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2022.02.22 西谷 祐紀子

KABEATリポート

昨年8月、日本橋兜町の新たなランドマーク「KABUTO ONE」開業!
そして12月から、その1階に飲食店3店舗がオープンしました。
その中で、一番大きなフロアを占めるのが、
「日本の食文化と生産者を応援する食堂KABEAT」です。

チラシやHPを見ても、
・全国のこだわりの生産者から美味しい食材を集めている
・6名若手人気料理人が関わっている
ということくらいしかわからず、全体がつかめない。

これは自分の目で確かめるしかない!と2月吉日、
満を持して潜入して参りました。
今回はランチです。
まだ行った事のない方へ、ご紹介いたします。

入口を入るととても広いフロアに、カウンターやテーブルと
多様なスタイルの席があります。
入口から店員さんに促されるまま、私はコの字型のカウンターテーブルに着席。

まず、特筆すべきは注文システムです。
席においてあるQRコードを読み取るセルフオーダー形式。
特にアプリを取得する必要などなく、QRを読みこむと、
自身のスマホ内にメニューが表示されます。


そして、この画面で食べたいメニューをタップし、
「オーダー」を押すと、注文できます。
店員さんは案内してくれたり、お水や料理を持ってきてくれたりますが、
注文は自分のスマホで行うというシステムです。

フードコートのように、6人のシェフのお店があるのかと思ったら、
そうではなくあくまで一つのレストランで、
それぞれのシェフが考案したレシピ?監修した料理?が
食べられるということみたい。

イタリアン・中華・フレンチ・和食・アメリカンそしてスイーツで
6人の料理人で、この日のランチは、シェフの名前を冠した
「CHEF’S MENU」5つ(スイーツ以外)と
それ以外に「KABEAT MENU」4つの計9つ。
CHEF’S MENUは1000円から1550円。
KABEAT MENUはグラタンや定食など900円から1100円。
食後のドリンクはコーヒー紅茶200円、
ビール・ハイボール・ワイン500円。

かなり迷いましたが、今回はCHEF’S MENUの中から、
米澤文雄シェフの「山利しらすとピスタチオデュカのオイルパスタ 
いり卵とパルミジャーノ」をチョイス!
15分ほどで、きちんと私の元に、注文したメニューが運ばれてきました。

シェフズメニューは、もちろん人気若手料理人本人が
その場にいるわけではなく、そのお店のスタッフがいるわけでもなく、
あくまでそのレシピを元にKABEATのキッチンスタッフが
全て作るということをやっと理解できました。

今回利用してみて良かったことは、新しい食材に出会えたこと。
人気若手シェフさんたちは高いアンテナで、最近人気のメニュー、
新しい食材、話題のレシピなどをキャッチしているはず!
今回私が初めて出会ったのが「デュカ」です。

ネットで調べたところ、ピスタチオデュカの「デュカ」とは、
中東発祥のミックススパイス。
クミンシードやコリアンダーシード、ナッツ、ゴマなどを
炒って、擦って、ローストしてお塩を合わせたもの、らしいです。
ピスタチオデュカはピスタチオが入ってるということね。
はじめてのピスタチオデュカは気に入り、しらすとマッチしていて、
食感が楽しくて美味しかった!

KABEAT、どんなお店か少しイメージできましたでしょうか。
今度は、同じくKABUTO ONE1階にあるカフェKNAG(ナグ)、
モダンスリランカレストランHOPPERS(ホッパーズ)にも行ってみたいです。

ちなみに早速、数日後、輸入食材店でデュカを購入!
パッケージには、オリーブオイルをかけて、
パンにつけて食べることが提案されていましたが、
今回のようにパスタに、お肉・お魚料理に、いろいろ試してみたいと
思っています。