相場観測で重要なのは「実務に精通している」こと。
相場は机上ではなく現場で起きています。
後講釈的な学者チックな分析よりも、今何が起きているのかを推理するには実務知識が求められます。
今はほとんど関係ありませんが伝票の書き方、注文の出し方。
これは心理の解釈に少しは役立つでしょう。
追証の計算。
信用残と追証の関係は重要。
海外投資家動向の把握の仕方。
などなど。
現場を離れた空理空論にならないために必要なこと。
そして、これは投資家としての経験とも異なります。
業者が、というか市場関係者がどういうことを行い相場が形成されるのか。
多額の資金運用を行うものは何を考えるのか。
会得するまで時間はかかりますが・・・。
考えてみた38500円の壁の考察。
(1)外部材料は「TACO」であろうとなんであろうと不透明。
(2)過去何度も38500円で跳ね返されてきた経験則
(3)38500円で早期償還条項となる私募商品の存在
(4)38500円を上限と考える年金等のリバランス
(5)38500円を超えるとショートカバーに迫られる向きの反抗
代表権を持つ専務取締役が事業計画説明会で話したことを、終了後に社長が否定する構図。
一般的に考えればまともな会社ではありません。
それが米国政府では起きている印象。
ベッセント財務長官は11日、下院歳入委員会公聴会で発言。
「18の重要な貿易相手と交渉を進めている。
誠実な交渉をするために期限を延長するだろう。
交渉に応じない国であれば延長はしない。
トランプ大統領が最終決定を下す事案だが、誰かが誠意を持って交渉するなら、猶予延長は可能だと思う」。
しかし・・・。
トランプ大統領は11日記者団から「関税措置をめぐる貿易相手との交渉の期限を延長するつもりがあるか」と問われて返答。
「そうするかもしれないが、その必要はないと思う。
記者団から、「次にどの貿易相手と取り引きをまとめると予想しているか」と問われて回答。
「われわれは日本と交渉中だ。韓国とも行っている。多くの国々ともだ」。
およそ15か国と交渉が続いている。
だが、我々には150カ国以上がある。
今後は特定時点になればただ書簡を発送する。
『これが契約(deal)』。
『あなたはこれを受け入れることも、拒否することもできる』と言うだろう」。
書簡発送時点に対しては「約1週半(10日)から2週後」と説明しました。
まるで戦国時代の信長に対する家来たちのような行動。
ココにロスやテキサスでのデモなどを考慮すると「いちご白書」も同居しているようです。
☆第71回ビルダーバーグ会議は2025年6月12日から15日まで、スウェーデンのストックホルムで開催。
今年の議論のトピックは次のとおり。
↓
大西洋を越えた関係
ウクライナ
米国経済
ヨーロッパ
中東
権威主義的な枢軸
防衛イノベーションとレジリエンス
AI、抑止力、国家安全保障
増殖
エネルギーと重要鉱物の地政学
過疎化と移住
★第70回ビルダーバーグ会議は、2024年5月30日から6月2日まで、スペインのマドリードで開催された。
昨年の議論の主なトピックは次のとおり。
↓
AIの現状
AIの安全性
生物学の変貌
気候
戦争の未来
地政学的景観
欧州の経済的課題
米国経済の課題
米国の政治情勢
ウクライナと世界
中東
中国
ロシア
以下は今朝の場況。
↓
「もうすぐイスラムの暦では新年だから」
「SOX指数は3%超高と反発」
週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って反発。
「原油価格が下落。
エネルギー価格の上昇でインフレが押し上げられるとの懸念が和らいだ」との解釈。
AMDが証券会社による目標株価引き上げを好感して8.8%高。
フィラデルフィア半導体指数(SOX)は3%超上昇。
ナスダック総合は5月27日以来の上昇率となった。
UPSとフェデックスは1.1%高。
モバイルネットワーク「トランプ・モバイル」の立ち上げが発表され両社は配送パートナーに選ばれた。
USスチールは日本製鉄による買収承認で5.1%高。
12月までに0.50%以上の利下げが実施される確率は65.2%。
0.25%の利下げが1回のみ実施される確率は28.2%。
金利が据え置かれる確率は6.6%。
10年国債利回りは4.450%。
5年国債利回りは4.034%
2年国債利回りは3.972%。
30年国債利回りは4.959%。
ドル円は144円台後半。
WTI原油先物7月限は前日比1.25ドル(1.75%)安の1バレル=70.04ドル。
金先物8月限は前日比35.50ドル(1.03%)安の1オンス=3417.30ドル。
