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2025.08.19 櫻井 英明

見上げてごらん株の星を

ウォール街というのは冷徹な場所。
そこには「大馬鹿理論=愚か者の行動」というのがあるそうです。
ある「愚か者」が高値の資産を購入し、それをさらに「より愚かな者」に売却して利益を得ようとすること。
その資産に対してより高い価格を支払ってくれる新たな「より愚かな者」が十分に存在する限りにおいてのみ有効でもあります。
「群集心理理論」も似たようなものです。
人間の行動には偏りがありますから、どんなに不合理でも、価格が上昇している資産に引き寄せられる人がいます。
この効果は、群集心理によってさらに悪化することが多いようです。
他人が大きな利益を得たという話を聞き、購入しなかった人々が損をするのではないかという恐怖を感じるようにもなります。
機関投資家意外にはありもしない「持たざる恐怖」というやつです。
言い方を変えれば「株で儲けるにはもう一人のバカを探せ」。
きれいな意味ではない「Pey Foward」でもありどうです。
とかくシニカルな理論は賢く聞こえるものですが・・・。
小難しい顔をしているよりは「相場の節目は2・5・8」みたいな単純な思考法の方が精神衛生上良いに決まっています。

IRの説明会や対談は一期一会みたいな瞬間芸。
最高のものをその瞬間に凝縮して演出。
だから台本も脚本もありません。
ほとんど打ち合わせもしませんし、その瞬間にすべてを語り語ってもらいます。
講演会にしたって準備ではなく、話しているあいだに脳の中に話す内容、聞く内容が浮かび上がってくるもの。
そういうものであるとはフツーは考えないようです。
二度と同じ場面はできませんし、二度と同じ言葉は出てきません。
撮影した時間は二度と戻ってきませんし再演できません。
覚悟をともなった至高の芸。
言ってみれば筋書きのない唯一無比のドラマでもあります。
これはなかなか理解されません。
システムの機能や立ち位置など細かいことよりもよほど大切なことです。

《兜町ポエム》

「見上げてごらん株の星を」

見上げてごらん株の星を
小さな株の 小さな動きが
ささやかな幸せをうたってる

見上げてごらん株の星を
ボクらのように名もない投資家が
ささやかな幸せを祈ってる

手をつなごう皆と
追いかけよう夢を
みんななら
苦しくなんかないさ

見上げてごらん株の値動き
小さな株の 小さな動きが
ささやかな幸せをうたってる

以下は今朝の場況。

「日経平均採用銘柄のPBRは1.59倍」

「小動き」

週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
「ジャクソンホール会議を控え、方向感に欠ける展開」との解釈。
半導体大手インテルが3.66%下落。
人材管理ソフトウエア会社デイフォースが26%急伸。
太陽光発電株のサンランとファースト・ソーラーがそれぞれ11.35%、9.69%上昇。
8月のNAHB/ウエルズ・ファーゴ住宅建設業者指数は32と前月の33から予想外に低下。
2022年12月以来、2年8カ月ぶりの低水準。
市場予想は34だった。
2年国債と10年国債の利回り格差は0.568%に拡大。
9月FOMCでの0.25%利下げ確率は84.2%。
10年国債利回りは4.335%。
5年国債利回りは3.850%
2年国債利回りは3.769%。
30年国債利回りは4.935%。
ビットコインは0.95%高の11万6598ドル。
ドル円は147円台後半。
WTI原油先物9月限は前日比0.62ドル高の1バレル=63.420ドル。
金先物12月限は前日比4.60ドル安の1オンス=3378. 00ドル。
SKEW指数は150.62→153.79→153.95。
恐怖と欲望指数は64→65。
7月4日が78、昨年10月18日が75(4月8日が3、2023年10月5日が20)。
4月8日の3がボトム。

週明けのNYダウは34ドル(0.08%)安の44911ドルと反落。
高値44988ドル、安値44868ドル。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは104.64(前日105.21)。
NASDAQは6ポイント(0.03%)高の21629ポイントと3日ぶりに反発。
高値21651ポイント、安値21559ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは96.04(前日96.59)。
S&P500は0.65ポイント(0.01%)安の6449ポイントと小幅続落。
高値6455ポイント、安値6437ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは102.51(前日105.16)。
週明けのダウ輸送株指数は13ポイント(0.09%)高の15676ポイントと3日ぶりに反発。
SOX指数は23ポイント(0.41%)高の5776ポイントと3日ぶりに反発。
VIX指数は14.99(前日15.09)。
NYSEの売買高は10.70億株(前日12.33億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比85円高の43830円。
ドル建ては大証日中比110円高の43830円。
ドル円は147.86円。
10年国債利回り4.335%。
2年国債利回りは3.769%。

