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2024.05.28 櫻井 英明

ビルダーバーグの季節

なぜ金利の上昇が警戒されるのでしょう。
たぶん景気実態とか需給の問題ではありません。
おそらく将来の利益を割り戻して現在価値にするときの除数が大きくなるのが嫌なのだろうと思います。
金利が高いほど現在価値は小さくなります。
これが債券畑の思考法。
株式市場には債券畑の相場解釈がはびこっています。

熊本の菊陽町や北海道の千歳が半導体工場の建設でクローズアップされています。
しかし、実はそれだけではないのが現実。
例えば岩手県の北上市、
キオクシアの工場稼働が延期されたとはいえ新工場は年内稼働予定。
フラッシュメモリーでの世界への挑戦は続きます。
TDKの北上工場も期待感大。
あるいは東広島のマイクロンテクノロジー。
アメリカの企業ですか経産省も大幅な補助金を出しています。
なぜなら、もともとはエルピーダメモリ─。
メモリーの開発と量産の拠点です。
日本全国でこの手の明るい話は多くなってきました。

週末はビルダーバーグ会議。
2024年のビルダーバーグ会議は、5月30日ー6月2日までマドリードで開催予定。

昨年は5月18日ー21日にポルトガルのリスボンで開催されましたから2年連続で欧州開催。

テーマは以下。

人工知能
銀行システム
中国
エネルギー転換
ヨーロッパ
財政上の課題
インド
産業政策と貿易
北大西洋条約機構
ロシア
国境を越えた脅威
ウクライナ
米国のリーダーシップ

2022年は6月2日ー5日に米国・ワシントンD.C.で開催。
以下がテーマ。

地政学的な再編
北大西洋条約機構
中国
インド太平洋地域の再編
エネルギー安全保障と持続可能性
ロシア
政府と経済の継続性
国際金融システムの混乱

中米技術競争
パンデミック後の健康
民主主義社会の分断
貿易と脱グローバリゼーション
ウクライナ

20年と21年はコロナで開催されませんでした。

以下は今朝の場況。

「メモリアルデーを挟んでNYは中小型株が主役のアノマリー」

「週明けのNY株式はメモリアルデーで休場」

週明けのNY株式はメモリアルデーで休場。
週末のNY市場で主要3指数は揃って反発。
ナスダック総合は終値ベースで最高値を更新した。
週間ではNYダウが2.34%安、S&P500が0.03%高、ナスダックが1.41%高。
ラッセル2000は1.04%高
「経済指標で消費者のインフレ見通しの改善が示されたことが追い風」との解釈。。
4月の耐久財受注は前月比0.7%増。
市場予想の0.8%減に反して増加。
5月のミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)は69.1。
速報値の67.4から上方修正された。
27日がメモリアルデー(戦没者追悼記念日)の祝日で3連休控で商いは低調。
2年国債と10年国債の利回り格差はマイナス0.483%、
一時マイナス0.489%3月12日以来のマイナス幅となった。
10年国債利回りは4.466%。
5年国債利回りは4.527%。
2年国債利回りは4.948%。
ドル円は156円台後半。
WTI原油先物7月物は0.85ドル(1.1%)高の77.72ドル。
週間では2%超下落。
暗号資産のイーサが横ばいの3735.90ドル。
SKEW指数は150.14→153.33→155.86。
恐怖と欲望指数は53→53。
(昨年10月5日が20)。

週末のNYダウは4ドル(0.01%)高の39069ドルと3日不ぶりに反発。
高値39220ドル、安値39020ドル。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは125.98%(前日127.36%)。
NASDAQは184ポイント(1.10%)高の16920ポイントと3日ぶりに反発。
高値16947ポイント、安値16771ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは111.91(前日109.59)。
S&P500は36ポイント(0.70%)高の5304ポイントと3日ぶりに反発。
高値5311ポイント、安値5278ポイント。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは129.57(前日128.71%)。
ダウ輸送株指数は74イント(0.49%)高の15082ポイントと反発。
SOX指数は94ポイント(1.85%)高の5220ポイントと反発。
VIX指数は11.93(前日12.77)。
週明けのVIX指数は12.36。
NYSEの売買高は7.88株(前日9.63億株)。
3市場の合算売買高は103.6億株(前日137億株、過去20日平均は122.2億株)。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比200円高の38800円。
ドル建ては205円高の38805円。
ドル円は156.99円。
10年国債利回りは4.466%。
2年国債利回りは4.948%。

