出荷を開始することを目指している。
テスラが1.6%上昇。
次回FOMCで利下げを行う確率は20%程度。
24日は東部標準時午後2時(日本時間25日午前4時)までの短縮取引。
25日のクリスマスは休場となる。
10年国債利回りは4.162%。
5年国債利回りは3.710%。
2年国債利回りは3.504%。
30年国債利回りは4.835%。
ドル円は156円台後半。
WTI原油先物1月限は前日比1.49ドル高の1バレル=58.01ドル。
金先物2月限は前日比82.1ドル高の1オンス=4469.4ドル。
過去最高値を更新。
SKEW指数は155.38→155.87→159.93。
恐怖と欲望指数は45→56。
昨年7月4日が78、昨年10月18日が75(4月8日が3、2023年10月5日が20)。
4月8日の3がボトム。11月21日が6。
週明けのNYダウは227ドル(0.7%)高の48362ドルと3日続伸。
高値48457ドル、安値48199ドル。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは112.50(前日107.20)。
NASDAQは121ポイント(0.52%)高の23428ポイントと3日続伸。
高値23476ポイント、安値2362ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは106.24(前日102.96)。
S&P500は43ポイント(0.64%)高の6878ポイントと3日続伸。
高値688ポイント、安値6855ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは117.25(前日109.91)。
NYSEの騰落レシオは116.31(前日111.99)。
週明けのダウ輸送株指数は121ポイント(0.69%)高の17679ポイントと3日続伸。
SOX指数は77ポイント(1.10%)高の7145ポイントと3日続伸。
VIX指数は14.08(前日15.11)。
NYSEの売買高は12.05億株(前日10.14億株)。
3市場の合算売買高は145.7億株(前日246億株、過去20日平均は169億株)。
週明けのシカゴ225先物円建て3月限は大証日中比100円安の50320円。
ドル建ては大証日中比20円高の50440円。
ドル円は156.98円。
10年国債利回りは4.162%。
2年国債利回りは3.504%。
「5日ぶりに終値ベース5万円台回復。」
週明けの日経平均は寄り付き577円高。
終値は895.39円(△1.81%)高の50402.39円と続伸。
5日ぶりに終値ベース5万円台回復。
高値50590円(1083円高)。
安値49982円(475円高)。
日中値幅は608円。
日足は2日連続で陽線。
12月メジャーSQ値50536.54円に1勝6敗。
(3月36483円→6月38172円→9月45016円→12月50536円)。
10月31日の52411円が史上最高値。
11月4日の52636円がザラバの史上最高値。
10月18日の48140円→48254円にマド。
10月6日は45778円→46593円にマド。
11月14日は50954円→50767円にマド。
11月27日は49749円→49865円にマド。
12月15日は50457円→40432円にマド。
12月19日は49169円→49215円にマド。
12月22日は40767円→49982円にマド。
日経平均は5日ぶりに一目均衡の雲の上。
上限は50222円。
下限は47236円。
TOPIXは21.51ポイント(△0.64%)高の3405ポイントと続伸。
12月15日の3431.47ポイントが終値ベースの史上最高値。
ザラバ高値は12月15日の3434.60ポイント。
25日線(3354ポイント)を20日連続で上回った。
75日線(3258ポイント)を46日連続で上回った。
200線(2964ポイント)を155日連続で上回った。
日足は4日ぶりに陰線。
TOPIXコア30指数は続伸。
プライム市場指数は11.23ポイント(△0.64%)高の1753.81ポイントと続伸。
東証グロース250指数は2.01ポイント(▲0.31%)安の654.66と反落。
25日線からの乖離は▲2.25%(前日▲2.27%)。
グロース250指数は過去4年連続で年足陰線。
昨年終値は664.18ポイント。
12月11日の650.73ポイントが年初来安値。
プライム市場の売買代金は5兆141円(前日6兆6500億円)。
