【相場概況】反落 手掛かりなく膠着

 

 7日の東京市場は反落。TOPIX業種別騰落率は、保険、銀行、紙パルプ、石油石炭、薬品など16業種が上昇。海運、精密、金属、化学、農林水産など17業種が下落。
 前日の米国市場はおおむね堅調。決算が好感されたアマゾンが13.5%超の急伸、ハイテク株がしっかりでした。1月雇用統計は失業率が予想より悪化しましたが、非農業部門雇用者数、平均時給の伸びは予想を上回りました。
 週明けの東京市場は日経平均が112円安でスタート。強い手掛かり材料がなく、方向感に欠ける展開。9時台に高値と安値を付けた後は284円の値幅内で膠着しました。
 個別銘柄では、東京エレク、村田製などハイテク株が冴えず。郵船、商船三井など海運株も売られました。半面、みずほ、第一生命、大和証など金融株が強含み。