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2025.06.03 櫻井 英明
懐かしい未来を創造する
米国で流行し始めた「TACOトレード」と言う言葉。
「TACO」とは「Trump Always Chickens Out」(トランプはいつも土壇場でびびる)の略だろそうです。
それにしても・・・。
どうしてもトランプ大統領は「バック・トゥー・ザ・フューチャー」の悪役ビフ・タネンとダブってしまいます。
因みに・・・。
タネン家の人物はすべからく肥やしまみれになるという災難に遭っているのがあの映画でした。
「法の支配と民主主義」というのが20世紀後半から21世紀にわたる世界の規範。
換言すれば自由主義といっても良いだろう。
ところがトランプ大統領はここに水を差しています。
行っていることは「法の遵守」ではなく「法の無視」。
「約束は守らなければいけません」。
「決まりに従って行動しましょう」。
というのが子供たちには教えられるもの。
しかし「勝手気ままに動く王様もいるんだ」と気が付いたら人間の規範は一気に崩壊するでしょう。
「ビフ・タネンのモデルは金髪の不動産王だった当時のトランプ氏だった」と脚本家が言っているのは納得できる話。
望まれるのは「マクフライ」の登場でしょう。
ただマクフライの父のジョージ・マクフライがパウエルFRB議長に見えてくるのは錯覚でしょうか。
因みに・・・。
「現実の米国社会そのものが、ジョークみたいな世界になってしまった。
コメディというよりも、ホラー映画に近いかもしれない」。
そんな言葉も聞こえてきます。
企業価値評価の王道はDCF法(ディスカウントキャッシュフロー方式)。
簡単に言うと「将来の企業価値を、現在に割り戻して算出する現在価値」。
企業の事業構造や収益モデルを分析して、将来生出されるキャッシュフローをもとに企業の理論的現在価値を求めます。
本来は複雑な計算です。
事業計画書などで「キャッシュフローが計算できない期間以降について算定される永続価値を求める」。
難しい作業です。
簡単に言えば「赤字企業などは現在のキャッシュフローはゼロだが、将来価値を創造する」ということ。
そして「その価値を割り戻して現在価値を算出する」という無謀な理論にもなります。
将来から現在を類推するように見えますが、実際は現在から未来を早々して割り戻しているようにも思えます。
この「将来価値を割り戻す」というのが曲者。
企業は確かに永遠の未来をめざして活動しています。
でも、重要なのは「現実の活動・研究」ということもできます。
先週末に取材に行った「アルベルゴ・ディフーゾタウン平戸」。
「歴史的資源を活用した観光まちづくり推進事業」が「アルベルゴ・ディフーゾタウン」に認証された記念セレモニーでした。
アルベルゴ・ディフーゾタウンはイタリア発祥の取組み。
地域に点在する空き家などを活用した「分散型ホテル」のこと。
記憶に残ったのは黒田成彦平戸市長の「懐かしい未来を創造する」。
古民家再生などの事業はまさに該当するでしょう。
以下は今朝の場況。
↓
「懐かしい未来を創造する」
「主要3指数は揃って上昇」
週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。
トランプ大統領が輸入鉄鋼・アルミニウムへの関税を倍増させる方針を発表。
しかし「相場は楽観的」との解釈。
鉄鋼会社の株価は、クリーブランド・クリフスが23%高するなど急騰。
一方、フォード、GMは4%近く下落。
エヌビディアが1.7%高、 メタが3.6%高。
テスラがは1.1%安。
5月のISM製造業購買担当者景気指数(PMI)は48.5に低下。
低下は3カ月連続で6カ月ぶりの低水準。
4月は48.7だった。
輸入指数は4月の47.1から39.9に低下。
09年初め以来の低水準。
4月の建設支出(季節調整済み)は年率換算で前月比0.4%減少。
市場予想は0.3%増だった。
前年同月比では0.5%減少。
2年国債と10年国債の利回り格差は0.517%、
10年国債利回りは4.441%。
5年国債利回りは4.003%
2年国債利回りは3.936%。
30年債利回りは4.965%。
ドル円は142円台後半。
WTI原油先物7月限は前日比2.25ドル(3.70%)高の1バ レル=63.04ドル。
金先物8月限は前日比0.05ドル(0.00%)高安の1オンス=3406.40ドル。
SKEW指数は137.26→138.25→141.04。
恐怖と欲望指数は61→63。
昨年10月18日の75がピーク(2023年10月5日が20)。
4月8日の3がボトム。
週明けのNYダウは35ドル(0.08%)高の42305ドルと3日続伸。
高値42317ドル、安値41853ドル。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは131.27(前日127.05)。
NASDAQは128ポイント(0.67%)高の19242ポイントと反発。
高値19252ポイント、安値18985ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは106.67(前日106.80)。
S&P500は24ポイント(0.41%)高の593ポイントと反発。
高値5937ポイント、安値5861ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは119.78(前日118.44)。
週明けのダウ輸送株指数は69ポイント(0.47%)安の14616ポイントと続落。
SOX指数は74ポイント(1.57%)高の4832ポイントと反発。
