白寿のお祝い

3月1日は祖母のお誕生日。

今年99歳、白寿ということで、

弾丸で青森にお祝いに行ってきました。

これまで空港の送り迎えは父に甘えてしまっていましたが、雪の季節ですから、

今回は初めて青森空港から町の最寄駅までを自力で帰省してみました。

弘前駅のBig apple

羽田空港から青森空港までは1時間20分ほどですが、そこからバスと電車を乗り継ぎます。

実家までトータル3〜4時間はかかりましたが、これまでは自宅と空港の直行でしたので、いろんな場面で旅行気分を味わえました。

ゆるキャラ?ねぶたになってます
りんごジュースだけの自動販売機も発見!

待ち時間も長く、着いて早々お土産を買い込みました。

食べ物から小物までりんごを使ったものが主流ですが、私は最近は地元のりんごを使ったシードルにハマっています。

ホームのベルが津軽三味線の曲だったり、

電車の開閉ボタンを押して乗降したり、

ふるさとながら新鮮に感じました。

雪に包まれる駅
マンホールかわいい

お祝いは家族で、美味しいものを囲み、ケーキを前にハッピーバースデーを歌って、和やかに。

仕出し弁当は華やか
東京から生菓子を。桃の節句。

こどもの頃からそんなふうに何度もお祝いしてもらいましたが、祖母のお誕生日をこうしてお祝いするのは初めてだなと気づきました。

お料理上手な祖母は、子供の頃、いつもお赤飯やお稲荷さんなどたくさん作ってくれました。

こうして白寿をお祝いさせてもらえたことがありがたく、嬉しいです。

白寿の笑顔

ケーキのキャンドルもしっかり吹き消していましたし、

これは100歳もお祝いさせてもらえそうかな、と頼もしく思いました。

株祭り

《兜町ポエム》

「株祭り」

提灯つけましょ銘柄に
元気になりましょ兜町
中国ブラジル 笛太鼓
今日はたのしい 株祭り

ウォール街と兜町
二人ならんですまし顔
先に上がったダウ指数
抜いたよ日経ようやくだ

金の価格にうつる灯を
かすかにゆする春の風
すこし満足めされたか
すましたお顔の兜町

為替をきかえて金利しめて
今日も市場は賑わって
春の弥生のこのよき日
なによりうれしい4万円

「春よ、来い」

赤や青に彩られた株価
いとし面影の銘柄たち
かなり安値の蕾から
ひとつひとつ放れ始める

それはそれは「雲」を越えて
やがてやがて高値に向かう

株よ、遠き高値よ、まぶた閉じればそこに
利益くれし君の懐かしき値が浮かぶ

株に投資したわが心は
今でもリターンを待っています
どれほど月日が流れてもずーっとずーっと待っています

それはそれはバブルを越えて
いつかいつかきっと届く

株よ、まだ見ぬ高値、売られ立ち止まる時
夢をくれし株の銘柄コードがよみがえる

株よ、浅き夢よ、私は市場にいます
高値、思いながら一人歩いています
流るる板のごとく
流るる出来値のごとく

以下は今朝の場況。

「反落」

週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って反落。
もっともAI関連製品への需要拡大期待からエヌビディアなど半導体銘柄が買われた。
S&P500は取引時間中の最高値を更新した。
ただ、全体的には経済指標発表を控えて慎重ムードが強かった。
「株価が最高値を更新する中で、機関投資家も個人投資家も乗り遅れの恐怖を幾分感じている」。
そんな声もある。
S&P500構成銘柄への採用は2銘柄。
AI向けサーバー製造のスーパー・マイクロ・コンピューターが18.6%高。
靴メーカーのデッカーズ・アウトドアが2.6%高。
また百貨店大手メーシーズも13.5%高。
6月利下げ確率は65%。
10年国債利回りは4.217%。
5年国債利回りは4.209%。
2年国債利回りは4.612%。
ドル円は150円半ば。
WTI原油先物4月物は前日比1.24ドル(1.5%)安の1バレル=78.74ドル。
ビットコインは6.39%高の6万6603ドル。
SKEW指数は149.83→150.42→145.95。
恐怖と欲望指数は77→79。
(昨年2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。

週明けのNYダウは97ドル(0.25%)安の38989ドルと3日ぶりに反落。
高値39087ドル、安値38913ドル。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは109.24%(前日108.86%)。
NASDAQは67ポイント(0.41%)安の16207ポイントと3日ぶりに反落。
高値16289ポイント、安値16199ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは102.91%(前日104.73%)。
S&P500は6ポイント(0.12%)安の5130ポイントと3日ぶりに反落。
高値5149ポイント、安値5127ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは123.99%(前日122.84%)。
ダウ輸送株指数は42ポイント(0.27%)安の15789ポイントと続落。
SOX指数は52ポイント(1.06%)高の4981ポイントと3日続伸。
VIX指数は13.49(前日13.11)。
NYSEの売買高は11.14億株(前日11.03億株)。
3市場の合算売買高は126.9億株(過去20日平均は118.7億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比45円安の40105円。
ドル建ては45円安の40105円。
ドル円は150.51円。
10年国債利回りは4.217%。
2年国債利回りは4.612%。

「日経平均採用銘柄のEPSは2387円」

週明けの日経平均は寄り付き291円高。
終値は198円(△0.50%)高の40109円と続伸。
収支4万円台をキープし史上初の4万円台。
高値40314円。
安値40001円。
日足は3日ぶりに陰線。
今年になって7回の千円台替わり。
2万円に乗せてから3万円台替わりまでの期間は5年10か月だった。
TOPIXは3.14ポイント(▲0.12%)安の2706ポイントと3日ぶりに反落。
過去最高値は1989年12月18日の2884,80ポイント。
TOPIXコア30指数は3日続伸。
プライム市場指数は1.68ポイント(▲0.12%)安の1392.81と3日ぶりに反落。
東証スタンダード指数は5日ぶりに反落。
東証グロース250指数は3.09ポイント(△0.40%)高の766.69と3日ぶりに反発。
25日移動平均線からの乖離は△4.27%(前日△4.12%)。
プライム市場の売買代金は5兆3879億円(前日5兆1147億円)。
21日連続で4兆円超。
売買高は18.59億株。
値上がり425銘柄(前805銘柄)。
値下がり1195銘柄(前日805銘柄)。
新高値156銘柄(前日143銘柄)。
7日連続で3ケタ。
新安値21銘柄(前日11銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは98.85(前日107.12)。
東証グロース市場の騰落レシオは87.93(前日90.01)。
NTレシオは14.82倍(前日14.73倍)。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
TOPIX8勝4敗で66.66%。
東証グロース市場指数は7勝5敗で58.33%。
上向きの25日線(37682円)からは△6.44%(前日△6.36%)。
45日連続で上回った。
上向きの75日線は35104円。
54日連続で上回った。
上向きの200日線(33250円)からは△20.62%(前日△20.23%)。
2290日連続で上回った。
上向きの5日線は39526円。
2日連続で上回った。
13週線は36225円。
26週線は34298円。
いずれも上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲22.015%(前日▲21.971%)。
買い方▲0.279%(前日▲0.232%)。
東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲17.772%(前日▲16.982%)。
買い方▲11.428%(前日▲12.326%)。
空売り比率は36.8%(前日36.8%、2日連続で40%割れ)。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は6.5%(前日6.7%)。
8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
日経VIは20.98(前日20.74)。
昨年2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄のPERは16.80倍(前日16.80倍)。
15日連続で16倍台。
9月19日は16.26倍だった。
前期基準では18.79倍。
EPSは2375円(前日2387円)。
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは2月15日2375円。
225のPBRは1.52倍(前日1.52倍)。
BPSは26387円(前日26257円)。
日経平均の予想益回りは5.95%。
予想配当り利回りは1.70%。
指数ベースではPERは23.73倍(前日23.61倍)。
EPSは1690円(前日1690円)。
PBRは2.16倍。
BPSは18569円(前日18563円)。
10年国債利回りは0.710%(前日0.710%)。
プライム市場の予想PERは16.73倍。
前期基準では18.87倍。
PBRは1.45倍。
プライム市場の予想益回りは5.96%。
配当利回り加重平均は2.02%。
プライム市場の単純平均は12円安の3063円(前日は3075円)。
プライム市場の売買単価は2897円(前日2855円)。
プライム市場の時価総額は958兆円(前日960兆円)。
ドル建て日経平均は266.90(前日265.31)と3日続伸。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比45円安の40105円。
高値40355円。安値40010円。
大証夜間取引終値は日中比50円安の40100円。
気学では火曜が「下放れすると保ち合い。上寄りすると反落する日」。
水曜が「下寄り買い。上寄り売りの日」。
木曜が「相場の仕成りについて駆引きせよ」。
金曜が「弱含みの日なれど後場急伸することあり」。
ボリンジャーのプラス1σが39076円。
プラス2σが40459円。
プラス3σが41863円。
週足のプラス1σが38688円。
プラス2σが41152円。
プラス3σが43615円。
アノマリー的には「リーマンショック以降株高の日」。

《今日のポイント3月5日》

(1)週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って反落。
   10年国債利回りは4.217%。
   5年国債利回りは4.209%。
   2年国債利回りは4.612%。
   ドル円は150円半ば。
   SKEW指数は149.83→150.42→145.95。
   恐怖と欲望指数は77→79。
   (昨年2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。

