8日の東京市場は続落。TOPIX業種別騰落率は、その他製品、薬品、空運、電機、精密など8業種が上昇。石油、鉱業、紙パルプ、銀行、電力など25業種が下落。
前日の米国株式市場は3指数とも小幅続伸。10年債利回りが4.56%付近まで下落し、ハイテク株が買われました。
東京市場は日経平均が186円高でスタートしましたが、後半は売りが先行しました。植田日銀総裁が国会でETF買いの出口論、物価見通しの誤りに言及し、投資家心理を冷やしたようです。個別銘柄では、三菱UFJ、みずほなど銀行株が軟調。INPEX、ENEOSなど石油株も売られました。半面、武田、アステラスなど薬品株が強含み。