相場概況

続落　手掛かり難

29日の東京市場は続落。TOPIX業種別騰落率は、自動車、電力、サービス、情報通信の4業種が上昇。鉄鋼、銀行、海運、保険、鉱業など29業種が下落。

前日の米国株式市場は3指数とも小幅反発。ウォラーFRB理事が利上げサイクルの終了を示唆し、10年債利回りが4.32％台まで低下。11月消費者信頼感指数も予想を上回り、支援材料になりました。

東京市場は日経平均が164円安でスタート。強い手掛かりがなく、小安く推移しました。個別銘柄では、日本製鉄、ＪＦＥなど鉄鋼株が冴えず。商船三井、郵船など海運株も売られました。半面、東北電、関電など電力株の一角が強含み。