サヨナラこたつ

やめようやめようと思いつつ、手放せないのがコタツです。

過去何シーズンか冬も出さず、普通のテーブルとして使っていたのですが

客人たちのウケが良く、思い切って出してみるとやっぱり極楽…。

しかしながらたまに来る人にとっては快適なものでも、

普段生活している身にとって、

これほど人をダメにする家具もないのでは??

半径1mグダグダ生活が始まり、

掘りゴタツ健在の実家では互いに牽制し合って

立ち上がったら最後、

あれ持ってきて、これ持ってきて、おかわり!

一気にリクエストを受けるハメになります(笑)

それだけぬくぬく快適で立ち上がりたくなくなるのですよね。

コタツを出すにあたって今季私はルールを決めました。

3回寝落ちしたら即撤去!!

出したその日と翌日であっという間にチケット2枚を使ってしまい、

残る1枚を使ってはならぬと緊張感を持って毎日を過ごしました。

友人たちと鍋をした日、

ハッと気づけば丑三つ時でした。

サヨナラ…コタツ。

潔く片付けて、来客の時だけ出すことにしたのです。

コタツがないと、サッサと立ち上がってテキパキ。

やっぱり人をダメにする家具なのかしらん。

天板も傷が目立つようになってきたし、

そろそろ撤去…いや買い替え…

時かな…

と思った翌朝、電源を入れてもウンともスンとも言わなくなりました。

買い替えを考えた瞬間壊れるとは、家具&家電あるあるですね。

福島で暮らしはじめた時、寒さに震えて買ったので

思えば27年!の付き合いでした。

サヨナラコタツ。

さあどうする。

同じく生活がだらしなくなるのが嫌という理由でホットカーペットも

何シーズンか前に捨ててしまったし。

しばらく熟考の時であります。

金の話(2)

2018年2月の当ブログでも、金の話を取り上げています。 今回佐渡金山の世界遺産推薦が決まった事から、改めて金の四方山話を取り上げます。 前回と一部重なる部分がある事お許しください

佐渡金山で金の採掘が本格的に始まったのは江戸初期の1601年から、そして閉山したのがバブルピークの1989年になります。 その388年の間に算出した金は累計78トン、銀は2330ンと言われています。 人類がこれまで世界全体で産出した金は累計17万トン(オリンピックプール3杯半)芸度ですので、それなりの比重を占め、当時としては世界最高峰の金山との評価も納得です。

佐渡金山に代わるように、1981年鹿児島の菱刈で発見された金鉱山は、質の面で佐渡を上回り、世界最高の水準と言われています。 通常金鉱石1トン当たり5gの含有量が金鉱山の目安ですが、菱刈は平均40gと桁違いの高さです。  1985年から本格的に採掘が始まり、産金量はこれまで累計で250トンを超え、佐渡金山388年の記録をあっさり塗り替えています。

更に日本にはおおきな都市鉱山があります。 各種家電製品、情報・電子機器等に含まれる金の存在です。 1台のノートパソコンに含まれる金は約0.3ℊ、携帯電話だと約0.05ℊだと言われています。 携帯電話1万台相当の1トンから金を数百グラム回収できることになります。 金鉱石1トンか平均5gですから極めて高い含有量です。  少し古い数字ですが2008年に物質・材料研究所が試算したところ、こうした機器の金の蓄積量は6800トンになるとしています。 南アフリカの推定金埋蔵量6000トンを上回るものです。

世界を覆うインフレ懸念、更に大幅な金融緩和によりドルが大量供給され、金に対するドルの価値が大きく下がっています。 世界の中央銀行や公的機関が外貨準備としてドルを減らし、金の保有を膨らましてます。 金の動向には注目です。

株価と神だのみ

2月になりました。梅の花の季節です。多くの日本の人々と同じで私も梅の花が大好きです。

寒風に負けずに咲く小さな花を追いかけて、幼いころから湯島天神に何度も訪れました。学問の神さま、菅原道真を祭る湯島天神は受験生の願いが記された絵馬でいっぱいです。コロナウイルスに負けずに今年の受験を無事に乗り切ってください。

受験の季節は3月決算企業の決算発表の季節でもあります。先週の金曜日は317社が一度にリリースし、早くも最初のヤマ場を迎えました。東証1部の主要な企業はほぼ今週で出そろいます(木曜日は119社、金曜日は273社)。来週は1部上場の小型企業と新興市場が中心で、例によってここも一気に駆け抜けます。業績相場では決算の数字がとりわけ重要です。

一般に、業績相場は好景気下で訪れます。業績相場イコール「業績に基づく相場」ですので耳ざわりはよいのですが、相場テクニック的にはけっこうむずかしいものです。

景気は(一応)よいので金利は上昇し、今年はそこに物価の上昇も伴っています。自社だけでなく同業のライバル企業も売上げ・利益が伸びているため、どうしても利益の質や株主への還元策などが他社と相対的に比較されてしまいます。