(2)週明けのダウ輸送株指数は42ポイント(0.27%)安の15789ポイントと続落。
   SOX指数は52ポイント(1.06%)高の4981ポイントと3日続伸。
   VIX指数は13.49(前日13.11)。
   NYSEの売買高は11.14億株(前日11.03億株)。
   3市場の合算売買高は126.9億株(過去20日平均は118.7億株)。
   週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比45円安の40105円。
   
(3)プライム市場の売買代金は5兆3879億円(前日5兆1147億円)。
   21日連続で4兆円超。
   売買高は18.59億株。
   値上がり425銘柄(前805銘柄)。
   値下がり1195銘柄(前日805m銘柄)。
   新高値156銘柄(前日143銘柄)。
   7日連続で3ケタ。
   新安値21銘柄(前日11銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは98.85(前日107.12)。
   東証グロース市場の騰落レシオは87.93(前日90.01)。
   NTレシオは14.82倍(前日14.73倍)。
   サイコロは7勝5敗で58.33%。

(4)上向きの25日線(37682円)からは△6.44%(前日△6.36%)。
   45日連続で上回った。
   上向きの75日線は35104円。
   54日連続で上回った。
   上向きの200日線(33250円)からは△20.62%(前日△20.23%)。
   229日連続で上回った。
   上向きの5日線は39526円。
   2日連続で上回った。
   13週線は36225円。
   26週線は34298円。
   いずれも上回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲22.015%(前日▲21.971%)。
   買い方▲0.279%(前日▲0.232%)。
   東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲17.772%(前日▲16.982%)。
   買い方▲11.428%(前日▲12.326%)。

(6)空売り比率は36.8%(前日36.8%、2日連続で40%割れ)。
   空売り規制なしの銘柄の比率は6.5%(前日6.7%)。
   日経VIは20.98(前日20.74)。

(7)日経平均採用銘柄のPERは16.80倍(前日16.80倍)。
   15日連続で16倍台。
   9月19日は16.26倍だった。
   前期基準では18.79倍。
   EPSは2387円(前日2375円)。
   直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは2月15日2375円。
   225のPBRは1.52倍(前日1.52倍)。
   BPSは26387円(前日26257円)。
   日経平均の予想益回りは5.95%。
   予想配当り利回りは1.70%。
   指数ベースではPERは23.73倍(前日23.61倍)。
   EPSは1690円(前日1690円)。
   PBRは2.16倍。
   BPSは18569円(前日18563円)。
  10年国債利回りは0.710%(前日0.710%)。

(8)プライム市場の単純平均は12円安の3063円(前日は3075円)。
   プライム市場の時価総額は958兆円(前日960兆円)。
   ドル建て日経平均は266.90(前日265.31)と3日続伸。

(9)ボリンジャーのプラス1σが39076円。
   プラス2σが40459円。
   プラス3σが41863円。
   週足のプラス1σが38688円。
   プラス2σが41152円。
   プラス3σが43615円。
   アノマリー的には「リーマンショック以降株高の日」。

今年の曜日別勝敗(3月4日まで)

月曜6勝1敗
火曜4勝4敗
水曜2勝6敗
木曜5勝4敗
金曜7勝1敗
(櫻井)

おばちゃんはね


「おじさん」「おばさん」という呼び名はいつから容認すべきか。

年齢的には立派な「おばさん世代」に入っていますが、自分の甥姪には「おばさん」という言葉の存在を教えないで来ました。

自分の子供時代を考えると何を基準に「お姉さん」と「おばさん」を呼び分けていたのか、知らないところでヒトサマを傷付けていたのかもしれません。

友人宅にて。大人たちが頭上で立ち話をしている足元で2歳の可愛いお嬢ちゃんと2人で遊んでいました。

「ねぇねぇおばちゃん、これできる?」

ん??あたし??

思えば正面切って「おばちゃん」と呼ばれたのはこれが人生初めてだったかもしれません。大人が同居する空間では気を遣った大人たちに「お姉さん」と呼ばされていた彼女たちも、忖度のない世界では素直な価値観が出ます。

そうか、私は「おばちゃん」なのか。

いい歳して今更何をの世界ですが、かなりの衝撃でした。

永遠に思えるでも多分実際は3秒ぐらいの無言ショック時間を置いて、おばちゃんは立ち直りました。

「えぇ〜、おばちゃんにはそれ出来ないなぁ」

巨大なバリケード突破。

嗚呼、自認してしまうとなんと楽な呼び名でしょう。

話に興じる大人たちの足元で2歳児とおばちゃんのおままごとは続いたのでした。

彼女のお母さんは20代。思えば「おばちゃん」で済ませてくれたのは2歳児なりの思いやりだったのかもしれません。

おばちゃんは今日、3人のお嬢ちゃんたちとお雛祭りを祝いに行ってきます。

さぁ、お土産のケーキ焼こう!

PC不調につき、今週もスマホからの一本指打法でお届けしました。

【放送後記:2024年2月28日(水)前場】

「日経平均は小幅マイナス、3日連続で史上最高値を更新ののちに小幅安」

◎日経平均(28日前引):39,191.99(▲47.53、▲0.12%)

時価総額:950.2兆円(27日、以下同じ)
PBR:1.50倍
PER:16.59倍
利回り:1.72%

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【相場の概況】

・日経平均は4日ぶりに反落、エヌビディア効果もさすがに薄れつつある

・当のエヌビディアは小幅反落、米国の半導体株も上昇一服

・2月の消費者信頼感指数:106.7、市場予想(114.8)を大きく下回る

・バークレイズ、年末のS&P500の目標値引き上げ:4800→5300

・老舗百貨手のメーシーズ、2027年までに150店舗を閉鎖、高級百貨店に入れ替え

・昨日まで日経平均は3日連続で史上最高値を更新、それでも高揚感は感じられない

・1月CPI、コア指数は前年比+2.0%(予想1.8%)、マイナス金利の解除は4月以降に

・アップルがEV開発を中止、その分の人員をAI開発に振り向ける

・東京市場も見送りムードは強いが、ようやく始まった出遅れ循環物色は歓迎

・昨日は「銀行、鉄鋼」が上昇、キヤノン(7751)、三菱地所(8802)が異彩高

・今日は「電力・ガス、機械」が材料もないままに上昇
【(東電(9501)、東京ガス(9531)、コマツ(6301)、日立建機(6305)、酉島製作所(6363)、イワキポンプ’6237)】

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【市場の声】

・「日経平均はバブル期の最高値を更新しましたが、その当時と比べて企業業績は4倍くらいになっているので、もはやバブルとは言えません」

・「3月末は株式需給は厳しくなりますが、日本株の先高観は今以上に強くなっているはずです」

・「金利上昇でも米国株がしっかりしてるのは、日本から「NISAマネー」が流れ込んでいるからでしょうね。」

・「春闘での賃上げが注目されますが、ここに来て人員削減に踏み込む企業も増えていますので、期待ほど賃上げは進まないかもしれません」

「10-12月のGDP(前期比▲0.1%)はかなり弱かった印象です。内需がダメなので外需に頼まざるを得ませんが、そうなると円高にもっていくのはむずかしいでしょう」

「マイナス金利を解除しても、日本の長期金利はさほど動かないはずです」

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【今日の新聞ニュースより】

▽食料不足時に増産指示へ、政府「食料・農業基本法」改正を閣議決定
▽セブン、スーパー融合店、新型コンビニ展開、面積と商品2倍
▽ソニーグループのゲーム会社、採算悪化で世界で900人削減

▽米長期金利に上昇圧力、3カ月ぶりの高さ、インフレ継続意識
▽任天堂のスイッチ後継機、エヌビディアの技術活用がカギ
▽マイクロン、AIメモリー3割省電力、エヌビディア向け

▽マンション家賃、最高更新、1月・東京23区は前年比1割高
▽塩ビ輸出価格、2カ月連続上昇、3月積み中印向け 原料高を転嫁
▽業務用食用油3%安、2月、5カ月ぶり下落、使用節約の動きが浸透

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【今日のマル・バツ】

マル:九州フィナンシャルグループ(7180):TSMC工場、九州地区での資金需要拡大
バツ:ソニーグループ(6758):ゲーム部門の人員、世界で900人を削減

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以上です。(鈴木一之)

