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2025.02.04 櫻井 英明

西向いたのに・・・

「株は上げなきゃ下がらない」そして「株は下げなきゃ上がらない」。
たぶんこれは永遠の真理だと思います。
ところが渦中にいるとこれが見えません。
がむしゃらに起こった現象だけを短期的に追いかけ、上昇だ、下落だと右往左往するだけ。
ちょっと俯瞰したり鳥瞰してみれば、1月の動きはほほ保ち合い。
なのに前日より下落していれば「どうだろう」と警戒の声。
少し上げていれば「まだまだ上がる」と歓喜の声。
これが投資社会だとすると、少し悲しいところです。
「今日や明日の値動きは所詮気まぐれ」。
この姿勢が欲しいもの。
もしも相場の本尊がいると仮定すると、下げで大きな値上がりを狙い、上げで大きな下落を狙う思考もあるのかもしれません。
「豚は太らしてから食べる」というイギリスの格言は、常に考えておくべきことでしょう。
「ヘンゼルとグレーテル」の知恵が望まれるところです。
上がった時の好材料、下がった時の悪材料。
株価は逆に動くことが多いのが経験則でもあります。
つまり、平時と乱世の相場観の違いはその前段階の動きに予兆があるはずと考えたいものです。

週末の福岡行商は今年初の西向きで、株価的には今年1勝。
昨日の広島タッチ&ゴーは、株価的には1000円超の下落。
個人的な西向き株高アノマリーへの挑戦が今年も始まりました。
が、今年最大の下落幅で1敗となり都合1勝1敗。
次回は10日(月)の福山のタッチ&ゴーの予定です。

以下は今朝の場況。

「タリフマンの面目躍如」

「経済指標やイベントでなく関税動向」

週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って続落。
トランプ大統領が週末に発表したメキシコとカナダ、中国への関税を悪材料視。
ただ大統領がメキシコに対する関税発動を延期した。
当初の大幅安からは下落幅を縮小した。
フォード・モーターが1.9%安、GMが3.2%安。
半導体大手エヌビディアが2.8%安。
フィラデルフィア半導体指数(SOX)が1.8%安。
1月のISM製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.9。
2024年12月の49.2から上昇。
22年9月以来の高水準。
市場市場予想は49.8だった。
拡大・縮小の分岐点となる50を超えたのは22年10月以来初めて。
12月の建設支出(季節調整済み)は年率換算で前月比0.5%増加。
一戸建て住宅建設の増加を背景に市場予想(0.2%増)を上回る伸び。
12月は前年比では4.3%増。
2024年は6.5%増加した。
2年国債と10年国債の利回り格差は一時0.247%と12月下旬以来最も縮小した。
10年国債利回りは4.553%。
5年債利回りは4.360%
2年国債利回りは4.251%。
ドル円は154円台後半。
WTI原油先物3月限は0.63ドル(0.9%)高の73.16ドル。
ビットコインは一時3週間ぶりの安値まで下落したがその後10万ドル水準に戻した。
SKEW指数は156.70→158.47→155,45。
恐怖と欲望指数は45→44
10月18日の75がピーク(2023年10月5日が20)。

週明けのNYダウは122ドル(0.28%)安の44421ドルと続落。
高値44594ドル、安値43879ドル。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは107.50(前日109.65)。
NASDAQは235ポイント(1.20%)安の19391ポイントと続落。
高値19502ポイント、安値19141ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは95.69(前日98.85)。
S&P500は45ポイント(0.76%)安の5994ポイントと続落。
高値6022ポイント、安値5923ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは107.15(前日117.12)。
週明けのダウ輸送株指数は379ポイント(2.33%)安の15927ポイントと5日続落。
SOX指数は91ポイント(1.82%)安の4924ポイントと続落。
VIX指数は18.62(前日16.43)。
NYSEの売買高は11.83億株(前日13.56億株)。
3市場の合算売買高は163.4億株(前日157.8億株、過去20日平均155.7億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比295円高の38895円。
ドル建ては大証日中比345円高の38945円。
ドル円は154.75円。
10年国債利回り4.553%。
2年国債利回りは4.251%。