事業拡大に伴って材料費や人件費、テナント料、光熱費など支払い項目も金額が増えてくるため、それを上回る売上げを稼ぎ続けるのはけっこうたいへんです。そうこうするうちに利益の伸び率やマージン(利益率)が少しでもペースダウンすると、アルゴリズム取引が作動してファンドからのまとまった売り注文が発動され、株価が急落することにつながります。

景気はよいので業績は伸びているのですが、利益の伸び率や利益率が下がっただけで株価はピークを打ちます。それらの関係などはかなりあとになってから判明するので、目の前で起きていること(=好景気での株価の下落)が当初はまったく理解できないというケースがよくあります。

株価の天井は株価だけが教えてくれます。理屈ではわかりません。神頼みに近いことになりますが、その辺を含めて湯島天神の神さまに近々お参りしてまいります。

市場はお金という血液が流れている身体のようなもの。
身体だから心臓のような株式も肝臓のような債券も胃のような為替も密接に連環。
盲腸のようなビッドコインだって構成物の一つ。
病気はそれぞれの部位を連関して蝕んでいるに違いありません。
局所だけを見ると誤診につながる可能性があります。
常に総合的に体を診ること。
全体像での健康を把握すること。
医師ではないが医師のような総合的所見こそが求められています。
というのが価格下落時の対処法。
そして、患部を発見できれば症状も緩和するに違いありません。
だた所見が見いだせないから身体が不調をきたしているというのが今の軟調の現実なのでしょう。

戦国時代を舞台にした時代小説の中に登場した一節。
「敵というのは不思議なもので、こちらが一番嫌がる方法で、
もっとも嫌な時に、嫌な場所で攻めてくるもの」。
相場も戦いだからこのセオリーが妙に腑に落ちてきました。
売り方にとって買い方は敵。
買い方にとってうりかたは敵。
お互い深海魚のような格好で相手は確認できません。
それでも板を通して敵はわかるもの。
その敵との状況はまさにこんな格好です。

以下は今朝の場況。

「年金のリバランスとの指摘」

週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。
朝方は早期の金融引き締めを警戒した売りで下落。
その後下落が目立っていたハイテク株を中心に買いもの優勢の展開。
取引終了にかけて上昇幅を拡大。
「年金基金の買い」という指摘もある。
「株価下落に伴い1月末の年金基金の資産配分のリバランスは大幅な株買い」との見方だ。
セールスフォースやアップル、マイクロソフトが上昇。
ネットフリックス、テスラがともに11%上昇。
ボーイングは5%上昇。
NASDAQ総合株価指数は469.310ポイント(3.4%)高。
一日のの上昇率としては21年3月9日以来の大きさ。
一方月間の下落率としては20年3月(10.1%)以来の大きさだった
ただ過去最悪の下落は回避した格好。
NYダウの月間騰落率は3.32%。
21年11月(3,72%安)以来のマイナス率。
S&P500は5.25%安。
下落率としては20年3月(12.51%安)以来の大きさ。
10年国債利回りは1.780%。
2年国債利回りは1.184%。
年内に5回の利上げ予想が支配的。
3月のFOMCで0.5%の利上げが実施される確率は17%。
先週末の32%から低下した。
ドル円は115円台前半。
WTI原油3月物は1.33ドル(1.5%)高の88.15ドル。
1月の上昇率は約17%と21年2月以降で最大
SKEW指数は132.22→132.96→131.44。
恐怖と欲望指数は36→38。

週明けのNYダウは406ドル(1.17%)高の35131ドルと続伸。
高値35148ドル、安値34496ドル。
NASDAQは469ポイント(3.41%)高の14239ポイントと続伸。
高値14242ポイント、安値13767ポイント。
S&P500は83ポイント(1.89%)高の4515ポイントと続伸。
高値4516ポイント、安値4414ポイント。
ダウ輸送株指数は2348イント(1.56%)高の15282ポイントと続伸。
SOX指数は5.44%高の3483ポイントと続伸。
VIX指数は24.83と低下。

225先物CME円建ては大証日中比260円高の27310円。
ドル建ては大証日中比280円高の27330円。
ドル円は115.10円。
10年国債利回りは1.780%。
2年国債利回りは1.184%。「1.1%(ダウ)と3.41%(NAS)のはざまで」

