【相場概況】反落 電力は買われる

11日の東京市場は反落。TOPIX業種別騰落率は、電力ガス、農林水産、銀行、保険、鉱業など17業種が上昇。精密、情報通信、電機、空運、サービスなど16業種が下落。

前週末の米国市場は3指数が高安まちまち。金利上昇を受けて金融株が買われる一方、ハイテク株は軟調でした。

東京市場は日経平均が108円安でスタート。一旦はプラス浮上を伺う展開になったものの、上海、香港などアジアが崩れ、東京も買えず。後場は底這いでした。

個別銘柄では、東京エレク、アドバンテストなど半導体株が冴えず。NTTKDDIなど通信株も売られました。半面、岸田首相が原発再稼働を示唆し、東電、中部電などが大幅高。