SKEW指数は145.60→149.65→156.60。
恐怖と欲望指数は59→62。
昨年10月18日の75がピーク(2023年10月5日が20)。
4月8日の3がボトム。
週明けのNYダウは317ドル(0.75%)高の42515ドルと反発。
高値42707ドル、安値42300ドル。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは110.99(前日106.63)。
NASDAQは294ポイント(1.52%)高の19701ポイントと反発。
高値19733ポイント、安値19550ポイント。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは106.12(前日103.18)。
S&P500は56ポイント(0.94%)高の6033ポイントと反発。
高値6050ポイント、安値6004ポイント。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは108.35(前日104.19)。
週明けのダウ輸送株指数は216ポイント(1.47%)高の14901ポイントと4日ぶりに続落。
SOX指数は155ポイント(3.03%)高の5267ポイントと反発。
VIX指数は19.11(前日20.82)。
NYSEの売買高は12.36億株(前日12.62億株)。
3市場の合算売買高は178.6億株(前日179億株、過去20日平均は181.4億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比150円高の38510円。
ドル建ては大証日中比280円高の38640円。
ドル円は144.72円。
10年国債利回り4.450%。
2年国債利回りは3.972%。
「ボリンジャーのプラス2σが38545円」
週明けの日経平均は寄り付き222円高。
終値は447円(1.26%)高の38311円と3日ぶりに反発。
高値38342円。
安値38055円。
5日ぶりに日足陽線。
6月メジャーSQ値38172円は上回り1勝1敗。
3月23日に37100円→37111円にマド。
6月9日の37756円→38018円のマドは埋めた。
日経平均は25日連続で一目均衡の雲の上。
上限は35395円。
下限は34800円。
TOPIXは26.66ポイント(△0.75%)高の2777ポイントと3日ぶりに反発。
3月26日の2821ポイントが年初来高値。
25日線(2764ポイント)を2日ぶりに上回った。
75日線(2687ポイント)を30日連続で上回った。
200線(2697ポイント)を29日連続で上回った。
日足は6日ぶりに陽線。
TOPIXコア30指数は5日ぶりに反発。
プライム市場指数は10.62ポイント(△0.75%)高の1429,15ポイントと3日ぶりに反発。
東証グロース250指数は10.22ポイント(△1.36%)高の762.74と3日ぶりに反発。
25日移動平均線からの乖離は△3.53%(前日△2.56%)。
プライム市場の売買代金は4兆712億円(前日5兆1900億円)。
売買高は16.00億株(前日20.79億株)。
値上がり1132銘柄(前日291銘柄)。
値下がり432銘柄(前日1303銘柄)。
新高値77銘柄(前日52銘柄)。
新安値20銘柄(前日18銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは98.27(前日97.97)。
東証グロース市場の騰落レシオは110.54(前日109.99)。
NTレシオは13.80倍(前日13.72倍)。
20年12月30日が12.90倍。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
TOPIXは6勝6敗で80.00%。
東証グロース市場指数は9勝4敗で66.66%。
上向きの25日線(37786円)から△1.39%(前日△0.20%)。
36日連続で上回った。
横ばいの75日線は36637円。
27日連続で上回った。
上向きの200日線(37920円)から△1.03%(前日▲0.21%)
2日ぶりに上回った。
上向きの5日線は38190円。
2日ぶりに上回った。
13週線は36617円。
26週線は37647円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.184%(前日▲17.092%)。
買い方▲3.451%(前日▲4.442%)。