週明けの日経平均は寄り付き27円安。
終値は284円(△1.07%)高の27001円と続伸。
日足は2日連続で陽線。
月足は陰線。
1月の日経平均株価は月間で1789円(6.2%)安。
月間下落幅としては2020年3月の2225円(10.5%)安以来。
1年10カ月ぶりの大きさ。
TOPIXは1.01%高と続伸。
東証マザーズ指数は3.71%高と続伸。
25日線から▲13.19%(前日▲17.20%)のかい離。
日経ジャスダック平均は1.29%高と続伸。
東証1部の売買代金は3兆2120億円(前日3兆3465億円)。
値上がり1715銘柄(前日1926銘柄)。
値下がり417銘柄(前日219銘柄)。
新高値5銘柄(前日0銘柄)。
新安値33銘柄(前日467銘柄)。
騰落レシオは92.96(前日89.26)。
NTレシオは14.21倍(前日14.23倍)。
サイコロは4勝8敗で33.33%。
下向きの25日線(28106円)からは▲3.93%(前日▲5.23%)。
13日連続で下回った。
20年3月24日が▲10.96%。
下向きの75日線は28638円。
17日連続で下回った。
下向きの200日線(28677円)からは▲5.84%(前日▲6.89%)。
15日連続で上回った。
下向きの5日線は26697円。
10日ぶりに上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.592%(前日▲9.652%)。
買い方▲14.024% (前日▲15.901%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△5.351%(前日△9.800%)。
20年3月13日が△14.653%。
買い方▲36.931% (前日▲38.449%)。
20年3月19日が▲48.775%。
空売り比率は42.4%(前日46.5%、13日連続で40%超)。
21年10月28日54.1%。
20年3月6日52.1%。
空売り規制なしの比率は6.8%(前日8.9%)。
日経VIは25.22(前日27.06)。
日経平均採用銘柄の予想PERは13.31倍(前日13.16倍)。
前期基準では18.01倍。
EPSは2028円(前日2027円)。
225のPBRは1.22倍。
BPSは22132円(前日22080円)
日経平均の益回りは7.51%。
10年国債利回りは0.170%。
東証1部全銘柄だと予想PERは14.47倍。
前期基準では19.91倍。
PBRは1.22倍。
東証1部単純平均株価は33円高の2209円。
東証1部売買単価は2444円(前日2516円)。
東証1部時価総額は698兆円(前日691兆円)。
ドル建て日経平均は233.86(前日231.58)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比260円高の27310円。
高値27320円、安値26510円。
大証先物夜間取引終値は日中比250円高の27300円。
気学では火曜は「人気の反対に動く日。逆張り方針良し」。
水曜は「目先のポイントを作る注意日」。
木曜は「吹き値売りの日」。
金曜は「初安は買い。寄り高は売り」。
ボリンジャーのマイナス1σが27230円。
マイナス2σが26354円。
マイナス3σが25478円。
一目均衡の雲の上限が28774円。
下限が28628円。
13日連続で雲の下。
勝手雲の上限が28351円。
下限が28176円。
12日連続で勝手雲の下。
RSIが38.11(前日24.67)。
RCIが3.78(前日2.95)。
1月14日→2月4日水星逆行。
アノマリー的には「上げの特異日、リーマンショック以降は株高の日」。
春節で香港休場(→3日)、シンガポール休場(→2日)。

《今日のポイント2月1日》

(1)週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。
   10年国債利回りは1.780%。
   2年国債利回りは1.184%。
   ドル円は115円台前半。
   SKEW指数は132.22→132.96→131.44。
   恐怖と欲望指数は36→38。

(2)ダウ輸送株指数は2348イント(1.56%)高の15282ポイントと続伸。
   SOX指数は5.44%高の3483ポイントと続伸。
   VIX指数は24.83と低下。
   225先物CME円建ては大証日中比260円高の27310円。

(3)東証1部の売買代金は3兆2120億円(前日3兆3465億円)。
   新高値5銘柄(前日0銘柄)。
   新安値38銘柄(前日467銘柄)。
   騰落レシオは92.96(前日89.26)。
   NTレシオは14.21倍(前日14.23倍)。
   サイコロは4勝8敗で33.33%。

(4)下向きの25日線(28106円)からは▲3.93%(前日▲5.23%)。
   13日連続で下回った。
   20年3月24日が▲10.96%。
   下向きの75日線は28638円。
   17日連続で下回った。
   下向きの200日線(28677円)からは▲5.84%(前日▲6.89%)。
   15日連続で上回った。
   下向きの5日線は26697円。
   10日ぶりに上回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.592%(前日▲9.652%)。
   買い方▲14.024% (前日▲15.901%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△5.351%(前日△9.800%)。
   20年3月13日が△14.653%。
   買い方▲36.931% (前日▲38.449%)。
   20年3月19日が▲48.775%。

(6)空売り比率は42.4%(前日46.5%、13日連続で40%超)。
   21年10月28日54.1%。
   20年3月6日52.1%。
   空売り規制なしの比率は6.8%(前日8.9%)。
   日経VIは25.22(前日27.06)。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは13.31倍(前日13.16倍)。
   EPSは2028円(前日2027円)。
   BPSは22132円(前日22080円)
   日経平均の益回りは7.51%。
   10年国債利回りは0.170%。

(8)東証1部単純平均株価は33円高の2209円。
   東証1部時価総額は698兆円(前日691兆円)。
   ドル建て日経平均は233.86(前日231.58)。

