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2022.09.18 小川 真由美

イントロドン

たまげた。今週の日経新聞の特集、分かってはいたけどかなりショックを受けました。「倍速ニッポン」

・オンライン授業を倍速視聴する学生は半数以上

・ドラマ視聴も1.25倍

・かつてのヒットチャートに比べて最近の曲はイントロが圧倒的に短くなっている

この件に関しては以前にも拙ブログ「それでいいのか大学生」でも書きましたが、そうですかそうですか、イントロまでも??

昭和や平成のヒットチャートで代表的な曲のイントロ時間は平均17.5秒だったのが、去年の平均は6.5秒なんですって。

曰く、目の前に人を置いたコンサートなどではイントロの間に人の注意を惹きつける必要があったけれども、音楽配信などではその必要がなく、むしろ歌い出しやサビまで時間を要する曲はスキップされることも多い。0秒イントロの曲だって台頭しているのだ(要約)

これらの特集を読んで頭の中をエンドレス再生したのは渡辺真知子『迷い道』でした。エキゾチックなトーンで始まり、さらにエキゾチックな声の渡辺真知子さんの歌い出しまでのあの独特な時間。昭和の曲、イントロをちょっと聞いただけでパッと世界観が広がって良かったなぁ。

なんて思いつつ。

タイパ重視の短いイントロ、イントロクイズが難しくなりそうだなぁ。

そもそも0秒イントロじゃ、イントロドン!できないじゃないか。