史上最高値更新に際して

3連休前の先週木曜の朝。
冷たい雨に遭遇しながら羽田空港を福岡に向けて飛び立ちました。
エヌビディアの決算は想定通りに好調でNY株は大幅高。
しかも「西向くサクライ」。
期待感を込めたフライトでした。
高度12000メートルの上空は時速240キロという向かい風。
それでも日経平均は史上最高値を更新し29000円台にまで上昇。
「見果てぬ夢」の実現は空の上で感じた格好。
2月22日に2度目の過去最高値更新となりました。
まさに「待ってたぜえ」の世界の到来。
日経平均の史上最高値更新について結構冷静なコメントも多く聞かれます。
しかし脳裏には様々な思いが走馬灯のように去来しました。
そういえば、1989年12月29日も雨模様。
お昼に新丸ビルの地下で見たNHKのお昼のニュースが報じていたのは「三菱地所ロックフエラーセンター買収」だった。
「アメリカの虎の尾を踏んだかも」とチラッと考えたことも覚えています。
あの日のあの指数が34年も抜けなかった過去最高値になるとは誰も思っていませんでした。
暗いことも甦りました。
「愛という名のもとに」のチョロも草葉の陰で喜んでいるに違いありません。
今まで「特金」があったらどうだったでしょう。
証券市場に携わったそれぞれの人たちの脳裏にさまざまの辛苦と歓喜が去来したハズ。
リーマンショックの頃、日経平均は7000円水準。。
三原敦雄先生に「今株を買わないでどうする。
君はピーターリンチのように個別株を多くの投資家さんに紹介しなさい」。
と言われたことも思い出されました。
ただ高齢者は比較的冷静で「所詮通過点」なんて格好をつけた人が多いようです。
素直に喜べないところが記憶のかなたに霞んでしまったバブルの傷跡の深さを物語っているのでしょう。
年齢で言えば1985年以前に証券市場に携わった人たちは、それでも「株は上がるもの」という思いが強いようです。
バブル直前入社組は「新人類」と言われ、結構それまでの先輩よりも相場観も営業力もあった層でした。
しかしそれ以降、特に平成以降に証券界に足を踏みいれた人は「株は取り扱ってはいけないもの」みたいな感じで醒めているようです。
それこそ株なんて色あせて見える世代なのでしょう。
たぶん違うのは2013年以降に足を踏み入れた人たち。
再びの新人類で「株は上がるもの」という経験則しかありません。
この世代間の違いがおそらく相場観の強気や警戒感一色に結び付いていくのでしょう。

何度歌ったことでしょうか。
もう歌えなくなるというのは少し寂しい気がします。

《兜町ポエム》「めぐる」

38915円もあったねと
いつか話せる日が来るわ
6994円もあったねと
きっと笑って話せるわ
だから今日はくよくよしないで
市場の風に吹かれましょう
回る回るよ株価は回る
喜び悲しみ繰り返し
今は塩漬けの銘柄たちも
生まれ変わって巡り会うよ

株を続ける人々は
いつか故郷に出会う日を
たとえ今日は追証で倒れても
きっと信じて明日を待つ
たとえ今日は果てしなく
売りの嵐が吹いていても
めぐるめぐるよ株価はめぐる
投げとナンピンを繰り返し
今日は倒れた投資家たちも
生まれ変わって歩き出すよ

「カブト」

遠い夢捨てきれずに兜町に戻った
穏やかな春の陽射しがゆれる静かな取引所
塩漬けより悲しみより憧れは強く
寂しさと背中あわせの一人きりの旅立ち

動き始めた世界の株式指数
流れていく株価だけをじっと見ていた
買い物吹雪の兜の空は
悲しいほど赤く澄んで胸が震えた

まぶた閉じれば浮かぶ株価が
迷いながらいつか帰る株の故郷
買い物吹雪の兜の空へ
いつか帰るその時まで夢は捨てない

まぶた閉じれば浮かぶ株価が
迷いながらいつか帰る株の故郷
買い物吹雪の兜の空へ
いつか帰るいつか帰る日経平均38915円

未体験ゾーンに突入した株式市場。
必要なのは「新たな仮需の創造」。
もちろん株式需給面での仮需という意味もあります。
1983年4月に東京ディズニーランドが開業。
そして夏にはファミリーコンピューターが発売。
「所詮遊園地、所詮ゲーム」。
そんな声もありましたが、これらは人々の欲求を満たしてくれました。
だから「欲しいものがある」という状況が登場するかどうかは結構課題。
明日は美味しいものを食べたい、欲しいものを買いたいというのは人間の根源的欲求です。
これを満たせるものが登場してくれば相場は長続きするに違いない。
欲しいものは「仮需も実需も創造する」ことでしょう。

株式益回り6%台、債券利回り0.7%台。
バブルの頃とは真逆の世界。
ようやくココに気が付くことができるかも知れません。
プライム上場企業の純利益はこの34年で7倍に。
日経平均はたった1倍。
携帯もパソコンもなかった時代に戻っただけに過ぎません。
もし7倍になるのなら最安値から計算しても49000円。
NYダウはこの34年で14倍。
これも計算すれば日経平均98000円。
未体験ゾーン突入ですから、目印や目標は当面探せません。
すべて過去の延長線上ではなく、自分で開拓し想像していく道程になります。
これを「恐怖」と感じるか「歓喜」と感じるかは当然大きな違い。
当時と違うのは欧米からの「羨望と嫉妬」がないこと。
後ろ指をさされない格好で成長を続けることが可能ということです。
IBMは日本の半導体について一緒に動いてくれるなんて想像もできなかった世界
「アメリカが反対しない日本」が実力を発揮すれば、企業も株価も成長は可能なはずです。
人類を頭脳労働から解放する世界の到来は、ものつくりで世界を席巻したの日本の第2次産業革命になるに違いありません。
第一次檀行革名は「動力革命」。
そして今遭遇氏し始めた「第二次産業革命」の中心は人類を頭脳労働から解放してくれる「知価革命」です。

日経平均の過去最高値更新は決して「なごり雪」ではありません。
むしろ「翼をください」の状況です。
そして時は春。
「赤い株価の中に、兜町は萌えて
はるかな高値の果てまでも 株は飛び立つ
限りなく高いそらに持ち株震わせ
自由に書ける株よ 振り返ることもせず
勇気を株価にこめて希望の風に乗り
この広い株式市場に夢を託して」。

「旅たちの日に」を迎えた東京株式市場。
過去は過去で大切ですが、もっと大切なのは未来。
「相場は上がりたいときは何があっても上がる」。
「下がりたいときには何があっても下がる」の時代は去りました。
逆に34年先の未来を見据えて、小手先でなく大局で市場が育つ時代に変わろうとしています。
もう「見極め」なくてもよい市場。
そして「もう、傘はいらない。雨、曇りのち晴れ」です。

以下は今朝の場況。

「天馬空を行く」

「SOX指数は反発」

週明けのNY株式市場で主要3指数は小幅安。
「個人消費支出(PCE)価格指数、耐久財受注、消費者信頼感待ち」との解釈。
もっともS&P500は過去17週のうち15週上昇。
ドイツ銀行によると、これは過去50年間で1989年の一度しか起きていないという。
マイクロン・テクノロジーが4.02%上昇。
フィラデルフィア半導体指数(SOX)は1.05%上昇。
一方グーグル親会社アルファベットは4.44%下落。
バークシャー・ハザウェイは1.94%安。
1月の新築一戸建て住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比1.5%増の66万1000戸。
市場予想(68万戸)に届かなかったが中古住宅の在庫不足が続く中、新築一戸建ての需要は引き続き底堅い。
1月の販売戸数は前年同月比で1.8%増加した。。
1月の新築住宅価格の中央値は42万0700ドル。
前年同月比2.6%下落した。
10年国債利回りは4.281%。
5年国債利回りは4.315%。
2年国債利回りは4.731%。
ドイツのIFO経済研究所の調査で2月の独国内輸出産業の業況は改善。
ただ、輸出拡大を予想する産業はわずかにとどまった。
輸出見通し指数はマイナス7.0ポイントと、前月のマイナス8.5ポイントから上昇。
昨年のドイツの輸出は1.4%減。
ドル円は150円後半。
WTI原油先物4月物は前日比1.09ドル(1.43%)高の77.58ドル。
ビットコインは6.89%高の5万4506ドル。
イーサが8%高の3177ドル。
SKEW指数は145.91→144.00→143.60。
恐怖と欲望指数は77→76。
(昨年2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。

週明けのNYダウは62ドル(0.16%)高の39069ドルと4日ぶりに反落。
高値39245ドル、安値39025ドル。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは110.59%(前日123.36%)。
NASDAQは20ポイント(0.13%)安の15976ポイントと続落。
高値16054ポイント、安値15973ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは105.19%(前日106.54%)。
S&P500は19ポイント(0.38%)安の5069ポイントと4日ぶりに反落。
高値5097ポイント、安値5061イント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは117.03%(前日125.61%)。
ダウ輸送株指数は78ポイント(0.49%)安の15842ポイントと4日ぶりに反落。
SOX指数は48ポイント(1.05%)高の4663ポイントと反発。
VIX指数は13.74(前日13.75)。
NYSEの売買高は9.36億株(前日8.99億株)。
3市場の合算売買高は106.9億株(前日106.4億株、過去20日平均は115.6億株)
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比110円高の39340円。
ドル建ては120円高の39350円。
ドル円は150.69円。
10年国債利回りは4.281%。
2年国債利回りは4.731%。