「松井証券信用評価損益率速報で買い方△0.035%(前日▲0.067%)」

週明けの日経平均は寄り付き74円高。
終値は336円(△1.71%)高の43378円と続伸。
高値43835円。
安値43390円。
2日連続で日足陽線。
2日連続で過去最高値を更新。
日経平均は週間で1557円上昇、2週連続で4ケタ上昇。
週足は2週連続で陽線。
6月24日は38368円→38665円にマド。
6月26日は38944円→39056円にマド。
7月24日は41342円→41554円にマド。
8月5日は40332円→40421円にマド。
8月8日は41164円→41248円にマド。
8月12日は42033→42083円にマド。
8月13日の42999→43008円のマドは埋めた。
8月SQ値41368円を終値で上回り6勝0敗。
日経平均は65日連続で一目均衡の雲の上。
上限は39423円。
下限は38322円。
TOPIXは13.28ポイント(△0.43%)高の3120ポイントと続伸
8月18日の終値3120ポイントが上場来高値。
8月18日のザラバ高値は3130ポイント。
25日線(2943ポイント)を37日連続で上回った。
75日線(2828ポイント)を72日連続で上回った。
200線(2745ポイント)を71日連続で上回った。
日足は2日連続で陽線。
TOPIXコア30指数は続伸。
プライム市場指数は6.84ポイント(△0.43%)高の1606.44ポイントと続伸。
東証グロース250指数は11.97ポイント(△1.52%)高の800.21と3日続伸。
25日移動平均線からの乖離は△5.00%(前日△3.70%)。
プライム市場の売買代金は5兆29億円(前日5兆6114億円)。
売買高は21.00億株(前日21.65億株)。
値上がり1130銘柄(前日853銘柄)。
値下がり703銘柄(前日703銘柄)。
新高値243銘柄(前181銘柄)。
新安値1銘柄(前日3銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは148.41(前日139.28)。
東証グロース市場の騰落レシオは110.52(前日107.08)。
東証グロース指数は2023年7月以来2年ぶりの高値水準。
NTレシオは14.01倍(前日13.96倍)。
20年12月30日が12.90倍。
サイコロは9勝3敗で75.00%。
TOPIXは10勝2敗で83.33%。
東証グロース市場指数は9勝3敗で75.00%。
上向きの25日線(41070円)から△6.44%(前日△6.04%)。
78日連続で上回った。
上向きの75日線は39177円。
70連続で上回った。
上向きの200日線(38409円)から△13.81%(前日△13.02%)
36日連続で上回った。
上向きの5日線は43146円。
8日連続で上回った。
13週線は40189円。
26週線は38284円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲22.057%(前日▲21.545%)。
買い方△0.035%(前日▲0.067%)。
東証グロース250指数ネットスック信用損益率で売り方▲10.968%(前日▲9.129%)。
買い方▲5.569%(前日▲7.092%)。
空売り比率は36.1%(前日35.6%、12日連続で40%割れ)。
空売り規制なし銘柄の比率は7.2%(前日8.4%)。
44日連続で1ケタ。
3月14日が15.2%。
3月7日が10.6%、
2月20日が11.5%、1月6日が12.2%。
日経VIは24.85(前日24.61)。
日経平均採用銘柄のPERは17.93倍(前日17.84倍)。
5月16日の17.27倍以来の17倍台で6日連続。
EPSは2438円(前日2431円)。
直近ピークは2月13日2564円、10月15日2514円、3月4日2488円。
直近ボトムは5月16日2186円。
前期基準では16.81倍。
前期基準のEPSは2580円(前日2594円)。
225のPBRは1.59倍(前日1.58倍)。
BPSは27493円(前日27454円)。
日経平均の予益回りは5.58%。
予想配当り利回りは1.99%。
指数ベースではPERは22.35倍(前日22.17倍)。
EPSは1965円(前日1956円)。
PBRは2.13倍(前日2.12倍)。
BPSは20523円(前日20461円)。
益回りは4.47%(前日4.51%)。
配当利回りは1.80%(1.81%)。
10年国債利回りは1.565%(前日1.575%)。
プライム市場の予想PERは17.43倍。
前期基準では16.65倍。
PBRは1.51倍。
プライム市場の予想益回りは5.73%。
配当利回り加重平均は2.28%。
東証プライムのEPSは171.04(前日170.90)。
2025年2月が180.62。
2024年12月161.79。
2024年2月が174.18。
2024年1月が175.24。
2023年10月が177.72。
2022年4月が118.12。
大商い株専有率(先導株比率)は38.3%(前日35.7%)。
2月19日が48.3%だった。
2月26日に26.0%まで低下。
プライム市場の単純平均は17.91円高の2981円(前日は2963円)。
24年末が2753円。23年末が2827円。
プライム市場の売買単価は2381円(前日2591円)。
プライム市場の時価総額1070兆円(前日1065兆円)。
8月18日の1070兆円が過去最高。
ドル建て日経平均は296.45(前日294.87)と続伸。
8月18日の296.45が年初来高値かつ過去最高値。
2021年2月16日の290.62ドルがそれまでの過去最高値。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比85円高の43805円。
高値43930円、安値43380円。
週明けの大証夜間取引終値は日中比60円高の43780円。
ボリンジャーのプラス1σが42310円。
プラス2σが43549円。
プラス3σが44789円。
週足のボリンジャーのプラス1σが42102円。
プラス2σが44015円。
プラス3σが45928円。
3月配当権利落ち前は37799円。
★25年3月日経平均の月中平均は37311円。
☆24年3月日経平均の月中平均は39844円。
★25年3月TOPIXの月中平均は2743.52ポイント。
☆24年3月TOPIXは2728ポイント。
アノマリー的には水曜が「変化日」。
金曜が「大幅高の特異日」。