「下落幅(1052円)も売買代金(5.56兆円)も今年最大」

週明けの日経平均は寄り付き640円安。
終値は1052円(▲2.66%)安の38520円と4日ぶりに反落。
3日続落で950円安、3日続伸で554円高。
そして一時1100円以上の下落。
下げ幅は今年最大で昨年9月30日(1910.01円)以来の大きさ。
高値38948円。
安値38401円。
2日連続で陰線。
3日は39458円→38948円に大きなマド。
日経平均は4日ぶりに一目均衡の雲の下。
上限は39085円。
下限は38984円。
TOPIXは68.27ポイント(▲2.45%)安の2720ポイントと4日ぶりに反落。
25日線(2742ポイント)を9日ぶりに下回った。
75日線(2717ポイント)を11日連続で上回った。
200日線(2714ポイント)を10日連続で上回った。
日足は5日ぶりに陰線。
TOPIXコア30指数は4日ぶりに反落。
プライム市場指数は35.15ポイント(▲2.45%)安の1400.20ポイントと4日ぶりに反落。
東証グロース250指数は8.52ポイント(▲1.31%)安の642.15と3日続落。
25日移動平均線からの乖離は△0.61%(前日△2.02%)。
プライム市場の売買代金は5兆5630億円(前日4兆6090億円)。
昨年12月20日(5兆7153億円)以来の多さ。
売買高は24.85億株(前日18.99億株)。
値上がり154銘柄(前日606銘柄)。
値下がり1470銘柄(前日976銘柄)。
新高値37銘柄(前日51銘柄)。
新安値58銘柄(前日10銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは109.52(前日109.52)。
東証グロース市場の騰落レシオは98.56(前日100.61)。
NTレシオは14.19倍(前日14.19倍)。
サイコロは8勝4敗で66.66%。
TOPIXは8勝4敗で66.66%。
東証グロース市場指数は5勝7敗で41.66%。
下向きの25日線(39323円)から▲2.04%(前日△0.57%)。
4日ぶりに下回った。
下向きの75日線は39030円。
4日ぶりに下回った。
下向きの200日線(38635円)から▲0.30%(前日△2.41%)。
11日ぶりに下回った。
下向きの5日線は39207円。
3日連続で上回った。
13週線は39095円。
26週線は38712円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.142%(前日▲16.337%)。
買い方▲6.638%(前日▲5.122%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲6.925%(前日▲8.153%)。
買い方▲17.024%(前日▲15.833%)。
空売り比率は43.5%(前日38.4%、2日ぶりに40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率は10.2%(前日7.8%)。
12月26日、10月24日が14.4%、9月13日が16.4%だった。
日経VIは24.63前日21.00)。
日経平均採用銘柄のPERは15.61倍(前日16.09倍)。
4日ぶりに15倍台。
前期基準では16.14倍。
EPSは2467円(前日2459円)。
直近ピークは10月15日2514円、3月4日2387円。
直近ボトムは11月14日2425円。
225のPBRは1.42倍(前日1.46倍)。
BPSは27126円(前日27104円)。
日経平均の予想益回りは6.41%。
予想配当り利回りは2.05%。
指数ベースではPERは20.11倍(前日20.74倍)。
EPSは1915円(前日1908円)。
PBRは1.95倍(前日2.02倍)。
BPSは19753円(前日19590円)。
10年国債利回りは1.245%(前日1.245%)。
プライム市場の予想PERは15.61倍。
前期基準では16.14倍。
PBRは1.34倍。
プライム市場の予想益回りは6.53%。
配当利回り加重平均は2.53%。
東証プライムのEPSは174.42(前日173.11)。
12月161.79。
2024年2月が174.18。
2024年1月が175.24。
2023年10月が177.72。
2022年4月が118.12。
大商い株専有率(先導株比率)は33.1%(前日31.5%)。
12月19日が48.3%だった。
1月31日は31.5まで低下。
プライム市場の単純平均は56円安の2668円(前日は2724円)。
プライム市場の売買単価は2238円(前日2426円)。
プライム市場の時価総額943兆円(前日966兆円)。
ドル建て日経平均は247.81(前日255.85)と4日ぶりに反落。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比295円高の38895円。
高値39150円、安値38375円。
売買高は44291枚と増加(前日22741枚)。
大証夜間取引終値は日中比300円高の38900円。
気学では火曜は「押し込むと戻す日。悪目買い方針良し」。
水曜は「一方に偏って動く日」。
木曜は「安日柄なれど前日来安き時は小底入れする」。
金曜は「安日柄にして後場急落すること多し」。
ボリンジャーのプラス1σが39867円。
プラス2σが40411円。
マイナス1σが38778円。
マイナス2σが38235円。
マイナス3σが37692円。
週足のボリンジャーのプラス1σが39756円。
プラス2σが40416円。
マイナス1σが38434円。
マイナス2σが37774円。
マイナス3σが37113円。
半値戻しは36841円。
9月配当権利落ち前は38925円。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
中国は春節(→2月4日)。