東証グロース250指数ネットスック信用損益率で売り方▲9.950%(前日▲8.882%)。
買い方▲5.357%(前日▲6.474%)。
空売り比率は36.5%(前日42.8%、4日ぶりに40%割れ)。
空売り規制なし銘柄の比率は8.3%(前日13.4%)。
4日ぶりに1ケタ。
3月14日が15.2%。
3月7日が10.6%、
2月20日が11.5%、1月6日が12.2%。
日経VIは25.21(前日27.44)。
日経平均採用銘柄のPERは15.52倍(前日15.40倍)。
前期基準では14.96倍。
EPSは2468円(前日2456円)。
前期基準のEPSは2565円(前日2565円)。
直近ピークは2月13日2564円、10月15日2514円、3月4日2488円。
直近ボトムは5月16日2186円。
225のPBRは1.40倍(前日1.40倍)。
BPSは27171円(前日27024円)。
日経平均の予益回りは6.44%。
予想配当り利回りは2.21%。
指数ベースではPERは19.19倍(前日18.92倍)。
EPSは1999円(前日1999円)。
PBRは1.88倍(前日1.86倍)。
BPSは20378円(前日20340円)。
益回りは5.22%(前日5.29%)。
配当利回りは2.06%(2.08%)。
10年国債利回りは1.445%(前日1.410%)。
プライム市場の予想PERは15.28倍。
前期基準では14.85倍。
PBRは1.35倍。
プライム市場の予想益回りは6.54%。
配当利回り加重平均は2.56%。
東証プライムのEPSは176.88(前日177.00)。
2025年2月が180.62。
2024年12月161.79。
2024年2月が174.18。
2024年1月が175.24。
2023年10月が177.72。
2022年4月が118.12。
大商い株専有率(先導株比率)は32.2%(前日29.1%)。
2月19日が48.3%だった。
2月26日に26.0%まで低下。
プライム市場の単純平均は17円高の2702円(前日は2685円)。
24年末が2753円。23年末が2827円。
プライム市場の売買単価は2543円(前日2495円)。
プライム市場の時価総額956兆円(前日949兆円)。
ドル建て日経平均は265.70(前日263.62)と反発。
6月12日の265.74が年初来高値。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比150円高の38570円。
高値38605円、安値37780円。
週明けの大証夜間取引終値は日中比210円高の37920円。
6月11日夜間取引ではで38660円まで上昇した。
6月11日のシカゴ225先物高値は38760円。
ボリンジャーのプラス1σが38165円。
プラス2σが38545円。
プラス3σが38924円。
マイナス1σが37407円。
マイナス2σが37028円。
週足のボリンジャーのプラス1σが38179円。
プラス2σが39741円。
プラス3σが41304円。
マイナス1σが35054円。
マイナス2σが33492円。
3月配当権利落ち前は37799円。
★25年3月日経平均の月中平均は37311円。
☆24年3月日経平均の月中平均は39844円。
★25年3月TOPIXの月中平均は2743.52ポイント。
☆24年3月TOPIXは2728ポイント。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
アノマリー的には水曜が「変化日」。
木曜のNYは「ジューンティーンズの祝日」で休場
週末はFTSE日本指数パッシブ売買インパクト。
《今日のポイント6月17日》
(1)週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って反発。
10年国債利回りは4.450%。
5年国債利回りは4.034%
2年国債利回りは3.972%。
30年国債利回りは4.959%。
ドル円は144円台後半。
SKEW指数は145.60→149.65→156.60。
恐怖と欲望指数は59→62。
昨年10月18日の75がピーク(2023年10月5日が20)。
4月8日の3がボトム。
(2)週明けのダウ輸送株指数は216ポイント(1.47%)高の14901ポイントと4日ぶりに続落。
SOX指数は155ポイント(3.03%)高の5267ポイントと反発。
VIX指数は19.11(前日20.82)。
NYSEの売買高は12.36億株(前日12.62億株)。