「一応2空」

週明けの日経平均は寄り付き222円高。
終値は135円(△0.35%)高の39233円と続伸。
高値39338円。
安値39181円。
「23日のNYダウ39131ドルを名目値で上回って終えた。
22日が39098円と最初に39000台に乗せたのは日経平均。
それを休日の週末に抜かれ再び抜き返した。
いい意味での日米での株価競争」という声もある。
22日のマドは38339円→38508円。
26日のマドは39157円→39181円。
一応「2空」。
日足は3日ぶりに陰線。
TOPIXは12.91ポイント(△0.49%)高の2673ポイントと続伸。
過去最高値は1989年12月18日の2884,80ポイントだがまだ抜いていない。
TOPIXコア30指数は続伸。
プライム市場指数は6.60ポイント(△0.48%)高の1375.99と続伸。
東証スタンダード指数は続伸。
東証グロース250指数は21.69ポイント(△2.92%)高の763.80と4日ぶりに反発。
25日移動平均線からの乖離は△5.72%(前日△3.16%)。
プライム市場の売買代金は5兆1119億円(前日5兆5623億円)。
16日連続で4兆円超。
売買高は18.42億株。
値上がり838銘柄(前日1082銘柄)。
値下がり757銘柄(前日518柄)。
新高値199銘柄(前日129銘柄)。
2日連続で3ケタ。
新安値8銘柄(前日11銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは107.36(前日107.64)。
東証グロース市場の騰落レシオは100.76(前日95.34)。
NTレシオは14.67倍(前日14.69倍)。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
TOPIXは8勝4敗で66.66%。
東証グロース市場指数は6勝6敗で50.00%。
上向きの25日線(37037円)からは△5.93%(前日△6.00%)。
40日連続で上回った。
上向きの75日線は34626円。
50日連続で上回った。
上向きの200日線(32990円)からは△18.92%(前日△18.70%)。
224日連続で上回った。
上向きの5日線は38685円。
2日連続で上回った。
13週線は35127円。
26週線は33732円。
いずれも上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲20.144%(前日▲20.122%)。
買い方▲0.704%(前日▲1.215%)。
東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲12.188%(前日▲10.169%)。
買い方▲11.782%(前日▲13.981%)。
空売り比率は38.4%(前日38.0%、3日連続で40%割れ)。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は5.9%(前日8.1%)。
8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
日経VIは21.41(前日19.56)。
昨年2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄のPERは16.57倍(前日16.47倍)。
10日連続で16倍台。
9月19日は16.26倍だった。
前期基準では18.52倍。
EPSは2367円(前日2373円)。
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは2月15日2375円。
225のPBRは1.50倍(前日1.49倍)。
BPSは26155円(前日26240円)。
日経平均の予想益回りは6.04%。
予想配当り利回りは1.73%。
指数ベースではPERは23.23倍(前日23.15倍)。
EPSは1688円(前日1688円)。
PBRは2.12倍。
BPSは18506円(前日18530円)。
10年国債利回りは0.685%(前日0.715%)。
プライム市場の予想PERは16.46倍。
前期基準では18.56倍。
PBRは1.43倍。
プライム市場の予想益回りは6.04%。
配当利回り加重平均は2.04%。
プライム市場の単純平均は10円高の3054円(前日は3043円)。
プライム市場の売買単価は2774円(前日3143円)。
プライム市場の時価総額は948兆円(前日943兆円)。
ドル建て日経平均は260.78(前日260.15)と3日続伸。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比110円高の39340円。
高値39510円。安値39165円。
大証夜間取引終値は日中比120円高の39350円。
気学では火曜が「前場安いと後場安の日。逆なら見送れ」。
水曜が「変化注意日にして不時安を見ることあり」。
木曜が「押し込んでも戻す日。悪目買い方針良し」。
金曜が「ポイントとなる日。注意肝要」。
ボリンジャーのプラス1σが38135円。
プラス2σが39233円。
プラス3σが40381円。
週足のプラス1σが3788円。
プラス2σが40184円。
プラス3σが42489円。

《今日のポイント2月27日》

(1)週明けのNY株式市場で主要3指数は小幅安。
   10年国債利回りは4.281%。
   5年国債利回りは4.315%。
   2年国債利回りは4.731%。
   ドル円は150円後半。
   SKEW指数は145.91→144.00→143.60。
   恐怖と欲望指数は77→76。
   (昨年2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。

(2)週明けのダウ輸送株指数は78ポイント(0.49%)安の15842ポイントと4日ぶりに反落。
   SOX指数は48ポイント(1.05%)高の4663ポイントと反発。
   VIX指数は13.74(前日13.75)。
   NYSEの売買高は9.36億株(前日8.99億株)。
   3市場の合算売買高は106.9億株(前日106.4億株、過去20日平均は115.6億株)
   週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比110円高の39340円。

(3)プライム市場の売買代金は5兆1119億円(前日5兆5623億円)。
   16日連続で4兆円超。
   売買高は18.42億株。
   値上がり838銘柄(前日1082銘柄)。
   値下がり757銘柄(前日518柄)。
   新高値199銘柄(前日129銘柄)。
   2日連続で3ケタ。
   新安値8銘柄(前日11銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは107.36(前日107.64)。
   東証グロース市場の騰落レシオは100.76(前日95.34)。
   NTレシオは14.67倍(前日14.69倍)。
   サイコロは7勝5敗で58.33%。

(4)上向きの25日線(37037円)からは△5.93%(前日△6.00%)。
   40日連続で上回った。
   上向きの75日線は34626円。
   50日連続で上回った。
   上向きの200日線(32990円)からは△18.92%(前日△18.70%)。
   224日連続で上回った。
   上向きの5日線は38685円。
   2日連続で上回った。
   13週線は35127円。
   26週線は33732円。
   いずれも上回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲20.144%(前日▲20.122%)。
   買い方▲0.704%(前日▲1.215%)。
   東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲12.188%(前日▲10.169%)。
   買い方▲11.782%(前日▲13.981%)。

(6)空売り比率は38.4%(前日38.0%、3日連続で40%割れ)。
   空売り規制なしの銘柄の比率は5.9%(前日8.1%)。
   日経VIは21.41(前日19.56)。

(7)日経平均採用銘柄のPERは16.57倍(前日16.47倍)。
   10日連続で16倍台。
   9月19日は16.26倍だった。
   前期基準では18.52倍。
   EPSは2367円(前日2373円)。
   直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは2月15日2375円。
   225のPBRは1.50倍(前日1.49倍)。
   BPSは26155円(前日26240円)。
   日経平均の予想益回りは6.04%。
   予想配当り利回りは1.73%。
   指数ベースではPERは23.23倍(前日23.15倍)。
   EPSは1688円(前日1688円)。
   PBRは2.12倍。
   BPSは18506円(前日18530円)。
   10年国債利回りは0.685%(前日0.715%)。

(8)プライム市場の単純平均は10円高の3054円(前日は3043円)。
   プライム市場の時価総額は948兆円(前日943兆円)。
   ドル建て日経平均は260.78(前日260.15)と3日続伸。

(9)ボリンジャーのプラス1σが38135円。
   プラス2σが39233円。
   プラス3σが40381円。
   週足のプラス1σが3788円。
   プラス2σが40184円。
   プラス3σが42489円。

今年の曜日別勝敗(2月26日まで)

月曜5勝1敗
火曜3勝4敗
水曜2勝5敗
木曜5勝3敗
金曜6勝1敗
(櫻井)。

日経平均最高値更新 その日を綴ってみる

バブルの時代は中高生。

華やかな東京に憧れて上京してみればバブル崩壊、ワンレンボディコン姿でディスコで踊るつもりもなかったけれど、"花の女子大生"になった頃には女子大生ブームが終わり、ルーズソックスの"女子高生ブーム"に。あれあれ?入れ替わり?と思ったら卒業の頃には就職氷河期…

時代的にほとんどいい思いをして来なかった団塊ジュニア世代としては、この史上最高値更新はフワフワと夢を見ているような心持ちでした。

最初に緊張が走ったのは2月16日金曜日の前場。大幅高でスタートした日経平均がスルスルと上げ幅を広げてきて、CM中の松崎キャスター「もしかするとこのまま高値更新もありうるかもしれませんね」

へっ?皆さん、高値更新はまだまだ先を予測してたじゃないですか(涙)

“生きているうちに見られるとは思っていなかった"市場に長く携わっている先輩方の何人もがこう言うのを耳にしました。

私にとってもあまりにリアリティがなかったため急に現実感を増した高値接近に慌ててしまい、10時過ぎに終値ベースの史上最高値まであと50円に迫ったところで一旦深呼吸。平静を装いつつ心臓ドキドキでした。

ふぅーっ。そこを高値にこの日の前場での達成はなし。

なんだろうな、例えて言うなら水で一杯になって来た風船が回って来て、どうしようどうしようと思いながら次の人に「はいっ!」と渡した気分。

マスコミ人としてその瞬間を自分が伝えたかった気持ちもありつつ、とりあえずその場を切り抜けてホッとしたような。

2月21日水曜日

後場のエンディングで櫻井キャスター。

「生きているうちに見られると思っていなかった。高値更新したら?多分泣いちゃうでしょうね(笑)」

番組後、"その瞬間"は歴史を生きてきた中嶋健吉キャスターか岩本秀雄キャスターに伝えて欲しい、といつもの明るく強気なキャラとは裏腹に殊勝な発言。

2月22日木曜日。

日本時間7時前のエヌビディアの予想を遥かに上回る好決算発表を受けて、8:30の番組オープニングから中嶋健吉キャスター「先物の上昇から今日は忙しくなりそうな予感ですね」

水風船また来た!さらに満タン!