(9)ボリンジャーのマイナス1σが27230円。
   マイナス2σが26354円。
   マイナス3σが25478円。
   一目均衡の雲の上限が28774円。
   下限が28628円。
   13日連続で雲の下。
   勝手雲の上限が28351円。
   下限が28176円。
   12日連続で勝手雲の下。
   RSIが38.11(前日24.67)。
   RCIが3.78(前日2.95)。
   1月14日→2月4日水星逆行。
   アノマリー的には「上げの特異日、リーマンショック以降は株高の日」。
   春節で香港休場(→3日)、シンガポール休場(→2日)。

今年の曜日別勝敗(1月31日まで)

月曜3勝0敗
火曜1勝3敗
水曜2勝2敗
木曜1勝3敗
金曜1勝3敗

(櫻井)。

価値

企業を財務の数字だけで見る向きは多い。
しかし財務だけが価値なのでしょうか。
「PBRが1倍以上の部分は人材を含めた価値を市場が評価している」。
エーザイ専務CFOの柳良平氏が唱えた「柳モデル」が示している部分です。
「日本企業は米英企業と比べ、財務諸表に表れない見えない価値"への評価をほとんど得ていない。
これを可視化することで企業価値は倍増する」。
この企業価値を内外に示す枠組みが「柳モデル」。
「ESGと企業価値の実証。見えない価値を見える化する」。
「日本企業が自社のESGを見える化すれば、企業価値が倍増する」。
ESGを持ち出すのが妥当がどうかは疑問。
しかしともあれ「見えない価値」を評価しているから株価は上昇する。
特に知財や人材。
あるいは商権やブランドなども同様です。
ならば大きな意味での「ブランド価値」の向上策などを統合報告書に書けばいいでしょうに。
自己評価と他人の評価を併記すれば投資家にはわからいやすいはず。
ESGだSDGsだと騒ぐよりはよりマトモでしょう。
となると海外IRは英語力より創造力だと思います。
「見えない価値」は機関投資家に対しても個人投資家に対しても重要なはずです。

IMFの世界経済見通しで米国、中国、世界は下方修正。
背景は新型コロナウイルス、インフレ、供給制約、米金融引き締めを巡る不透明感。
2022年の世界の経済成長率予測は0.5%ポイント下方修正し4.4%。
米中の経済成長率を下方修正したことが理由。
23年の世界の経済成長率予測は昨年10月時点の予測から0.2%ポイント引き上げ3.8%。
新型コロナ流行に伴う累積の経済損失は24年に13兆8000億ドルに達する見通し。
米経済成長率の予測は1.2%ポイント下方修正。
バイデン政権の看板政策だった巨額の歳出法案が議会を通過していないこと。
FRBの早期の金融引き締め、供給不足の継続が理由。
22年の米経済成長率の予測は4%(▲1.2%)。
23年には2.6%に減速する見通し。
中国の22年の経済成長率予測は0.8%ポイント下方修正し4.8%(▲0.8%)。
23年の予測は5.2%。
「ゼロコロナ政策」に伴う混乱や不動産デベロッパーの財務問題の長期化が理由。
ユーロ圏の22年の経済成長率予測は0.4%ポイント引き下げ3.9%。
23年の予測は2.5%。
一方で・・・。
日本については22年が1.6%(▲0.8%)。
23年が3.3%(△0.1%)。
なんだかなあ。

以下は今朝の場況。

「反発」

週末のNY株式市場で主要3指数は揃って4日ぶりに反発。
S&P500は2.4%上昇し2020年6月以来の大幅高。
朝方は低調だったがハイテク株が上昇を主導。
年初来の大幅高となった。
S&P500採用企業のうち168社が決算を通過。
このうち77%が市場予想を上回った。
10─12月期決算で売上高が前年同期比11%増の1239億ドルと過去最高となったアップルが7%高。
クレジットカード大手ビザが10.6%高。
キャタピラーは5.2%安。
シェブロンが3.5%安。
週間ではS&P500とNYダウが上昇。
NASDAQ総合はほぼ横ばい。
年初来ではS&Pは7%、NASDAQ総合は12%、ダウは4.4%の下落。
「一部投資家にとってはなお債券より株式の方が魅力的で底値を探る展開。
特にNASDAQ総合は安値で買うバーゲンハンティングの動き」との声もある。
12月の米個人消費支出(PCE)価格指数は前年同月比5.8%上昇と1982年以来の高い伸び。
食品とエネルギーを除いたコアPCE指数も前年同月比4.9%上昇。
83年以来の高い伸びとなった。
21年第4四半期の雇用コスト指数(ECI)は前期比1.0%上昇。
第3四半期の伸び率は1.3%だった。
FF金利先物市場では年内に約1.2%の利上げが実施されると織り込まれている。
ただ3月に0.5%の利上げが決定される確率は32%→18%に低下。
10年国債利回りは1.778%。
2年国債利回りは1.172%。
一時1.228%と2020年2月以来の高水準を付けた。
ドル円は115円台前半。
WTI原油3月物は0.21ドル(0.24%) 高の1バレル=86.82ドル。
週間では1.97%上昇。
6週連続のプラス。
SKEW指数は132.22→132.96。
恐怖と欲望指数は33→36。