VIX指数は18.36(前日19.18)。
NYSEの売買高は11.39億株(前日10.64億株)。
3市場の合算売買高は156.7億株(前日193.4億株、過去20日平均は178億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比315円高の37805円。
ドル建ては大証日中比335円高の37825円。
ドル円は142.69円。
10年国債利回り4.441%。
2年国債利回りは3.936%。
「新高値106銘に違和感」
週明けの日経平均は寄り付き314円安。
終値は494円(▲1.30%)安の37470円と続落。
高値37651円。
安値37320円。
3日連続で日足陽線。
3月月中平均の37311円を6日連続で上回った。
3月23日に37100円→37111円にマド。
6月2日に37748円→37651円にマド。
日経平均は15日連続で一目均衡の雲の上。
上限は35187円。
下限は34489円。
TOPIXは24ポイント(▲0.87%)安の2777ポイントと続落。
3月26日の2821ポイントが年初来高値。
25日線(2725ポイント)を25日連続で上回った。
75日線(2684ポイント)を20日連続で上回った。
200線(2684ポイント)を19日連続で上回った。
日足は3日ぶりに陰線。
TOPIXコア30指数は続落。
プライム市場指数は12ポイント(▲0.87%)安の1429,36ポイントと続落。
東証グロース250指数は0.76ポイント(△0.10%)高の746.00と続伸。
25日移動平均線からの乖離は△5.95%(前日△6.36%)。
プライム市場の売買代金は3兆8398億円(前日6兆5107億円)。
売買高は17.03株(前日27.11億株)。
値上がり562銘柄(前日939銘柄)。
値下がり1012銘柄(前日632銘柄)。
新高値106銘柄(前日89銘柄)。
新安値19銘柄(前日8銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは116.69(前日126.34)。
東証グロース市場の騰落レシオは114.29(前日114.90)。
NTレシオは13.49倍(前日13.55倍)。
20年12月30日が12.90倍。
サイコロは5勝7敗で41.66%。
TOPIXは7勝5敗で58.33%。
東証グロース市場指数は8勝4敗で66.66%。
上向きの25日線(37196円)から△0.74%(前日△2.35%)。
26日連続で上回った。
下向きの75日線は36772円。
17日連続で上回った。
上向きに転じた200日線(37802円)から▲0.88%(前日△0.45%)
3日連続で下回った。
下向きの5日線は37863円。
6日ぶりに下回った。
13週線は36487円。
26週線は37714円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.050%(前日▲16.694%)。
買い方▲5.04%(前日▲4.324%)。
東証グロース250指数ネットスック信用損益率で売り方▲11.4865%(前日▲8.369%)。
買い方▲7.362%(前日▲7.513%)。
空売り比率は40.9%(前日38.6%、7日ぶりに40%超)。
空売り規制なし銘柄の比率は9.3%(前日5.2%)。
3月14日が15.2%。
3月7日が10.6%、
2月20日が11.5%、1月6日が12.2%。
昨年12月26日が14.4%。
日経VIは25.09(前日23.74)。
日経平均採用銘柄のPERは15.57倍(前日15.74倍)。
前期基準では14.99倍。
EPSは2406円(前日2412円)。
前期基準のEPSは2499円(前日2504円)。
直近ピークは2月14日2564円、10月15日2514円、3月4日2488円。
直近ボトムは5月16日2186円。
225のPBRは1.41倍(前日1.43倍)。
BPSは26574円(前日26549円)。
日経平均の予益回りは6.42%。
予想配当り利回りは2.23%。
指数ベースでは6ERは18.77倍(前日19.02倍)。
EPSは1996円(前日1995円)。
PBRは1.84倍(前日1.87倍)。
BPSは20364円(前日20302円)。
益回りは5.33%(前日5.29%)。
配当利回りは2.10%(2.08%)。
10年国債利回りは1.505%(前日1.500%)。
プライム市場の予想PERは15.57倍。
前期基準では14.99倍。
PBRは1.35倍。
プライム市場の予想益回りは6.52%。
配当利回り加重平均は2.57%。
東証プライムのEPSは175.06(前日174.26)。
2025年2月が180.62。
2024年12月161.79。
2024年2月が174.18。
2024年1月が175.24。
2023年10月が177.72。
2022年4月が118.12。
大商い株専有率(先導株比率)は31.5%(前日31.0%)。
2月19日が48.3%だった。
2月26日に26.0%まで低下。
プライム市場の単純平均は10円安の2683円(前日は2694円)。
プライム市場の売買単価は2258円(前日2400円)。
プライム市場の時価総額957兆円(前日965兆円)。
ドル建て日経平均は261.76(前日263.90)と反落。
年初来高値は5月30日の263.90。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比315円高の37805円。
高値37840円、安値37275円。
明けの大証夜間取引終値は日中比280円高の37770円。
ボリンジャーのプラス1σが38017円。