売買高は20.83億株(前日27.46億株)。
値上がり771銘柄(前日1161銘柄)。
値下がり780銘柄(前日385銘柄)。
新高値172銘柄(前日114銘柄)。
新安値17銘柄(前日8銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは112.71(前日110.90)。
直近安値は83.34(24年11月13日)。
直近高値は155.21(25年8月13日)。
20年3月16日が40.12。
日経平均の騰落レシオは112.72(前日114.21)。
8月13日が155.21。
24年8月5日が76.75だった。
東証グロース市場の騰落レシオは77.97(前日77.43)。
NTレシオは14.80倍(前日14.63倍)。
20年12月30日が12.90倍。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
TOPIXは7勝5敗で58.33%。
東証グロース市場指数は6勝6敗で50.00%。
微妙に上向いた25日線(49817円)から△1.17%(前日▲0.62%)。
5日ぶりに上回った。
上向きの75日線は48056円。
155日連続で上回った。
上向きの200日線(42046円)から△19.87%(前日△17.93%)。
122日連続で上回った。
下向いた5日線は49561円。
6日ぶりに上回った。
13週線は49532円。
26週線は45927円。
松井証券信用評価損益率速報は売り方▲20.659%(前日▲18.796%)。
買い方▲5.777%(前日▲6.977%)。
東証グロース250指数ネットスック信用損益率で売り方▲0.004%(前日△0.892%)。
買い方▲21.843%(前日▲22.177%)。
空売り比率は38.8%(前日37.5%、4日連続で40%割れ)。
空売り規制なし銘柄の比率は8.4%(前日6.8%)。
6日連続で1ケタ。
2月12日が14.1%。
3月14日が15.2%。
日経VIは25.36(前日27.97)。
4月7日が58.39。
2024年8月5日が76.69。
日経平均採用銘柄のPERは19.00倍(前日18.85倍)。
5日ぶりに19倍台。
EPSは2652円(前日2626円)。
11月20日の2694円が過去最高。
2月13日2564円。
直近ボトムは5月16日2186円。
前期基準では18.46倍。
前期基準のEPSは2730円(前日2703円)。
225のPBRは1.69倍(前日1.68倍)。
BPSは29623円(前日29468円)。
日経平均の予益回りは5.26%。
予想配当り利回りは1.84%。
指数ベースではPERは23.56倍(前日23.14倍)。
EPSは2139円(前日2139円)。
PBRは2.35倍(前日2.31倍)。
BPSは21139円(前日21431円)。
益回りは4.24%(前日4.32%)。
配当利回りは1.60%(1.63%)。
10年国債利回りは2.080%(前日2.015%)。
一時2.1%と27年ぶりの水準まで上昇した。
プライム市場の予想PERは18.14倍。
前期基準では18.00倍。
PBRは1.59倍。
プライム市場の予想益回りは5.51%。
配当利回り加重平均は2.17%。
東証プライムのEPSは169.65(前日169.65)。
2025年2月が180.62。
2024年12月161.79。
2024年2月が174.18。
2024年1月が175.24。
2023年10月が177.72。
2022年4月が118.12。
大商い株専有率(先導株比率)は41.2%(前日37.7%)。
2月19日が48.3%だった。
2月26日に26.0%まで低下。
プライム市場の単純平均は20.45円高の3077円(前日は3057円)。
17日連続で3000円台。
24年末が2753円。23年末が2827円。
プライム市場の売買単価は2407円(前日2421円)。
プライム市場の時価総額1159兆円(前日1152兆円)。
12月15日の1165兆円が過去最高。
ドル建て日経平均は320.28(前日317.37)と続伸。
10月31日の340.18が年初来高値かつ過去最高値。
2021年2月16日の290.62ドルがそれまでの過去最高値。
週明けのシカゴ日経平均円建ては前日比100円安の50320円。
高値50620円、安値50160円。
大証夜間取引終値は日中比80円安の50340円。
ボリンジャーのプラス1σが50545円。
プラス2σが51275円。