週末のNYダウは564ドル(1.65%)高の3725ドルと4日ぶりに反発。
高値347331ドル、安値33807ドル。
NASDAQは417ポイント(3.13%)高の13770ポイントと反発。
高値13771ポイント、安値13236ポイント。
S&P500は105ポイント(2.43%)高の4431ポイントと4日ぶりに反発。
高値4432ポイント、安値4292ポイント。
ダウ輸送株指数は238イント(1.61%)高の15048ポイントと4日ぶりに反発。
SOX指数は1.83%高の33303ポイントと反発。
VIX指数は27.66と低下
3市場の売買高は128億株(前日132.9億株、過去20日平均は121億株)。
225先物CME円建ては大証日中比40円安の26670円。
ドル建ては大証日中比15円安の26695円。
ドル円は115.21円。
10年国債利回りは1.778%。
2年国債利回りは1.172%。

週間ベースでNYダウは1.3%高、4週ぶり反発。
NASADQ総合は0.00%高(ほぼ横ばい)、5週ぶり反発。
S&P500は0.8%高、4週ぶり反発。

「マザーズがキツイ」

週末の日経平均は寄り付き259円高。
終値は547円(△2.03%)高の26717円と4日ぶりに反発。
日足は4日ぶりに陽線。
TOPIXは1.87%高と4日ぶりに反発。
東証マザーズ指数は0.39%高と反発。
25日線から▲17.20%(前日▲18.4%)のかい離。
今月の下落率は26%。
08年10月(リーマンショック)が25.7%。
13年8月(バーナンキショック)が25.5%。
「指数算出開始以来、月間で最大の下落率となる可能性」が指摘される。
昨年9月から5カ月連続安。
過去最長記録は18年2月から7月の6カ月連続安。
日経ジャスダック平均は0.41%高と反発。
東証1部の売買代金は3兆3465億円(前日3兆8217億円)。
値上がり1926銘柄(前日87銘柄)。
値下がり219銘柄(前日2067銘柄)。
新高値0銘柄(前日0銘柄)。
新安値467銘柄(前日115銘柄)。
騰落レシオは89.26(前日87.69)。
NTレシオは14.23倍(前日14.20倍)。
サイコロは4勝8敗で33.33%。
下向きの25日線(28190円)からは▲5.23%(前日▲7.40%)。
12日連続で下回った。
20年3月24日が▲10.96%。
下向きの75日線は28665円。
16日連続で下回った。
下向きの200日線(28693円)からは▲6.89%(前日▲8.85%)。
16日連続で上回った。
「▲10%を超えると加速」というのが実は識者のセオリー。
下向きの5日線は26923円。
8日連続で下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲9.652%(前日▲8.614%)。
買い方▲15.901% (前日▲16.886%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△9.800%(前日△14.680%)。
20年3月13日が△14.653%。
買い方▲38.449% (前日▲38.669%)。
20年3月19日が▲48.775%。
空売り比率は46.5%(前日52.9%、12日連続で40%超)。
21年10月28日54.1%。
20年3月6日52.1%。
空売り規制なしの比率は8.9%(前日11.0%)。
日経VIは27.06(前日30.65)。
日経平均採用銘柄の予想PERは13.16倍(前日12.99倍)。
前期基準では17.88倍。
EPSは2027円(前日2014円)。
225のPBRは1.21倍。
BPSは22080円(前日21991円)
日経平均の益回りは7.59%。
10年国債利回りは0.165%。
東証1部全銘柄だと予想PERは14.32倍。
前期基準では19.70倍。
PBRは1.21倍。
東証1部単純平均株価は32円高の2175円。
東証1部売買単価は2516円(前日2473円)。
東証1部時価総額は691兆円(前日678兆円)。
ドル建て日経平均は231.58(前日228.18)。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比40円安の26670円。
高値26780円、安値26225円。
大証先物夜間取引終値は日中比40円安の26670円。
気学では「変化日にして不時の高下を見せる日」。
火曜は「人気の反対に動く日。逆張り方針良し」。
水曜は「目先のポイントを作る注意日」。
木曜は「吹き値売りの日」。
金曜は「初安は買い。寄り高は売り」。
ボリンジャーのマイナス1σが27386円。
マイナス2σが26581円。
マイナス3σが25777円。
一目均衡の雲の上限が28774円。
下限が28587円。
12日連続で雲の下。
1月14日→2月4日水星逆行。
月足陽線基準は29301円。
前年末は28791円。

