Market Overview

相場概況

2022.12.20

債券安、株安、円高 YCC修正を前倒し

20日の東京市場は大幅続落。TOPIX業種別騰落率は、銀行、保険、電力ガス、証券の4業種が上昇。不動産、精密、自動車、電機、サービスなど29業種が下落。

前日の米国株式市場は3指数とも4日続落。東京市場は日経平均が20円高でスタート。前場は小高く推移しましたが、日銀が金融政策の修正を発表すると、後場は債券安、株安、円高が加速。来春の黒田総裁交代の間際とみられていたイールドカーブコントロール修正が今回に前倒しされ、サプライズになったようです。個別銘柄では、金利高が逆風となる三菱地所、東京建物など不動産株が大幅安。金利高がメリットとなる三菱UFJ、第一生命など金融株が急騰しました。