マイナス1σが49088円。
マイナス2σが48359円。
週足のボリンジャーのプラス1σが51156円。
プラス2σが52784円。
マイナス1σが47906円。
マイナス2σが46280円。
9月配当権利落ち前は45354円。
3月配当権利落ち前は37799円。
9月月中平均は日経平均が44218.53円。
TOPIXが3134.24ポイント。
★25年3月日経平均の月中平均は37311円。
☆24年3月日経平均の月中平均は39844円。
★25年3月TOPIXの月中平均は2743.52ポイント。
☆24年3月TOPIXの月中平均は2728ポイント。
アノマリー的には水曜が「株安の日」。
木曜が「変化日」。
金曜が「株高の日、12月最強の日」。
そして損益通算の合わせ切り売り終了。
《今日のポイント12月23日》
(1)週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って3日続伸。
10年国債利回りは4.162%。
5年国債利回りは3.710%。
2年国債利回りは3.504%。
30年国債利回りは4.835%。
ドル円は156円台後半。
SKEW指数は155.38→155.87→159.93。
恐怖と欲望指数は45→56。
昨年7月4日が78、昨年10月18日が75(4月8日が3、2023年10月5日が20)。
4月8日の3がボトム。11月21日が6。
(2)週明けのダウ輸送株指数は121ポイント(0.69%)高の17679ポイントと3日続伸。
SOX指数は77ポイント(1.10%)高の7145ポイントと3日続伸。
VIX指数は14.08(前日15.11)。
NYSEの売買高は12.05億株(前日10.14億株)。
3市場の合算売買高は145.7億株(前日246億株、過去20日平均は169億株)。
(3)プライム市場の売買代金は5兆141円(前日6兆6500億円)。
売買高は20.83億株(前日27.46億株)。
値上がり771銘柄(前日1161銘柄)。
値下がり780銘柄(前日385銘柄)。
新高値172銘柄(前日114銘柄)。
新安値17銘柄(前日8銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは112.71(前日110.90)。
直近安値は83.34(24年11月13日)。
直近高値は155.21(25年8月13日)。
20年3月16日が40.12。
日経平均の騰落レシオは112.72(前日114.21)。
8月13日が155.21。
24年8月5日が76.75だった。
東証グロース市場の騰落レシオは77.97(前日77.43)。
NTレシオは14.80倍(前日14.63倍)。
20年12月30日が12.90倍。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
日足は2日連続で陽線。
12月メジャーSQ値50536.54円に1勝6敗。
(3月36483円→6月38172円→9月45016円→12月50536円)。
10月31日の52411円が史上最高値。
11月4日の52636円がザラバの史上最高値。
10月18日の48140円→48254円にマド。
10月6日は45778円→46593円にマド。
11月14日は50954円→50767円にマド。
11月27日は49749円→49865円にマド。
12月15日は50457円→40432円にマド。
12月19日は49169円→49215円にマド。
12月22日は40767円→49982円にマド。
日経平均は5日ぶりに一目均衡の雲の上。
上限は50222円。
TOPIXは21.51ポイント(△0.64%)高の3405ポイントと続伸。
12月15日の3431.47ポイントが終値ベースの史上最高値。
ザラバ高値は12月15日の3434.60ポイント。
25日線(3354ポイント)を20日連続で上回った。
75日線(3258ポイント)を46日連続で上回った。
200線(2964ポイント)を155日連続で上回った。
日足は4日ぶりに陰線。
(4)微妙に上向いた25日線(49817円)から△1.17%(前日▲0.62%)。
5日ぶりに上回った。
上向きの75日線は48056円。
155日連続で上回った。
上向きの200日線(42046円)から△19.87%(前日△17.93%)。
122日連続で上回った。
下向いた5日線は49561円。
6日ぶりに上回った。
13週線は49532円。
26週線は45927円。
