12日の東京市場は続落。TOPIX業種別騰落率は、空運、情報通信、保険、その他金融の4業種が上昇。海運、機械、精密、電機、薬品など29業種が下落。
前日の米国市場は大幅安。10年債利回りが2019年1月以来の2.79%台まで上昇し、急ピッチな金利上昇への警戒感が再燃。ダウは1.1%、SP500は1.6%、ナスダックは2.1%の下落でした。
東京市場は日経平均が215円安でスタート。じりじりと下げ幅を拡大し、2万6500円割れ。米国市場の不安定さが敬遠されたうえ、中国発の海上コンテナ輸送に陰りが出てきたと伝わり、投資家心理が冷え込みました。
個別銘柄では、郵船、川崎汽船など海運株が軟調。コマツ、日立建機など機械株も売られました。半面、T&D、かんぽなど保険株の一角が強含み。