《今日のポイント1月31日》

(1)週末のNY株式市場で主要3指数は揃って4日ぶりに反発。
   S&P500は2.4%上昇し2020年6月以来の大幅高。
   10年国債利回りは1.778%。
   2年国債利回りは1.172%。
   ドル円は115円台前半。
   SKEW指数は132.22→132.96。
   恐怖と欲望指数は33→36。

(2)SOX指数は1.83%高の33303ポイントと反発。
   VIX指数は27.66と低下
   3市場の売買高は128億株(前日132.9億株、過去20日平均は121億株)。
   225先物CME円建ては大証日中比40円安の26670円。

(3)東証1部の売買代金は3兆3465億円(前日3兆8217億円)。
   新高値0銘柄(前日0銘柄)。
   新安値467銘柄(前日115銘柄)。
   騰落レシオは89.26(前日87.69)。
   NTレシオは14.23倍(前日14.20倍)。
   サイコロは4勝8敗で33.33%。

(4)下向きの25日線(28190円)からは▲5.23%(前日▲7.40%)。
   12日連続で下回った。
   20年3月24日が▲10.96%。
   下向きの75日線は28665円。
   16日連続で下回った。
   下向きの200日線(28693円)からは▲6.89%(前日▲8.85%)。
   16日連続で上回った。
   「▲10%を超えると加速」というのが実は識者のセオリー。
   下向きの5日線(26923円)。
   9日連続で下回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲9.652%(前日▲8.614%)。
   買い方▲15.901% (前日▲16.886%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△9.800%(前日△14.680%)。
   20年3月13日が△14.653%。
   買い方▲38.449% (前日▲38.669%)。
   20年3月19日が▲48.775%。

(6)空売り比率は46.5%(前日52.9%、12日連続で40%超)。
   21年10月28日54.1%。
   20年3月6日52.1%。
   空売り規制なしの比率は8.9%(前日11.0%)。
   日経VIは27.06(前日30.65)

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは13.16倍(前日12.99倍)。
   EPSは2027円(前日2014円)。
   BPSは22080円(前日21991円)
   日経平均の益回りは7.59%。
   10年国債利回りは0.165%。

(8)東証1部単純平均株価は32円高の2175円。
   東証1部時価総額は691兆円(前日678兆円)。
   ドル建て日経平均は231.58(前日228.18)。

(9)ボリンジャーのマイナス1σが27386円。
   マイナス2σが26581円。
   マイナス3σが25777円。
   一目均衡の雲の上限が28774円。
   下限が28587円。
   12日連続で雲の下。
   1月14日→2月4日水星逆行。
   月足陽線基準は29301円。
   前年末は28791円。

今年の曜日別勝敗(1月28日まで)

月曜2勝0敗
火曜1勝3敗
水曜2勝2敗
木曜1勝3敗
金曜1勝3敗

【2月】6勝4敗、(勝率60%、4位)
    気学では「前半もたつくも中旬より反落し、月末には保ち合いとなる」。
   
2月1日(火) 失業率、有効求人倍率、米ISM製造業景況感、JOLT求人件数、FRB議長議会証言、
        上げの特異日、株高の日L香港休場(→3日)、シンガポール休場(→2日)
2月2日(水) マネタリーベース、米ADP雇用レポート、OPECプラス会議
2月3日(木) 米ISM非製造業景況感、製造業受注、ECB理事会、総裁会見、株安の日
2月4日(金) 米雇用統計、変化日、北京冬季五輪開会式
2月7日(月) 景気動向調査、大規模接種大阪で開始、米消費者信用残高
2月8日(火) 家計調査、景気ウォッチャー調査、米貿易収支
2月9日(水) マネーストック、変化日、MSCI四半期リバランス発表
2月10日(木)オプションSQ、企業物価指数、都心オフィス空室率、米消費者物価指数、財政収支
2月11日(金)建国記念日で休場、米ミシガン大学消費者信頼感、
2月13日(日)NISAの日、ドイツ大統領選出、米スーパーボウル
2月14日(月)バレンタインデーは上げの特異日
2月15日(火)10−12月GDP速報値、米生産者物価、NY連銀製造業景況感、ZEW景況感
2月16日(水)第三次産業活動指数、首都圏マンション販売、米小売り売上高、鉱工業生産、
        中国各種経済指標
2月17日(木)貿易収支、機械受注、米住宅着工、フィラデルフィア連銀製造業景況感、
        G20財務相・中央技能総裁会議、変化日
2月18日(金)消費者物価指数、 米中古住宅販売、連邦政府つなぎ予算の期限、株高の日L
2月21日(月)プレジデンツデーでNY休場
2月22日(火)企業向けサービス価格指数、米CB消費者信頼感、CS住宅価格、独IFO景況感
2月23日(水)天皇誕生日で休場
2月24日(木)米新築住宅販売、株安の日L、変化日
2月25日(金)米耐久財受注、米個人所得 大幅高の日
2月28日(月)鉱工業生産、米シカゴ購買部協会景気指数、モバイル見本市「MWC」開催(バルセロナ)
        MSCIパッシブ売買インパクト