(5)松井証券信用評価損益率速報は売り方▲20.659%(前日▲18.796%)。
買い方▲5.777%(前日▲6.977%)。
東証グロース250指数ネットスック信用損益率で売り方▲0.004%(前日△0.892%)。
買い方▲21.843%(前日▲22.177%)。
(6)空売り比率は38.8%(前日37.5%、4日連続で40%割れ)。
空売り規制なし銘柄の比率は8.4%(前日6.8%)。
日経VIは25.36(前日27.97)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは19.00倍(前日18.85倍)。
5日ぶりに19倍台。
EPSは2652円(前日2626円)。
11月20日の2694円が過去最高。
2月13日2564円。
直近ボトムは5月16日2186円。
前期基準では18.46倍。
前期基準のEPSは2730円(前日2703円)。
225のPBRは1.69倍(前日1.68倍)。
BPSは29623円(前日29468円)。
日経平均の予益回りは5.26%。
予想配当り利回りは1.84%。
指数ベースではPERは23.56倍(前日23.14倍)。
EPSは2139円(前日2139円)。
PBRは2.35倍(前日2.31倍)。
BPSは21139円(前日21431円)。
益回りは4.24%(前日4.32%)。
配当利回りは1.60%(1.63%)。
10年国債利回りは2.080%(前日2.015%)。
一時2.1%と99年8月以来27年ぶりの水準まで上昇した。
(8)大商い株専有率(先導株比率)は41.2%(前日37.7%)。
2月19日が48.3%だった。
2月26日に26.0%まで低下。
プライム市場の単純平均は20.45円高の3077円(前日は3057円)。
17日連続で3000円台。
24年末が2753円。23年末が2827円。
プライム市場の売買単価は2407円(前日2421円)。
プライム市場の時価総額1159兆円(前日1152兆円)。
12月15日の1165兆円が過去最高。
ドル建て日経平均は320.28(前日317.37)と続伸。
10月31日の340.18が年初来高値かつ過去最高値。
(9)ボリンジャーのプラス1σが50545円。
プラス2σが51275円。
マイナス1σが49088円。
マイナス2σが48359円。
週足のボリンジャーのプラス1σが51156円。
プラス2σが52784円。
マイナス1σが47906円。
マイナス2σが46280円。
9月配当権利落ち前は45354円。
3月配当権利落ち前は37799円。
9月月中平均は日経平均が44218.53円。
TOPIXが3134.24ポイント。
★25年3月日経平均の月中平均は37311円。
☆24年3月日経平均の月中平均は39844円。
★25年3月TOPIXの月中平均は2743.52ポイント。
☆24年3月TOPIXの月中平均は2728ポイント。
アノマリー的には水曜が「株安の日」。
木曜が「変化日」。
金曜が「株高の日、12月最強の日」。
そして損益通算の合わせ切り売り終了。
今年の曜日別勝敗(12月22日まで)
↓
月曜23勝19敗
火曜26勝20敗
水曜27勝23敗
木曜33勝16敗
金曜21勝29敗
★12月22日(月)に気になった指標
〇恐怖と欲望指数は45→56。
〇SKEW指数は155.38→155.87→159.93。
〇SOX指数は77ポイント(1.10%)高の7145ポイントと3日続伸。
〇VIX指数は14.08(前日15.11)。
〇3市場の合算売買高は145.7億株(前日246億株、過去20日平均は169億株)。
〇24日は短縮取引となり、25日のクリスマスは休場。
〇5日ぶりに終値ベース5万円台回復。
〇日経平均は5日ぶりに一目均衡の雲の上。
上限は50222円。
〇新高値172銘柄(前日114銘柄)。
〇微妙に上向いた25日線(49817円)から△1.17%(前日▲0.62%)。
5日ぶりに上回った。
〇東証グロース250指数ネットスック信用損益率で売り方▲0.004%(前日△0.892%)。
〇日経VIは25.36(前日27.97)。
〇日経平均採用銘柄のPERは19.00倍(前日18.85倍)。
5日ぶりに19倍台。
EPSは2652円(前日2626円)。
〇プライム市場の単純平均は20.45円高の3077円(前日は3057円)。
17日連続で3000円台。
〇10年国債利回りは2.080%(前日2.015%)。
一時2.1%と27年ぶりの水準まで上昇した。
(櫻井)