プラス2σが38838円。
マイナス1σが36375円。
マイナス2σが35554円。
週足のボリンジャーのプラス1σが37953円。
プラス2σが39419円。
マイナス1σが35021円。
マイナス2σが33555円。
3月配当権利落ち前は37799円。
★25年3月日経平均の月中平均は37311円。
☆24年3月日経平均の月中平均は39844円。
★25年3月TOPIXの月中平均は2743.52ポイント。
☆24年3月TOPIXは2728ポイント。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
アノマリー的には「変化日」。
《今日のポイント6月3日》
(1)週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。
10年国債利回りは4.441%。
5年国債利回りは4.003%
2年国債利回りは3.936%。
30年債利回りは4.965%。
ドル円は142円台後半。
SKEW指数は137.26→138.25→141.04。
恐怖と欲望指数は61→63。
昨年10月18日の75がピーク(2023年10月5日が20)。
4月8日の3がボトム。
(2)週明けのダウ輸送株指数は69ポイント(0.47%)安の14616ポイントと続落。
SOX指数は74ポイント(1.57%)高の4832ポイントと反発。
VIX指数は18.36(前日19.18)。
NYSEの売買高は11.39億株(前日10.64億株)。
3市場の合算売買高は156.7億株(前日193.4億株、過去20日平均は178億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比315円高の37805円。
(3)プライム市場の売買代金は3兆8398億円(前日6兆5107億円)。
売買高は17.03株(前日27.11億株)。
値上がり562銘柄(前日939銘柄)。
値下がり1012銘柄(前日632銘柄)。
新高値106銘柄(前日89銘柄)。
新安値19銘柄(前日8銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは116.69(前日126.34)。
東証グロース市場の騰落レシオは114.29(前日114.90)。
NTレシオは13.49倍(前日13.55倍)。
20年12月30日が12.90倍。
サイコロは5勝7敗で41.66%。
(4)上向きの25日線(37196円)から△2.35%(前日△2.35%)。
26日連続で上回った。
下向きの75日線は36772円。
17日連続で上回った。
上向きに転じた200日線(37802円)から△0.45%(前日△0.45%)
3日連続で下回った。
下向きの5日線は37863円。
6日ぶりに下回った。
13週線は36487円。
26週線は37714円。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.050%(前日▲16.694%)。
買い方▲5.04%(前日▲4.324%)。
東証グロース250指数ネットスック信用損益率で売り方▲11.4865%(前日▲8.369%)。
買い方▲7.362%(前日▲7.513%)。
(6)空売り比率は40.9%(前日38.6%、7日ぶりに40%超)。
空売り規制なし銘柄の比率は9.3%(前日5.2%)。
日経VIは25.09(前日23.74)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは15.57倍(前日15.74倍)。
前期基準では14.99倍。
EPSは2406円(前日2412円)。
前期基準のEPSは2499円(前日2504円)。
直近ピークは2月14日2564円、10月15日2514円、3月4日2488円。
直近ボトムは5月16日2186円。
225のPBRは1.41倍(前日1.43倍)。
BPSは26574円(前日26549円)。
日経平均の予益回りは6.42%。
予想配当り利回りは2.23%。
指数ベースでは6ERは18.77倍(前日19.02倍)。
EPSは1996円(前日1995円)。
PBRは1.84倍(前日1.87倍)。
BPSは20364円(前日20302円)。
益回りは5.33%(前日5.29%)。
配当利回りは2.10%(2.08%)。
10年国債利回りは1.505%(前日1.500%)。
(8)大商い株専有率(先導株比率)は31.5%(前日31.0%)。
プライム市場の単純平均は10円安の2683円(前日は2694円)。
プライム市場の時価総額957兆円(前日965兆円)。
ドル建て日経平均は261.76(前日263.90)と反落。
年初来高値は5月30日の263.90。
(9)ボリンジャーのプラス1σが38017円。
プラス2σが38838円。
マイナス1σが36375円。
マイナス2σが35554円。
週足のボリンジャーのプラス1σが37953円。
プラス2σが39419円。
マイナス1σが35021円。
マイナス2σが33555円。
3月配当権利落ち前は37799円。
★25年3月日経平均の月中平均は37311円。
☆24年3月日経平均の月中平均は39844円。
★25年3月TOPIXの月中平均は2743.52ポイント。
☆24年3月TOPIXは2728ポイント。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
アノマリー的には「変化日」。
今年の曜日別勝敗(6月2日まで)
↓
月曜10勝9敗
火曜12勝6敗
水曜10勝11敗
木曜13勝7敗
金曜8勝12敗
(櫻井)。