Market Overview

相場概況

2023.03.27

小反発 権利取りが支え

27日の東京市場は反発。TOPIX業種別騰落率は、陸運、卸売、不動産、ゴム、薬品など25業種が上昇。銀行、鉱業、電機、電力ガス、金属など8業種が下落。

前週末の米国株式市場は3指数とも小幅続伸。ドイツ銀行株の急落を受け、序盤は売られましたが、ラガルド ECB総裁が流動性供給を示唆し、後半は持ち直しました。

東京市場は日経平均が91円高でスタート。強い材料はありませんでしたが、3月期末の配当取りとみられる買いが相場を支えました。個別銘柄では、JR東海、京急など電鉄株がしっかり。丸紅、伊藤忠など商社株も買われました。半面、コンコルディア、千葉銀など地銀株が売られました。