インタビューの途中でも高値を更新した場合は言及しますとお断りした上で臨んだ前場中継。

10時過ぎに一旦3万8915円10銭を付けたところでスタッフがガタンッ!と立ち上がり、互いに、落ち着こうと目で合図。

10:16過ぎ、証券アナリスト廣重勝彦さんのインタビューの途中に、いよいよ"引値の高値を一旦上回った"と伝えることができました。

何人かの視聴者の方に「今回は緊張感が伝わってきた」と気付かれてしまいましたが、言葉選ばずに正直言えば緊張しすぎて鼻血が出そうでした。対照的に中嶋キャスターはいつもの泰然自若とした様子。

結果、さらに満タンになった水風船は後場の中継チームに。

仕事後のルーティンにしているヨガのスタジオで"ザラ場高値更新"を知る訳ですが、この時は何だかホッとした気持ち。ついに超えたのか…感慨深いものですね。

エミン・ユルマズさんがXに書いていらしたコメント「日本は"バブル後"から脱却した」という言葉が胸に響きました。

滅多に経験できない1日。

この日の新聞は永久保存版にします。

そして"泰然自若"の中嶋キャスターも記念写真を撮っていらした姿が印象深く、コッソリ隠し撮りした背中を一枚あげておきます。

さて、今年に入ってからサボりにサボっていたブログですが、流石に今週はいよいよこういう形で更新しました。年初にパソコンの電源が入らなくなり、どうしたものかと思案しつつ何とか乗り越えてきました。ただ今も右手の人差し指1本でこのブログを書いています。高値更新の感激に浸りつつ、パソコン問題はもう少し忘れておくことにします。

【放送後記:2024年2月22日(木)後場】

「日経平均はついに史上最高値を更新、NVDAの好決算が日本株を突き動かす」

◎日経平均(22日大引):39,098.68(+836.52、+2.19%)

時価総額:935.5兆円(22日、以下同じ)
PBR:1.49倍
PER:16.47倍
利回り:1.73%

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【相場の概況】

・日経平均は34年ぶりに史上最高値を更新、

・エヌビディアが11-1月決算を発表、予想を超える内容で半導体関連株が急騰

・東証プライム市場の値上がり上位は半導体関連株で埋め尽くされる

アドバンテスト(6857)+7.49%、東京エレクトロン(8035)+5.97%、スクリーンHD(7735)+10.16%、ソフトバンクG(9984)+5.14%、ディスコ(6146)+9.42%

・エヌビディアの11-1月期、売上高は221億ドル(前年比3.7倍)、純利益は122億ドル(8.7倍)、四半期として史上最高を更新

・続く2-4月期の売上高見通しは240億ドル、市場見通し(222億ドル)を大きく上回る。ジェンスン・フアンCEO「加速コンピューティングと生成AIは転換期を迎えた。世界中で需要が急増している」

・エヌビディアの株価は前日は▲4%下落していたが、発表を受けてアフター市場で+10%近い急騰。翌日(木曜日)に+16.4%の上昇。金曜日も小幅続伸(+0.3%)、PERは50倍超へ。

・NVDAばかりでなく、日本の主力企業にも続々と新高値更新が相次ぐ

トヨタ自動車(7203)+2.68%、ホンダ(7267)+3.01%、日立(6501)+3.45%、ファーストリテイリング(9983)+3.15%、デンソー(6902)+2.63%、三菱商事(8058)+3.04%

・JFEが4月から鋼材価格を全品目で値上げ。ホンダは労使交渉初日に満額回答の+5%賃上げ、ニトリは+6%、イオンは+7%の賃上げ。「物価と賃金の好循環」が始まりつつある

・日本経済新聞社アンケート、「何歳まで働くつもりか?」→「70歳以上」の回答が39%で2018年の調査開始以来の最高。「元気で長生き」「老後の生活資金の不安」の双方から。株価は上がっているが、庶民に浮かれた気持ちは感じられない(一部では見られ始めたが)。バブルとは言えない。

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以上です。(鈴木一之)

【放送後記:2024年2月21日(水)前場】

「3連休明けのNY市場は軟調、NVDAの決算前日で手控えムード強い」

◎日経平均(21日前引):38,188.85(▲174.76、▲0.46%)

時価総額:933.7兆円(20日、以下同じ)
PBR:1.47倍
PER:16.28倍
利回り:1.75%

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【相場の概況】

・日経平均は続落、エヌビディアの11-1月決算発表を控えて動けず

・昨日までの日経平均は38,000円の大台を4日連続で維持、大台割らず高値保ち合い

・エヌビディアは▲4.35%の下落、事前の期待値が高く警戒感が先に立つ

・キャタピラーは▲2.8%の続落、エバコアが投資判断を「中立」に引き下げ

・ウォルマート、11-1月期の売上高が1733億ドル(+6%)予想上回り+6.5%

・インテルは+3.8%の急伸。米政府と100億ドルの補助金交付で交渉を開始」

・東京市場も半導体株への見送りムード強いが、新高値更新は63銘柄と多め

(四電工1939、中電工1941、ニチレイ2871、日本特殊陶業5334、レゾナックHD4004、商船三井9104、DMG森精機6141、日立6501、など)

・日立(6501)が逆行高で上場来高値を更新

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【市場の声】

・「米国は昨年後半の個人消費が特によかったです。それが景気を支えており、ウォルマートの決算も堅調です」

・「米国の株式市場は、年明けからの16週間のうち下げたのは年明け第1週と先週の、合わせて2週間だけです」

・「景気好調とOPEC+の協調減産で原油は下がりにくくなりました。景気がさらによいと確信できればすぐにも90-100ドルをつけるでしょう」

・「日本株の現在の強さは、やはり新NISAのスタートが大きいと見ています」

・「サム・アルトマン氏は、生成AI市場には70兆ドル(1000兆円)の投資誘発効果があると見ています」

・「UBSは今年末のS&P500の目標株価を、1月16日に従来の4850から5150に引き上げたばかりですが、それを5150→5400に再び引き上げました。」

・「同じくゴールドマンサックスも、4700→5100(前回)→5200(今回)に二度目の引き上げを行いました」

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【今日のマル・バツ銘柄】

マル:スクリーンHD(7735):NHK「クローズアップ現代」登場、経営が株価を意識
バツ:ソニーG(6758):決算発表で急落後、軟調な地合いが続く

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【主な新聞ニュースより】

▽物流改革へ異業種タッグ ファミマ×コカ・コーラ、日清食品×JA
▽中国、金融緩和頼み 地方財政難で狭まる選択肢 住宅向け利下げ
▽単身高齢者、家借りやすく 家賃保証業者を国が認定 

▽トランプ氏、政権奪還なら対中関税2段階上げ、日欧にも市場開放圧力
▽大塚製薬、引きこもり支援にVR活用 家族向け、当事者の感じ方学ぶ
▽キリンが「高アル」見直しへ 健康配慮、国の指針受け

▽三菱電、今期年50円に増配 円安で最高益、還元
▽塩ビ輸出価格が上昇 2月積み、インド向け4%高
▽全国的猛暑、今年の夏も エルニーニョ現象、気象庁「熱中症対策を」

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以上です。(鈴木一之)

「明日は今日よりいい日になる」というマインド

「株は上がれば下がる。
下がれば上がる。
そして下がら化ければ上がらない。
上がらなけらば下がらない」。
これは自然の摂理だしリズム。
土曜の日経朝刊での1面の見出しは「上場企業、3期連続最高益」の見出し。
2020年のコロナ禍福で落ち込んだもののその後ジャンプして3年連続で最高益になりました。
予想より3.5兆円の上ぶれで総額43.5兆円。
背景は「利上げや円安」との解釈。
業績もやはり減らなきゃ増えません。
業績は落ち込んだことによって企業はそれまで以上の努力を重ねます。
その結果、通常の状況の環境が戻れば当然利益は増加。
問題なのはそのあと。
過去最高に酔い痴れるとよけなことにまで投資してしまう傾向。
必要でないことまでも成長政策に含めてきます、
余裕があると、逆にリスクが高まるという気がします。
過去最高益でも気を気を引き締めた「慎重な姿勢」は望まれます。

バブル時高値が迫ってきました。
1989年12月29日の日経平均の38915円ばかりが話題に。
因みにTOPIXが史上最高値を付けたのはその前日12月28日。
2885ポイントでした。
振り返ってみると当時はあちらもこちらも滅茶苦茶多忙だった時間。
円高だったからインフレであってもモノの値段は安く感じた気がします。
そして「明日は今日よりいい日になる」というのが世相でした。
「未来は明るい。どんばバラ色が待ち受けているのだろう」。
株も不動産もゴルフ会員権もなんでも上昇。
今はどうでしょう。
「明日は今日より明るい」という気持ちは希薄。
このマインドで史上最高値目前。
いずれ「未来は明るい」となったら、その時が警戒感のスタートになる気がします。
因み当時NYダウは日経平均の10%程度の水準でした。
その後抜かれたが、週末の終値は38773ドル。
ようやく追いつけそうなところまできたようです。