3市場の合算売買高は178.6億株(前日179億株、過去20日平均は181.4億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比150円高の38510円。
(3)プライム市場の売買代金は4兆712億円(前日5兆1900億円)。
売買高は16.00億株(前日20.79億株)。
値上がり1132銘柄(前日291銘柄)。
値下がり432銘柄(前日1303銘柄)。
新高値77銘柄(前日52銘柄)。
新安値20銘柄(前日18銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは98.27(前日97.97)。
東証グロース市場の騰落レシオは110.54(前日109.99)。
NTレシオは13.80倍(前日13.72倍)。
20年12月30日が12.90倍。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
(4)上向きの25日線(37786円)から△1.39%(前日△0.20%)。
36日連続で上回った。
横ばいの75日線は36637円。
27日連続で上回った。
上向きの200日線(37920円)から△1.03%(前日▲0.21%)
2日ぶりに上回った。
上向きの5日線は38190円。
2日ぶりに上回った。
13週線は36617円。
26週線は37647円。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.184%(前日▲17.092%)。
買い方▲3.451%(前日▲4.442%)。
東証グロース250指数ネットスック信用損益率で売り方▲9.950%(前日▲8.882%)。
買い方▲5.357%(前日▲6.474%)。
(6)空売り比率は36.5%(前日42.8%、4日ぶりに40%割れ)。
空売り規制なし銘柄の比率は8.3%(前日13.4%)。
4日ぶりに1ケタ。
3月14日が15.2%。
3月7日が10.6%、
2月20日が11.5%、1月6日が12.2%。
日経VIは25.21(前日27.44)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは15.52倍(前日15.40倍)。
前期基準では14.96倍。
EPSは2468円(前日2456円)。
前期基準のEPSは2565円(前日2565円)。
直近ピークは2月13日2564円、10月15日2514円、3月4日2488円。
直近ボトムは5月16日2186円。
225のPBRは1.40倍(前日1.40倍)。
BPSは27171円(前日27024円)。
日経平均の予益回りは6.44%。
予想配当り利回りは2.21%。
指数ベースではPERは19.19倍(前日18.92倍)。
EPSは1999円(前日1999円)。
PBRは1.88倍(前日1.86倍)。
BPSは20378円(前日20340円)。
益回りは5.22%(前日5.29%)。
配当利回りは2.06%(2.08%)。
10年国債利回りは1.445%(前日1.410%)。
(8)大商い株専有率(先導株比率)は32.2%(前日29.1%)。
プライム市場の単純平均は17円高の2702円(前日は2685円)。
プライム市場の時価総額956兆円(前日949兆円)。
ドル建て日経平均は265.70(前日263.62)と反発。
6月12日の265.74が年初来高値。
(9)ボリンジャーのプラス1σが38165円。
プラス2σが38545円。
プラス3σが38924円。
マイナス1σが37407円。
マイナス2σが37028円。
週足のボリンジャーのプラス1σが38179円。
プラス2σが39741円。
プラス3σが41304円。
マイナス1σが35054円。
マイナス2σが33492円。
3月配当権利落ち前は37799円。
★25年3月日経平均の月中平均は37311円。
☆24年3月日経平均の月中平均は39844円。
★25年3月TOPIXの月中平均は2743.52ポイント。
☆24年3月TOPIXは2728ポイント。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
アノマリー的には水曜が「変化日」。
木曜のNYは「ジューンティーンズの祝日」で休場
週末はFTSE日本指数パッシブ売買インパクト。
今年の曜日別勝敗(6月16日まで)
↓
月曜12勝9敗
火曜13勝7敗
水曜12勝11敗
木曜13勝9敗
金曜9勝14敗
(櫻井)。