《今日のポイント2月4日》

(1)週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って続落。
   10年国債利回りは4.553%。
   5年債利回りは4.360%
   2年国債利回りは4.251%。
   ドル円は154円台後半。
   SKEW指数は156.70→158.47→155,45。
   恐怖と欲望指数は45→44
   10月18日の75がピーク(2023年10月5日が20)。

(2)週明けのダウ輸送株指数は379ポイント(2.33%)安の15927ポイントと5日続落。
   SOX指数は91ポイント(1.82%)安の4924ポイントと続落。
   VIX指数は18.62(前日16.43)。
   NYSEの売買高は11.83億株(前日13.56億株)。
   3市場の合算売買高は163.4億株(前日157.8億株、過去20日平均155.7億株)。
   週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比295円高の38895円。

(3)プライム市場の売買代金は5兆5630億円(前日4兆6090億円)。
   昨年12月20日(5兆7153億円)以来の多さ。
   売買高は24.85億株(前日18.99億株)。
   値上がり154銘柄(前日606銘柄)。
   値下がり1470銘柄(前日976銘柄)。
   新高値37銘柄(前日51銘柄)。
   新安値58銘柄(前日10銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは109.52(前日109.52)。
   東証グロース市場の騰落レシオは98.56(前日100.61)。
   NTレシオは14.19倍(前日14.19倍)。
   サイコロは8勝4敗で66.66%。

(4)下向きの25日線(39323円)から▲2.04%(前日△0.57%)。
   4日ぶりに下回った。
   下向きの75日線は39030円。
   4日ぶりに下回った。
   下向きの200日線(38635円)から▲0.30%(前日△2.41%)。
   11日ぶりに下回った。
   下向きの5日線は39207円。
   3日連続で上回った。
   13週線は39095円。
   26週線は38712円。
   週足では9月23日の週以来38000円ー4万円のレンジの往来。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.142%(前日▲16.337%)。
   買い方▲6.638%(前日▲5.122%)。
   東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲6.925%(前日▲8.153%)。
   買い方▲17.024%(前日▲15.833%)。

(6)空売り比率は43.5%(前日38.4%、2日ぶりに40%超)。
   空売り規制なしの銘柄の比率は10.2%(前日7.8%)。
   12月26日、10月24日が14.4%、9月13日が16.4%だった。
   日経VIは24.63前日21.00)。

(7)日経平均採用銘柄のPERは15.61倍(前日16.09倍)。
   4日ぶりに15倍台。
   前期基準では16.14倍。
   EPSは2467円(前日2459円)。
   直近ピークは10月15日2514円、3月4日2387円。
   直近ボトムは11月14日2425円。
   225のPBRは1.42倍(前日1.46倍)。
   BPSは27126円(前日27104円)。
   日経平均の予想益回りは6.41%。
   予想配当り利回りは2.05%。
   指数ベースではPERは20.11倍(前日20.74倍)。
   EPSは1915円(前日1908円)。
   PBRは1.95倍(前日2.02倍)。
   BPSは19753円(前日19590円)。
   10年国債利回りは1.245%(前日1.245%)。

(8)プライム市場の単純平均は56円安の2668円(前日は2724円)。
   プライム市場の時価総額943兆円(前日966兆円)。
   ドル建て日経平均は247.81(前日255.85)と4日ぶりに反落。

(9)ボリンジャーのプラス1σが39867円。
   プラス2σが40411円。
   マイナス1σが38778円。
   マイナス2σが38235円。
   マイナス3σが37692円。
   週足のボリンジャーのプラス1σが39756円。
   プラス2σが40416円。
   マイナス1σが38434円。
   マイナス2σが37774円。
   マイナス3σが37113円。
   半値戻しは36841円。
   9月配当権利落ち前は38925円。
   日経平均株価の9月月中平均は37162円。
   TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
   中国は春節(→2月4日)。
   
今年の曜日別勝敗(2月3日まで)

月曜1勝3敗
火曜2勝2敗
水曜2勝2敗
木曜3勝1敗
金曜1勝3敗
(櫻井)。