《投資十二策Vol.9(令和6年2月版)》

(1)いちいち反応しない

(2)相場は上がりたいときは何があっても上がる。
逆に下がりたいときには何があっても下がる。

(3)市場は産業革命の先駆者

(4)相場はチコちゃんの気持ちになって考える

(5)地理と歴史を踏まえよう

(6)「ヒト」の心理と「ヒト」の行動に意識を傾けよう

(7)入り口よりも出口が大切

(8)相場は市場の常識ではなく世間の常識で考える

(9)売ったら二度と買えない

(10)見極められのなら見極めようとしない
見極めるのは銘柄の社会に対する必要性と未来像。

(11)相場では理性と理論ではなく、知性と感性が重要

(12)相場はいつも不協和音と雑音の中で育つ

以下は今朝の場況。

「休場」

週開けのNY市場はプレジデンツデーで休場。
週末のNYダウは145ドル(0.37%)安の38627ドルと3日ぶりに反落。
高値38825ドル、安値38583ドル。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは113.10%(前日116.31%)。
NASDAQは130ポイント(0.82%)安の15775ポイントと3日ぶりに反落。
高値15917ポイント、安値15752ポイント。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは102.92%(前日102.78%)。
S&P500は24ポイント(0.48%)安の5005ポイントと3日ぶりに反落。
高値5032ポイント、安値4999ポイント。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは109.70%(前日111.44%)。
ダウ輸送株指数は377ポイント(1.74%)安の15629ポイントと3日ぶりに反落。
SOX指数は30ポイント(0.67%)安の4527ポイントと続落。
VIX指数は14.24(前日14.01)。
NYSEの売買高は10.37億株。
3市場の合算売買高は111.8億株(前日122.4億株、過去20日平均は116.5億株)
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比310円安の38300円。
ドル建ては295円安の38315円。
ドル円は150.21円。
10年国債利回りは4.233%。
2年国債利回りは4.578%。

週間ベースでNYダウは0.1%安、6週ぶり反落、
ナスダック総合指数は1.3%安、6週ぶり反落、
S&P500指数1.4%安、6週ぶり反落。
フィラデルフィア半導体指数(SOX)指数は0.9%安 2週ぶり反落。

「もみあい」

週明けの日経平均は寄り付き14円安。
終値は16円(▲0.04%)安の38470円と3日ぶりに反落。
高値38555円。
安値38281円。
SQ値37018円に対して5勝1敗。
8日のマドは36195円→36206円。
15日のマドは37825円→38935円。
16日のマドは38188円→38361円で一応2空。
日足はほぼ十字線の2日連続陰線。
日経平均は週間で1589円上昇。
週足は3週連続で陽線。
TOPIXは14.96ポイント(△0.57%)高の2639ポイントと3日続伸。
TOPIXコア30指数は3日続伸。
プライム市場指数は7.70ポイント(△0.57%)高の1358.52と3日続伸。
東証スタンダード指数は続伸。
東証グロース250指数は12.24ポイント(△1.62%)高の765.49と6日続伸。
25日移動平均線からの乖離は△7.28%(前日△5.90%)。
プライム市場の売買代金は4兆3546億円(前日6兆7212億円)。
12日連続で4兆円超。
売買高は15.87億株と減少。
値上がり1245銘柄(前日1391銘柄)。
値下がり374銘柄(前日237銘柄)。
新高値134銘柄(前日150銘柄)。
6日連続で3ケタ。
新安値6銘柄(前日28銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは103.65(前日96.81)。
東証グロース市場の騰落レシオは94.04(前日87.47)。
NTレシオは14.57倍(前日14.66倍)。
サイコロ7勝5敗で58.33%。
TOPIXは8勝4敗で66.66%。
東証グロース市場指数は7勝5敗で58.33%。
上向きの25日線(36537円)からは△5.29%(前日△5.67%)。
36日連続で上回った。
上向きの75日線は34215円。
46日連続で上回った。
上向きの200日線(32789円)からは△17.32%(前日△17.55%)。
220日連続で上回った。
上向きの5日線は38156円。
7日連続で上回った。
13週線は35078円。
26週線は33708円。
いずれも上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.059%(前日▲18.362%)。
買い方▲1.134%(前日▲1.995%)。
東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲15.515%(前日▲12.674%)。
買い方▲11.035%(前日▲12.684%)。
空売り比率は39.6%(前日36.6%、9日連続で40%割れ)。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は7.2%(前日7.7%)。
8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
日経VIは19.88(前日21.60)。
昨年2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄のPERは16.33倍(前日16.27倍)。
6日連続で16倍台。
9月19日は16.26倍だった。
前期基準では18.26倍。
EPSは2355円(前日2365円)。
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは2月15日2375円。
225のPBRは1.48倍(前日1.47倍)。
BPSは25993円(前日26181円)。
日経平均の予想益回りは6.12%。
予想配当り利回りは1.75%。
指数ベースではPERは22.78倍(前日22.82倍)。
EPSは1688円(前日1686円)。
PBRは2.08倍。
BPSは18503円(前日18425円)。
10年国債利回りは0.730%(前日0.730%)。
プライム市場の予想PERは16.33倍。
前期基準では18.41倍。
PBRは1.41倍。
プライム市場の予想益回りは6.12%。
配当利回り加重平均は2.06%。
プライム市場の単純平均は15円高の3020円(前日は3005円)。
プライム市場の売買単価は2728円(前日3043円)。
プライム市場の時価総額は936兆円(前日931兆円)。
ドル建て日経平均は256.42(前日256.21)と3日続伸。
大証夜間取引終値は日中比20円安の38500円。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比310円安の38300円。
高値38850円。安値38240円。
大証夜間取引終値は日中比300円安の383100円。
気学では「突込んでも戻す日。悪目あれば買い方針良し」。
水曜が「変化注意日。波動につくべし」。
木曜が「強象日にして高値を見る日。買い方針良し」。
ボリンジャーのプラス1σが37426円。
プラス2σが38315円。
プラス3σが39204円。
週足のプラス1σが37099円。
プラス2σが39119円。
プラス3σが41139円。
アノマリー的には「変化日」。
月曜のNYはプレジデンツデーで休場。

《今日のポイント2月20日》

(1)週明けのNY市場はプレジデンツデーで休場。
   週末のNY株式市場で主要3指数は揃って反落。
   10年国債利回りは4.281%。
   5年国債利回りは4.275%。
   2年国債利回りは4.643%。
   ドル円は150円台前半。
   WTI原油先物3月物は前日比1.16ドル(1.49%)高の1バレル=79.19ドル。
   SKEW指数は160.40→148.90→142.62。
   恐怖と欲望指数は77→77。
   (昨年2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。

(2)週末のダウ輸送株指数は377ポイント(1.74%)安の15629ポイントと3日ぶりに反落。
   SOX指数は30ポイント(0.67%)安の4527ポイントと続落。
   VIX指数は14.24(前日14.01)。
   NYSEの売買高は10.37億株。
   3市場の合算売買高は111.8億株(前日122.4億株、過去20日平均は116.5億株)
   週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比310円安の38300円。

(3)プライム市場の売買代金は4兆3546億円(前日6兆7212億円)。
   12日連続で4兆円超。
   売買高は15.87億株(前日22.14億株)と減少。
   値上がり1245銘柄(前日1391銘柄)。
   値下がり374銘柄(前日237銘柄)。
   新高値134銘柄(前日150銘柄)。
   6日連続で3ケタ。
   新安値6銘柄(前日28銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは103.65(前日96.81)。
   東証グロース市場の騰落レシオは94.04(前日87.47)。
   NTレシオは14.57倍(前日14.66倍)。
   サイコロ7勝5敗で58.33%。

(4)上向きの25日線(36537円)からは△5.29%(前日△5.67%)。
   36日連続で上回った。
   上向きの75日線は34215円。
   46日連続で上回った。
   上向きの200日線(32789円)からは△17.32%(前日△17.55%)。
   220日連続で上回った。
   上向きの5日線は38156円。
   7日連続で上回った。
   13週線は35078円。
   26週線は33708円。
   いずれも上回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.059%(前日▲18.362%)。
   買い方▲1.134%(前日▲1.995%)。
   東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲15.515%(前日▲12.674%)。
   買い方▲11.035%(前日▲12.684%)。

(6)空売り比率は39.6%(前日36.6%、9日連続で40%割れ)。
   空売り規制なしの銘柄の比率は7.2%(前日7.7%)。
   日経VIは19.88(前日21.60)。

(7)日経平均採用銘柄のPERは16.33倍(前日16.27倍)。
   6日連続で16倍台。
   9月19日は16.26倍だった。
   前期基準では18.26倍。
   EPSは2355円(前日2365円)。
   直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは2月15日2375円。
   225のPBRは1.48倍(前日1.47倍)。
   BPSは25993円(前日26181円)。
   日経平均の予想益回りは6.12%。
   予想配当り利回りは1.75%。
   指数ベースではPERは22.78倍(前日22.82倍)。
   EPSは1688円(前日1686円)。
   PBRは2.08倍。
   BPSは18503円(前日18425円)。 
   10年国債利回りは0.730%(前日0.730%)。

(8)プライム市場の単純平均は15円高の3020円(前日は3005円)。
   プライム市場の時価総額は936兆円(前日931兆円)。
   ドル建て日経平均は256.42(前日256.21)と3日続伸。

(9)ボリンジャーのプラス1σが37426円。
   プラス2σが38315円。
   プラス3σが39204円。
   週足のプラス1σが37099円。
   プラス2σが39119円。
   プラス3σが41139円。
   月曜のNYはプレジデンツデーで休場。
   アノマリー的には「変化日」。

