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相場概況

2022.05.09

反落 米露に警戒感強まる

9日の東京市場は反落。TOPIX業種別騰落率は、電力ガス、海運、石油石炭の3業種が上昇。鉄鋼、空運、サービス、非鉄、卸売など30業種が下落。

前週末の米国市場は続落。4月雇用統計は市場予想並みでしたが、10年債利回りが3.14%台まで上昇。ハイテク・グロース株への売り圧力が強まり、ナスダックは年初来安値更新。

東京市場は日経平均が298円安でスタート。米株先物が不安定な動きをみせ、東京もじりじりと下げ幅を拡大。プーチン演説を前にリスク回避の売りも出たようです。

個別銘柄では、ファストリ、SBG、ファナックなど値嵩株が軟調。JFE、日本製鉄など鉄鋼株も売られました。半面、出光、ENEOSなど原油関連株の一角が強含み。