ニューダウン

15年ぶりぐらいでダウンを新調しました。

ちょっと自慢話になっちゃいますが、
長らく愛用していたダウンは欧州旅行の際に買ったイタリアのハイブランドのもの。
ブランドにほとんど興味を持たない私にしてはかなり思い切った買い物でしたが、
腰丈で身頃はシャープなのに裾に向かってふわっと広がるデザインと、
最高級とされるハンガリー産のダウンがふんだんに詰まっていて
とっても暖かなのが気に入ってしまい、
えいやっと目をつぶって購入。
何年着てもヘタることなく、大事に着てきたのです。

しかし。
数年前から、普段利用している保管クリーニングが値上げをしてきました。
ダウンのクリーニング、保管込みで1着約6,000円。
へ?
思わず聞き返してしまった。
いわく、ハイブランドのものは扱いが難しく、レベル分けをして値上げを決めたのだと。
あまりの値段に怯んで持って帰り、
保管サービスなしだけどはるかに安い別のクリーニング店へ。
でもやっぱり、シーズン外が邪魔・・・。
次のシーズンは泣く泣く高価な保管サービスを利用してしまいましたが、
維持費があまりに大変すぎる。

今年のクリーニングも気が重いなと思ってふらりと立ち寄った大好きな『UNIQLO』で
ふわっと広がるひざ丈で優美なデザインのロングダウンを発見。
話題の+J(ジル・サンダーとのコラボレーション)で、
UNIQLOにしてはちょっとお高めでしたが、
それにしたってM社ダウンのクリーニング代3回分ほどで買える予算!!
多分頑張れば洗濯機でも洗えちゃいそうな雰囲気だったので即購入。
デザインはもとよりその暖かさに感動しました。
極寒の朝も薄手のトップス一枚に羽織れば出かけられる手軽さです。

しかしながら、
メリット&デメリットがいくつかずつ。
まずはメリット
①とにかく暖かく
②ひざ丈なので羽織っちゃえばインナーは適当でも大丈夫(こら)
③やたらとみんなから人気・・・フワフワしているのでポンポンッと触っていく人多し
(ちなみに岩本キャスターはこれを見ていいね、と真似してベンチコートを購入していました)

デメリット
❶なぜだか静電気がすごい
❷やたらと場所をとる

❶に関しては、
シャカシャカ10分も歩けばダウンの中にたっぷり蓄電し、
両耳に差したイヤホンに手をやった瞬間ビビッ!と両耳が痺れたことが何度か。
手指の痺れは言うまでもありません。

しかしながらそれ以上に悩みなのがこの❷。
何よりも電車で座る席をものすごく選ぶ。
両隣が空いていないと、つまり3席連続で空いていないと座れない。
なぜなら座った瞬間、
お尻で圧縮された空気が左右に逃げ、エアバッグのように膨らんでしまって
隣の人が寝ていたりすると、
ん?と起きてしまうレベル。
他人様にご迷惑が掛かるのでできる限り座らないようにしていますが、
どうしても座りたいときは、両側を両手で畳み込むようにして空気を抜いてから座ります。
風船を抱えて移動しているみたいですね(笑)
久しぶりにダウン以外のコートを着て電車に乗ったら、
あまりの座りやすさに感動したレベルです。

まあ、立って体幹を鍛えろということなのかな。

コロナ以降、いやその前からか、
パンツ、スニーカー、リュックが欠かせず、
冬はこれにダウンをプラス。
パンプスもスカートもストッキングもレザーのバッグも、
そしてカシミアも一体どこへ行ってしまったのか…

カジュアルファッションバンザイなのでありますが、
こればかりに慣れてもいけないなと思う今日この頃です。
かっぱえびせん。
やめられないとまらない。

右腕それとも後継者

日本電産が揺れている。日産副社長だった関閏氏を三顧の礼で迎え、2021年4月にはCEOを任せたのですが、経営手腕への不満から創業者でカリスマ経営者の永守氏が、公然と批判的な発言を口にする様になったのです。 

日本電産は1973年に永守氏が自宅のプレハブ小屋で創業、モーター事業を柱に66回以上のM&Aを通じ業容を拡大、2030年に悲願の売上高10兆円の目標を関氏に託したと言われています。業容の拡大から永守氏一人では経営に目が行き届かない為、これまでもシャープで社長を務めた片山氏、関氏と同じ日産出身の吉本氏など後継者含みで迎えたのですが、いずれも旨くいかず会社を去っています