今年の曜日別勝敗(2月19日まで)

月曜4勝1敗
火曜3勝3敗
水曜2勝4敗
木曜4勝3敗
金曜6勝1敗
(櫻井)。

今、そこにある日本株

JPXが1日に発表した「投資者の視点を踏まえた「資本コストや株価を意識した経営」のポイントと事例の公表について」。
熟読すると「分析」と「開示」。
実行ではなく「開示」のレベルが重要視されています。
IRについては「部署の新設」はともかくとして「経営者が対話に消極的」というのがギャップとの解釈。
そして投資家と対峙するのではなく中長期的な信頼関係の構築とあります。
プラスして「タイプに応じた積極的なアプローチ」。
今年は個人向けIRがバズっている背景はこれでしょう。
当然JPXだけでなく、金融庁もベクトルは一緒でしょう。
だから国策でもあるように思えます。

https://www.jpx.co.jp/news/1020/20240201-01.html

今起きているのは「産業革命」ということに気が付くことが必要です。
18世紀の産業革命は蒸気機関が人間の労働を肩代わりするという格好で進展。
単純作業の重労働から解放された人間はその後、飛躍的な進歩を遂げてきました。
その結果、頭脳労働の比重が高まり今に至っています。
現在は生成AI等の登場で、今度は頭脳分野の産業革命が起きています。
その結果、従来の成長企業の条件であった「設備投資の拡大プラス人員採用の拡大」は不必要になってきました。
特にアメリカのハイテク企業のリストラのあいつぐ報道。
グーグル、メタ(旧フェイスブック)、ツイッター、アマゾンなどで、昨年末から大規模な人員削減が次々と発表。
勿論リストラで企業体質を筋肉質にするということはあるでしょう。
しかし、だから業績が悪いかと言うとむしろ好調。
コストを減らしても成長できるという構図が常識になってきたということ。
カルロス・ゴーン氏が日産で行ってようなコストカットとは意味が違うということ。
だから従来の常識は使えません。
生成AIに加えて量子コンピュータまでが参加してくると、問われるのはスピードの質。
難病治療薬や新型の原料などあらゆるものがあっという間にできてくるようになります。
そしてコストはあまりかかりません。
明確に勝ち組と負け組が選抜されてくることになります。
目まぐるしく変化しますが、ワクワクする世界はもう目の前にあるように思えます。
そして、いまそこにある日本株。
例えば、今一世を風靡している携帯電話だって、もとは日本の技術力の産物。
i-modeなんて単語は忘却の彼方ですがあ、99年に登場した時は携帯で映像が見られる画期的技術でした。
その意味では6Gを見据えた今の動きは王者復活に見えてなりません。

市場関係者と話していて思ったのは生成AIなどによる大きな変化。
従来、企業は設備投資や人員採用を拡大して成長するのがモデルでした。
あるいはコストカットでトップラインは変わらずとも利益を上げるモデル。
しかし生成AIの登場でこの思考は大きく変わってきます。
生成AIが働いてくれるので人間は余剰に。
しかし生産性は向上するので売り上げも利益も増加。
だからコストカットと成長が同居するという摩訶不思議な世界が展開されることになります。
アマゾンなどを見てもアメリカのハイテク産業は人員削減の方向。
それでも成長は止まらりません。
この価値観の変化について行っているのが株式市場という気がします。

相場は上がりたいときは何があっても上がるもの。
逆に下がりたいときには何があって下がるもの。
「ニュースが相場になるのではなく、相場をニュースが後追いする」。
株高の時は好材料重視。
株安の時は悪材料重視。
そして得てしてマスコミは「株高嫌い」。
これがややこしいところ。

以下は今朝の場況。

「やや失速感」

週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
NYダウは過去最高値を更新。
ナスダック総合は2021年11月に付けた終値での過去最高値を一時上回った。
ただその後下落に転じた。
S&P500は小幅安だったが5000の節目を維持した。
エヌビディアが時価総額で一時アマゾンを上回り、時価で4番目に大きくなった。
だが、終値ではアマゾンが上回った。
シェール生産大手ダイヤモンドバック・エナジーが9.4%急騰。
「空飛ぶタクシー」のジョビー・アビエーションは6.4%上昇。
1月の財政収支は220億ドルの赤字で前年同月比43%減。
個人所得税還付が減少、歳入が1月としては過去最高を記録したことが背景。
1月の歳入は7%増の4770億ドル、歳出は3%増の4999億ドル
10月→1月までの累計では、赤字は16%増の5320億ドル。
1月米消費者物価指数(CPI)の発表を控え上昇が一服。
3月FOMCでの利下げ可能性は15.5%まで低下。
1カ月前には76.9%だった。
2年国債と10年国債の利回り格差はマイナス0.30%。
10年国債利回りは4.179%。
5年国債利回りは4.138%。
2年国債利回りは4.480。
ドル円は149円台前半。
WTI原油先物3月物は前日比0.08ドル(0.1%)高の1バレル76.92ドル。
6日続伸。
ビットコインは5.6%高の5万00207ドル。
2021年12月27日以来の高値を更新。
SKEW指数は150.36→156.62→152、80。
恐怖と欲望指数は77→78。
(昨年2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。

週明けのNYダウは126ドル(0.33%)高の38798ドルと反発。
高値38656ドル、安値38628ドル。
サイコロは9勝3敗。
騰落レシオは118.96%(前日117.63%)。
NASDAQは48ポイント(0.30%)高の15942ポイントと5日ぶりに反落。
高値16080ポイント、安値15917ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは101.23%(前日97.55%)。
S&P500は4ポイント(0.09%)安の5021ポイントと5日ぶりに反落。
高値5048ポイント、安値5016ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは110.78%(前日108.92%)。
ダウ輸送株指数は5ポイント(0.03%)安の16210ポイントと5日ぶりに反落。
SOX指数は7ポイント(0.15%)安の4560ポイントと4日ぶりに反落。
VIX指数は13.93(前日12.79)。
NYSE売買高は9.46億株(前日9.46億株)。
3市場の合算売買高は111.4億株(前日115.3億株、過去20日平均は117.2億株)
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比580円高の37470円。
ドル建ては595円高の37485円。
ドル円は149.34円。
10年国債利回りは4.179%。
2年国債利回りは4.480%。

「値上がり値下がり銘柄数はアンバランス」

「S&P500が終値で5000超、ナスダック総合は一時16000超」

週末のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
S&P500は終値で初めて5000を上回った。
S&P500が日中の最高値を更新するのは今年に入り10回目。
ナスダック総合は一時1万6000を突破。
2021年11月に記録した終値の最高値1万6057.44まであと0.4%。
マイクロソフト、アマゾン、アルファベットなど大手ハイテク株が上昇。
エヌビディアは3.6%上昇し過去最高値を更新。
フィラデルフィア半導体指数(SOX)は1.99%高。
S&P500採用銘柄の約3分の2が決算を発表。
第4四半期決算の増益率は9.0%増。
1月1日時点の予想4.7%増を上回った。
予想を上回った企業は81%と、過去4四半期の平均76%を上回った。
週間では主要3株価指数とも5週連続で上昇。
S&Pが1.4%、ナスダックが2.3%、NYダウが0.04%上昇。
12月の消費者物価指数(CPI)は前月比上昇率(季節調整済み)を0.2%に下方修正。
3月の利下げ確率は18%。
1カ月前の64%から低下。
5月までの利下げ確率は58%。
国債利回りは上昇。
10年国債利回りは4.173%。
5年国債利回りは4.142%。
2年国債利回りは4.486。
ドル円は149円台前半。
WTI原油先物3月物は前日比0.62ドル(0.81%)高の1バレル=76.84ドルと5日続伸。
週間では6.31%上昇。
ビットコインは4.9%高の4万7549ドル。
一時4万8183ドルと1カ月ぶりの高値を付けた。
週間では10%上昇と昨年10月以降で最大の上げ。
SKEW指数は151.41→150.36→156.62。
恐怖と欲望指数は76→78。
(昨年2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。

週末のNYダウは54ドル(0.14%)安の38671ドルと4日ぶりに反落。
高値38734ドル、安値38567ドル。
サイコロは9勝3敗。
騰落レシオは117.63%(前日119.63%)。
NASDAQは196ポイント(1.25%)高の15990ポイントと4日続伸。
高値16007ポイント、安値15831ポイント。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは97.55%(前日94.22%)。
S&P500は28ポイント(0.57%)高の50267ポイントと4日続伸。
高値5030ポイント、安値5000ポイント。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは108.92%(前日106.92%)。
ダウ輸送株指数は72ポイント(0.45%)高の16215ポイントと4日続伸。
SOX指数は89ポイント(1.99%)高の4567ポイントと3日続伸。
VIX指数は12.93(前日12.79)。
NYSE売買高は9.46億株(前日9.94億株)。
3市場の合算売買高は115.3億株(過去20日平均は116.9億株)
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比265円高の37155円。
ドル建ては285円高の37175円。
ドル円は149.30円。
10年国債利回りは4.173%。
2年国債利回りは4.486%。

週間ベースでNYダウは0.04%高、5週続伸(累計3.2%上昇)。
ナスダック総合指数は2.3%高、5週続伸(同10.1%上昇)。
S&P500指数は1.4%高 5週続伸(同7.0%上昇)。
フィラデルフィア半導体指数(SOX)指数は5.3%高、3週ぶりに大幅反発。