「売買代金は今年最低の3.38兆円」

週明けの日経平均は寄り付き120円高。
終値は253円(△0.66%)高の38900円と高値引けで反発。
高値38900円。
安値38667円。
日足は3日連続で陽線。
日経平均は一目均衡の雲の中。
雲の下限は38471円。
上限は39196円。
雲は明日ねじれる。
TOPIXは23.82ポイント(△0.87%)高の2766ポイントと高値引けで反発。
25日線(2719ポイント)を13日連続で上回った。
TOPIXコア30指数は反発。
プライム市場指数は12.28ポイント(△0.87%)高の1423.92と反発。
東証スタンダード指数は5日ぶりに反発。
東証グロース250指数は5.40ポイント(△0.89%)高の613.54と5日ぶりに反発。
25日移動平均線からの乖離は▲4.44%(前日▲5.50%)。
プライム市場の売買代金は3兆3847億円(前日3兆8625億円)。
2日連続で4兆円割れとなり今年最低。
昨年大納会の3兆818億円以来の低水準。
売買高は13.77億株。
値上がり1072銘柄(前日599銘柄)。
値下がり521銘柄(前日1003銘柄)。
新高値71銘柄(前日50銘柄)。
4日連続で2ケタ。
新安値97銘柄(前日150銘柄)。
4日ぶりに2ケタ。
プライム市場の騰落レシオは107.74(前日98.92)。
東証グロース市場の騰落レシオは92.70(前日89.28)。
NTレシオは14.06倍(前日14.09倍)。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
TOPIXは7勝5敗で58.33%。
東証グロース市場指数は4勝8敗で33.33%。
上向きの25日線(38333円)からは△1.48%(前日△0.92%)。
8日連続で上回った。
上向きの75日線は38828円。
2日ぶりに上回った。
上向きの200日線(35168円)からは△10.61%(前日△9.98%)。
283日連続で上回った。
下向きの5日線は38842円。
2日ぶりに上回った。
13週線は38920円。
26週線は37273円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.971%(前日▲18.556%)。
買い方▲5.920%(前日▲6.646%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲9.24%(前日▲7.879%)。
買い方▲25.54%(前日▲25.958%)。
空売り比率は40.8%(前日42.7%、5日連続で40%超)。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は7.6%(前日8.6%)。
8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
日経VIは16.78(前日16.96)。
日経平均採用銘柄のPERは16.57倍(前日16.42倍)。
8日連続で16倍台。
前期基準では16.72倍。
EPSは2347円(前日2353円)。
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
225のPBRは1.48倍(前日1.46倍)。
BPSは26283円(前日26469円)。
日経平均の予想益回りは6.04%。
予想配当り利回りは1.79%。
指数ベースではPERは21.78倍(前日21.64倍)。
EPSは1786円(前日1785円)。
PBRは2.02倍(前日2.01倍)。
BPSは19257円(前日19226円)。
10年国債利回りは1.025%(前日1.005%)。
2012年4月以来約12年ぶりの高水準。
プライム市場の予想PERは16.27倍。
前期基準では16.46倍。
PBRは1.39倍。
プライム市場の予想益回りは6.14%。
配当利回り加重平均は2.22%。
プライム市場の単純平均は16円高の2955円(前日は2938円)。
プライム市場の売買単価は2457円(前日2759円)。
プライム市場の時価総額は964兆円(前日956兆円)。
ドル建て日経平均は248.12(前日246.06)と反発。
週末のシカゴ225先物円建ては大証前日比200円高の38800円。
高値38880円、安値38365円。
火曜の大証夜間取引終値は日中比50円高の38980円。
気学では火曜は「戻り売り方針の日。但し急落したら利入れせよ」。
水曜は「安値にある時は小底入れをみる日なり」。
木曜は「目先のポイントをつくる注意日」。
金曜は「吹き値売り方針の日。初め高くても後安し」。
ボリンジャーのプラス1σが38850円。
プラス2σが39368円。
プラス3σが39886円。
マイナス1σが37815円。
週足のプラス1σが39898円。
アノマリー的には「株高の日」。
明日は「リーマンショック以降強い株高の日」。

