15日の東京市場は続落。TOPIX業種別騰落率は、ゴム、小売、食品、倉庫、農林水産など8業種が上昇。サービス、保険、鉱業、空運、銀行など25業種が下落。
前日の米国市場は3指数とも冴えず。ウクライナ情勢が緊迫化しているうえ、FOMC投票権を持つセントルイス連銀のブラード総裁が利上げやバランスシート縮小の早期実施を訴え、相場の重石となりました。
東京市場は日経平均が104円高でスタートしましたが、買い一巡後はマイナス転落。前場は2万7000円を挟み一進一退でしたが、後場は下げ幅を拡大。ウクライナへの警戒感は払拭しきれなかったようです。
個別銘柄では、ANA、JALなど空運株が軟調。第一生命、三菱UFJなど金融株も売られました。半面、ローソン、ABCマートなど小売株がしっかり。