「2月SQ値は37018円」

週末の日経平均は寄り付き52円高。
終値は34円(△0.09%)高の36897円と続伸。
高値37287円。
安値36807円。
日足は3日ぶりに上ひげの長い陰線。
SQ値37018円はザラバで上回り「幻のSQ値」脱却。
ただ終値では届かなかったので1敗。
8日のマドは36195円→36206円。
日経平均は週間では739円上昇。
週足は2週連続で陽線。
TOPIXは4.75ポイント(▲0.19%)安の2557ポイントと3日ぶりに反落。
TOPIXコア30指数は3日続伸。
プライム市場指数は2.45ポイント(△0.19%)安の1316.34と3日ぶりに反落。
東証スタンダード指数は3日続落。
東証グロース250指数は0.56ポイント(△0.08%)高の709.52と3日ぶりに反発。
25日移動平均線からの乖離は△0.37%(前日△0.27%)。
プライム市場の売買代金は5兆5733億円(前日5兆5623億円)。
SQ当日だったがほぼ前日と同じ水準。
7日連続で4兆円超。
売買高は21.4億株。
値上がり565銘柄(前日584銘柄)。
値下がり1048銘柄(前日1013銘柄)。
2日連続でかなりアンバランス。
新高値100銘柄(前日89銘柄)。
2日ぶりに3ケタ。
新安値26銘柄(前日34銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは114.90(前日111.84)。
東証グロース市場の騰落レシオは86.26(前日90.29)。
NTレシオは14.43倍(前日14.38倍)。
サイコロは8勝4敗で66.66%。
TOPIXは7勝5敗で58.33%。
東証グロース市場指数は5勝7敗で41.66%。
上向きの25日線(35794円)からは△3.08%(前日△3.40%)。
31日連続で上回った。
上向きの75日線は33740円。
41日連続で上回った。
上向きの200日線(32551円)からは△13.35%(前日△13.39%)。
215日連続で上回った。
上向きの5日線は36479円。
2日連続で上回った。
13週線は34329円。
26週線は33174円。
いずれも上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.966%(前日▲17.729%)。
買い方▲3.623%(前日▲3.220%)。
東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲6.991%(前日▲6.579%)。
買い方▲15.982%(前日▲16.375%)。
空売り比率は38.5%(前日37.9%、4日連続で40%割れ)。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は5.8%(前日6.8%)。
8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
日経VIは19.25(前日19.80)。
昨年2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄のPERは16.07倍(前日15.96倍)。
2日ぶりに16倍台。
9月19日は16.26倍だった。
前期基準では17.56倍。
EPSは2295円(前日2309円)。
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは2月9日2309円。
225のPBRは1.43倍(前日1.43倍)。
BPSは25802円(前日25778円)。
日経平均の予想益回りは6.22%。
予想配当り利回りは1.82%。
指数ベースではPERは22.28倍(前日22.16倍)。
EPSは1656円(前日1663円)。
PBRは1.99倍。
BPSは18541円(前日18524円)。
10年国債利回りは0.720%(前日0.700%)。
プライム市場の予想PERは16.11倍。
前期基準では17.78倍。
PBRは1.37倍。
プライム市場の予想益回りは6.20%。
配当利回り加重平均は2.11%。
プライム市場の単純平均は9円安の2955円(前日は2965円)。
プライム市場の売買単価は2604円(前日2653円)。
プライム市場の時価総額は908兆円(前日909兆円)。
ドル建て日経平均は246.97(前日249.05)と3日ぶりに反落。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比315円高の37470円。
高値37585円。安値37055円。
大証夜間取引終値は日中比580円高の37470円。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比265円高の37155円。
高値37270円。安値36860円。
大証夜間取引終値は日中比2660円高の37150円。
気学では火曜が「高日柄にして押し目買いなれど飛びつき警戒」。
水曜が「下げ来りて尚安きは小底日となる日」。
木曜が「不時の高下を見る日。押し目買い方針良し」。
金曜が「押し込むと小底入れをみる日。突っ込みあれば買い」。
ボリンジャーのプラス1σが36638円。
プラス2σが37473円。
プラス3σが38312円。
週足のボリンジャーのプラス1σが35769円。
プラス2σが37210円。
プラス3σが38650円。
イベント的には「NISAの日」。
水曜は「バレンタインデーで上げの特異日、そして変化日」。

《今日のポイント2月13日》

(1)週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
   NYダウは過去最高値を更新。
   ナスダック総合は2021年11月に付けた終値での過去最高値を一時上回った。
   ただその後下落に転じた。
   S&P500は小幅安だったが5000の節目を維持した。
   10年国債利回りは4.179%。
   5年国債利回りは4.138%。
   2年国債利回りは4.480。
   ドル円は149円台前半。
   WTI原油先物3月物は前日比0.08ドル(0.1%)高の1バレル76.92ドル。
   6日続伸。
   ビットコインは5.6%高の5万00207ドル。
   2021年12月27日以来の高値を更新。
   SKEW指数は150.36→156.62→152、80。
   恐怖と欲望指数は77→78。
   (昨年2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。

   週末のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
   S&P500は終値で初めて5000を上回った。
   ナスダック総合は一時1万6000を突破。
   10年国債利回りは4.173%。
   5年国債利回りは4.142%。
   2年国債利回りは4.486。
   ドル円は149円台前半。
   SKEW指数は151.41→150.36→156.62。
   恐怖と欲望指数は76→78。
   (昨年2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。

(2)ダウ輸送株指数は5ポイント(0.03%)安の16210ポイントと5日ぶりに反落。
   SOX指数は7ポイント(0.15%)安の4560ポイントと4日ぶりに反落。
   VIX指数は13.93(前日12.79)。
   NYSE売買高は9.46億株(前日9.46億株)。
   3市場の合算売買高は111.4億株(前日115.3億株、過去20日平均は117.2億株)
   週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比580円高の37470円。

   週末のダウ輸送株指数は72ポイント(0.45%)高の16215ポイントと4日続伸。
   SOX指数は89ポイント(1.99%)高の4567ポイントと3日続伸。
   VIX指数は12.93(前日12.79)。
   NYSE売買高は9.46億株(前日9.94億株)。
   3市場の合算売買高は115.3億株(過去20日平均は116.9億株)
   週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比265円高の37155円。

(3)プライム市場の売買代金は5兆5733億円(前日5兆5623億円)。
   SQ当日だったがほぼ前日と同じ水準。
   7日連続で4兆円超。
   売買高は21.4億株。
   値上がり565銘柄(前日584銘柄)。
   値下がり1048銘柄(前日1013銘柄)。
   2日連続でかなりアンバランス。
   新高値100銘柄(前日89銘柄)。
   2日ぶりに3ケタ。
   新安値26銘柄(前日34銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは114.90(前日111.84)。
   東証グロース市場の騰落レシオは86.26(前日90.29)。
   NTレシオは14.43倍(前日14.38倍)。
   サイコロは8勝4敗で66.66%。

(4)上向きの25日線(35794円)からは△3.08%(前日△3.40%)。
   31日連続で上回った。
   上向きの75日線は33740円。
   41日連続で上回った。
   上向きの200日線(32551円)からは△13.35%(前日△13.39%)。
   215日連続で上回った。
   上向きの5日線は36479円。
   2日連続で上回った。
   13週線は34329円。
   26週線は33174円。
   いずれも上回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.966%(前日▲17.729%)。
   買い方▲3.623%(前日▲3.220%)。
   東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲6.991%(前日▲6.579%)。
   買い方▲15.982%(前日▲16.375%)。

(6)空売り比率は38.5%(前日37.9%、4日連続で40%割れ)。
   空売り規制なしの銘柄の比率は5.8%(前日6.8%)。
   日経VIは19.25(前日19.80)。

(7)日経平均採用銘柄のPERは16.07倍(前日15.96倍)。
   2日ぶりに16倍台。
   9月19日は16.26倍だった。
   前期基準では17.56倍。
   EPSは2295円(前日2309円)。
   直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは2月9日2309円。
   225のPBRは1.43倍(前日1.43倍)。
   BPSは25802円(前日25778円)。
   日経平均の予想益回りは6.22%。
   予想配当り利回りは1.82%。
   指数ベースではPERは22.28倍(前日22.16倍)。
   EPSは1656円(前日1663円)。
   PBRは1.99倍。
   BPSは18541円(前日18524円)。
   10年国債利回りは0.720%(前日0.700%)。

(8)プライム市場の単純平均は9円安の2955円(前日は2965円)。
   プライム市場の時価総額は908兆円(前日909兆円)。
   ドル建て日経平均は246.97(前日249.05)と3日ぶりに反落。

(9)ボリンジャーのプラス1σが36638円。
   プラス2σが37473円。
   プラス3σが38312円。
   週足のボリンジャーのプラス1σが35769円。
   プラス2σが37210円。
   プラス3σが38650円。
   イベント的には「NISAの日」。
   水曜は「バレンタインデーで上げの特異日、そして変化日」。

今年の曜日別勝敗(2月9日まで)

月曜4勝0敗
火曜2勝3敗
水曜2勝3敗
木曜3勝3敗
金曜5勝1敗
(櫻井)。