《今日のポイント5月28日》

(1)週明けのNY株式はメモリアルデーで休場。
   週末のNY市場で主要3指数は揃って反発。
   10年国債利回りは4.466%。
   5年国債利回りは4.527%。
   2年国債利回りは4.948%。
   ドル円は156円台後半。
   SKEW指数は150.14→153.33→155.86。
   恐怖と欲望指数は53→53。
   (昨年10月5日が20)。

(2)ダウ輸送株指数は74イント(0.49%)高の15082ポイントと反発。
   SOX指数は94ポイント(1.85%)高の5220ポイントと反発。
   VIX指数は11.93(前日12.77)。
   NYSEの売買高は7.88株(前日9.63億株)。
   3市場の合算売買高は103.6億株(前日137億株、過去20日平均は122.2億株)。
   週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比200円高の38800円。
   火曜の大証夜間取引終値は日中比50円高の38980円。

(3)プライム市場の売買代金は3兆3847億円(前日3兆8625億円)。
   2日連続で4兆円割れとなり今年最低。
   昨年大納会の3兆818億円以来の低水準。
   売買高は13.77億株。
   値上がり1072銘柄(前日599銘柄)。
   値下がり521銘柄(前日1003銘柄)。
   新高値71銘柄(前日50銘柄)。
   4日連続で2ケタ。
   新安値97銘柄(前日150銘柄)。
   4日ぶりに2ケタ。
   プライム市場の騰落レシオは107.74(前日98.92)。
   東証グロース市場の騰落レシオは92.70(前日89.28)。
   NTレシオは14.06倍(前日14.09倍)。
   サイコロは7勝5敗で58.33%。

(4)上向きの25日線(38333円)からは△1.48%(前日△0.92%)。
   8日連続で上回った。
   上向きの75日線は38828円。
   2日ぶりに上回った。
   上向きの200日線(35168円)からは△10.61%(前日△9.98%)。
   283日連続で上回った。
   下向きの5日線は38842円。
   2日ぶりに上回った。
   13週線は38920円。
   26週線は37273円。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.971%(前日▲18.556%)。
   買い方▲5.920%(前日▲6.646%)。
   東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲9.24%(前日▲7.879%)。
   買い方▲25.54%(前日▲25.958%)。

(6)空売り比率は40.8%(前日42.7%、5日連続で40%超)。
   空売り規制なしの銘柄の比率は7.6%(前日8.6%)。
   日経VIは16.78(前日16.96)。

(7)日経平均採用銘柄のPERは16.57倍(前日16.42倍)。
   8日連続で16倍台。
   前期基準では16.72倍。
   EPSは2347円(前日2353円)。
   直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
   225のPBRは1.48倍(前日1.46倍)。
   BPSは26283円(前日26469円)。
   日経平均の予想益回りは6.04%。
   予想配当り利回りは1.79%。
   指数ベースではPERは21.78倍(前日21.64倍)。
   EPSは1786円(前日1785円)。
   PBRは2.02倍(前日2.01倍)。
   BPSは19257円(前日19226円)。
   10年国債利回りは1.025%(前日1.005%)。

(8)プライム市場の単純平均は16円高の2955円(前日は2938円)。
   プライム市場の時価総額は964兆円(前日956兆円)。
   ドル建て日経平均は248.12(前日246.06)と反発。

(9)ボリンジャーのプラス1σが38850円。
   プラス2σが39368円。
   プラス3σが39886円。
   マイナス1σが37815円。
   週足のプラス1σが39898円。
   アノマリー的には「株高の日」。
   明日は「リーマンショック以降強い株高の日」。

今年の曜日別勝敗(5月27日まで)

月曜11勝6敗
火曜11勝9敗
水曜5勝14敗
木曜11勝11敗
金曜13勝6敗
(櫻井)。