【相場概況】続伸も尻すぼみ

1日の東京市場は続伸。TOPIX業種別騰落率は、海運、陸運、情報通信、銀行、小売など13業種が上昇。繊維、鉱業、ガラス土石、紙パルプ、非鉄など20業種が下落。

前日の米国市場は3指数とも大幅続伸。年初来売られていたハイテク株がリバウンドし、相場をけん引しました。ただ、1月の月間でみると、ダウ平均は3.3%安、SP5005.2%安、ナスダックは8.9%安でした。

東京市場は日経平均が166円高でスタートしましたが、買い一巡後は失速。半導体株が伸び悩んだうえ、前日に比べ為替が円高に振れ、株式市場も尻すぼみとなりました。

個別銘柄では、商船三井、川崎汽船など海運株が強い動き。コロナ飲み薬絡みの材料が出た塩野義も10%超の大幅高でした。半面、INPEX、住石など原油関連の一角が冴えず。