《今日のポイント8月19日》

(1)週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
   10年国債利回りは4.335%。
   5年国債利回りは3.850%
   2年国債利回りは3.769%。
   30年国債利回りは4.935%。
   ドル円は147円台後半。
   SKEW指数は150.62→153.79→153.95。
   恐怖と欲望指数は64→65。
   7月4日が78、昨年10月18日が75(4月8日が3、2023年10月5日が20)。
   4月8日の3がボトム。

(2)週明けのダウ輸送株指数は13ポイント(0.09%)高の15676ポイントと3日ぶりに反発。
   SOX指数は23ポイント(0.41%)高の5776ポイントと3日ぶりに反発。
   VIX指数は14.99(前日15.09)。
   NYSEの売買高は10.70億株(前日12.33億株)。
   週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比85円高の43830円。

(3)プライム市場の売買代金は5兆29億円(前日5兆6114億円)。
   売買高は21.00億株(前日21.65億株)。
   値上がり1130銘柄(前日853銘柄)。
   値下がり703銘柄(前日703銘柄)。
   新高値243銘柄(前181銘柄)。
   新安値1銘柄(前日3銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは148.41(前日139.28)。
   東証グロース市場の騰落レシオは110.52(前日107.08)。
   東証グロース指数は2023年7月以来2年ぶりの高値水準。
   NTレシオは14.01倍(前日13.96倍)。
   20年12月30日が12.90倍。
   サイコロは9勝3敗で75.00%。

   TOPIXは13.28ポイント(△0.43%)高の3120ポイントと続伸
   8月18日の終値3120ポイントが上場来高値。
   8月18日のザラバ高値は3130ポイント。
   日足は2日連続で陽線。

(4)上向きの25日線(41070円)から△6.44%(前日△6.04%)。
   78日連続で上回った。
   上向きの75日線は39177円。
   70連続で上回った。
   上向きの200日線(38409円)から△13.81%(前日△13.02%)
   36日連続で上回った。
   上向きの5日線は43146円。
   8日連続で上回った。
   13週線は40189円。
   26週線は38284円。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲22.057%(前日▲21.545%)。
   買い方△0.035%(前日▲0.067%)。
   東証グロース250指数ネットスック信用損益率で売り方▲10.968%(前日▲9.129%)。
   買い方▲5.569%(前日▲7.092%)。

(6)空売り比率は36.1%(前日35.6%、12日連続で40%割れ)。
   空売り規制なし銘柄の比率は7.2%(前日8.4%)。
   日経VIは24.85(前日24.61)。

(7)日経平均採用銘柄のPERは17.93倍(前日17.84倍)。
   5月16日の17.27倍以来の17倍台で6日連続。
   EPSは2438円(前日2431円)。
   直近ピークは2月13日2564円、10月15日2514円、3月4日2488円。
   直近ボトムは5月16日2186円。
   前期基準では16.81倍。
   前期基準のEPSは2580円(前日2594円)。
   225のPBRは1.59倍(前日1.58倍)。
   BPSは27493円(前日27454円)。
   日経平均の予益回りは5.58%。
   予想配当り利回りは1.99%。
   指数ベースではPERは22.35倍(前日22.17倍)。
   EPSは1965円(前日1956円)。
   PBRは2.13倍(前日2.12倍)。
   BPSは20523円(前日20461円)。
   益回りは4.47%(前日4.51%)。
   配当利回りは1.80%(1.81%)。
   10年国債利回りは1.565%(前日1.575%)。

(8)大商い株専有率(先導株比率)は38.3%(前日35.7%)。
   2月19日が48.3%だった。
   2月26日に26.0%まで低下。
   プライム市場の単純平均は17.91円高の2981円(前日は2963円)。
   24年末が2753円。23年末が2827円。
   プライム市場の時価総額1070兆円(前日1065兆円)。
   8月18日の1070兆円が過去最高。
   ドル建て日経平均は296.45(前日294.87)と続伸。
   8月18日の296.45が年初来高値かつ過去最高値。
   2021年2月16日の290.62ドルがそれまでの過去最高値。

(9)ボリンジャーのプラス1σが42310円。
   プラス2σが43549円。
   プラス3σが44789円。
   週足のボリンジャーのプラス1σが42102円。
   プラス2σが44015円。
   プラス3σが45928円。
   3月配当権利落ち前は37799円。
   ★25年3月日経平均の月中平均は37311円。
   ☆24年3月日経平均の月中平均は39844円。
   ★25年3月TOPIXの月中平均は2743.52ポイント。
   ☆24年3月TOPIXは2728ポイント。
   アノマリー的には水曜が「変化日」。
   金曜が「大幅高の特異日」。

今年の曜日別勝敗(8月18日まで)

月曜15勝14敗
火曜19勝10敗
水曜18勝14敗
木曜19勝12敗
金曜13勝19敗
(櫻井)。