【相場概況】続伸も失速 主力株に売り

10日の東京市場は続伸。TOPIX業種別騰落率は、建設、電機、化学、不動産、繊維など25業種が上昇。自動車、ゴム、精密、紙パルプ、証券など8業種が下落。

前日の米国市場は3指数とも続伸。ハイテク株が買われたほか、NY州のコロナ規制緩和を受け、運輸・観光関連株も物色されました。

東京市場は日経平均が239円高でスタート。外部環境は安定していたものの、前日強かったSBGが崩れ、自動車株も冴えず。連休前のポジション調整もあり、買い一巡後は失速しました。

個別銘柄では、大林組、清水建設など建設株がしっかり。三井不動産、東京建物など不動産株も強含みました。半面、トヨタ、デンソー、アイシンなどトヨタ系が軟調。