相場概況

中東リスク　利上げ停止に期待

10日の東京市場は上昇。TOPIX業種別騰落率は、鉱業、海運、石油石炭、卸売、電力など31業種が上昇。空運、農林水産の2業種が下落。

前日の米国株式市場は3指数とも続伸。イスラエルとハマスの紛争激化を受けて原油が上昇し、エネルギー株が強い動き。防衛関連株も買われました。ジェファーソンFRB副議長やダラス連銀総裁が利上げに慎重な姿勢を見せ、株価の支えになりました。

東京市場は日経平均が320円高でスタート。ほぼ全面高となりました。個別銘柄では、INPEX、ENEOSなど原油株がしっかり。郵船、商船三井など海運株も買われました。半面、JAL、ANAなど空運株が冴えず。