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相場概況

2022.06.06

続伸 2万8000円には届かず

6日の東京市場は続伸。TOPIX業種別騰落率は、石油石炭、空運、陸運、保険、薬品など23業種が上昇。海運、証券、サービス、電機、紙パルプなど10業種が下落。

前週末の米国市場は3指数とも反落。5月雇用統計で非農業部門雇用者数が市場より強く、金融引き締めへの警戒感が再燃。FOMC投票権を持つメスター・クリーブランド連銀総裁が9月以降の利上げ継続を示唆したことも、重石となりました。

東京市場は日経平均が212円安でスタート。売り一巡後は買いが入り、ほどなくプラス転換。米株先物も堅調に推移し、後場も高止まりしましたが、強い材料がなく、28000円には届きませんでした。

個別銘柄では、GO TO トラベル再開への思惑から、JR東、HISなどが強い動き。INPEXENEOSなど原油株も買われました。半面、郵船、商船三井など海運株が弱含み。