Market Overview

相場概況

2023.08.25

5日ぶり反落 半導体が売られる

24日の東京市場は反落。TOPIX業種別騰落率は、電気機器、機械、その他製品、非鉄、小売、卸売、建設、化学など30業種が下落。海運、不動産、金属製品の3業種が上昇。

前日の米国株式市場は主要3指数とも反落。ジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演を翌日に控え、FRBの金融引き締めが長期化するとの警戒感から売りが増加。好決算発表のエヌビディアが買い一巡後に伸び悩み、他の半導体関連株は軒並み安となりました。

東京市場は前日の反動から半導体関連に売りが先行。日経平均は400円安で始まって後場に一段安。大引け前には下げ幅が700円を超える場面もあり、終値は今年2番目の下げ幅となりました。

個別銘柄では、アドバンテストや東京エレクなど半導体関連がそろって売られ、ダイキン工業、ヨシムラ・フード、円谷フィールズも軟調。半面、川崎汽船、みずほFG、オリンパスなどが上昇しました。