永守氏は決断した66回のM&Aでは、業績が悪化していた企業であっても人員を削減することなく、全て成功させています。その秘訣は被買収企業に自ら乗り込み、経営方針,哲学を披露するだけではなく、雇用を守ることをトップとして従業員に約束し不安を解消するなど、そのカリスマ性を遺憾なく発揮する点にあります。永守イズムを企業文化として根付かせていくのです。こうした企業に、たとえ他の企業で実績を挙げた経営者が乗り込んでも、創業経営者が現役で依然経営に関与している限り、その独自性を発揮することは難しくなります。永守氏は自分の右腕になる人材を求めたのではなく、あくまで後継者を求めていたので、結局評価軸は短期的に業績を挙げたか否かになります。永守氏はこの点で不満があったのでしょう。

戦後の日本を代表するカリスマ経営者には必ず右腕(参謀)になるパートナーがいたと言われます。松下幸之助氏には高橋荒太郎氏、ソニーの盛田昭夫氏には井深大氏,ホンダの本田宗一郎氏には藤沢武夫氏などが有名です。京セラの稲森氏にも創業時からの側近が支えていると言われます。つまり草創期から苦労を分かち合い、お互いの足りない部分を補い合うパートナーの存在です。そして後継者は内部から選んでいます。カリスマ経営者の創りあげた企業文化の継承です。企業文化の維持と業容拡大を求められる、カリスマが一代で築き上げた企業の後継者の難しさを日本電産の一件は示しているのです。

(中嶋)

ファイターの心に火がともる

株価の下落が止まりません。日経平均は昨日(1月25日)、ザラ場中に27,000円の大台を割り込みました。震源地は米国とロシア、そして中国です。

過去半年間、世界のマネー市場をやきもきさせ続けてきた米国の金融政策が、いよいよ今週大きく変わろうとしています。目の前で進行する物価上昇を食い止めるためにどこまで金融を引き絞ってゆくのか、その規模とスピードに全世界が視線を注いでいます。

同じように大国・ロシアの軍事行動にも注視しています。本当にロシアはウクライナに軍隊を侵攻させるのか。2014年3月にクリミア半島を武力併合した時は、ドイツを中心にロシアに対する経済制裁が発動され、世界経済は一斉に下降トレンドに変わりました。

当時も今と同じように米国は金融引き締め期に入っており、翌年夏の「チャイナ・ショック」を経て、世界経済が上向きトレンドに入るまでに2年以上を要しました。

その一方で中国は先行して景気鈍化に向かっています。中国人民銀行は立て続けに2回、最優遇貸出金利の引き下げを行いました。北京五輪の開催を控えて少なからぬ情報統制がなされていることも考えられ、五輪明けの動向が今から気になります。

その上にコロナウイルスの感染拡大が広がります。「Gゼロ」。中心なき世界が突如として目の前に広がっています。1月から2月中旬は季節的に株価が下がりやすいとされており、今年は調整局面が大幅に前倒しで到来したことになるようです。

ここでも焦点となるのは企業の行動、アクションです。視界がふさがれて不透明さが極まるように思える時ほど、水面下の見えないところでは企業のアニマルスピリッツが発揮されます。経営者や起業家はそうでなくてはなりません。

株価が下落することは誰にとってもつらくて厳しい、しんどいことに違いありませんが、しかしファイターの心に火がつくという点において、調整は悪いことばかりではありません。困難ではありますがそれらを見つけてゆきたいと思います。
(スズカズ)

学習効果

先週木曜の日経朝刊では「株主優待75社廃止」の見出し。
昨年の廃止企業はここ10年で最も多くなったとの報道でした。
2連続での減少はリーマンショック後の2009、2010年以来。
昨年9月末時点での優待導入社数は1476社。
新たに導入したのは42社で過去10年で最低でした。
上場企業全体に占める比率は37.9%。
2019年のピークから約2%低下したことになります。
廃止の理由は「公平な利益還元」。
そして「業績悪化」。
プライム市場で必要な株主数は800名。
以前の東証1部は2000人でしたからバーは下がりました。
その代わりに流通時価総額や1日あたりの売買代金が登場。
言い換えれば「市場で人気を保つための材料は優待でなくなった」という思考法なのでしょう。
配当に加え、自社株買いなどに中身は変化しきました。
そしてさらに重要なのは本業の隆盛。
個人的には「クオカードやお米は邪道」と言い続けて15年くらい経過しました。、。
ようやく少し認めてくれる向きが出てきたようです。
優待は所詮株が上がらない時代の名残。
そんなことにこだわって前に進めなくなります。
本業に絡まない優待などあまり意味がありません。
なにより優待で騒ぐ稀有な市場からは脱却したいものです。

「もっと遠くまで跳びたいのなら、チョッと後ろに下がると良い」。
慰めと聞こえるか、励ましと聞こえるかは千差万別。

2015年から日経は「予想1株当たり利益の算出法」を変更しています。
従来は自社株を含めた株式数で利益を割っていました。
それが「自社株を除く発行済み株式数」への変更。
理由は「自社株買いの効果を利益指標にも反映させる計算は世界の趨勢だから」。
自社株買いの規模の大きい企業ほど予想1株当たり利益が増加し、PERが下がることになります。
ただ「時価総額については従来通り自社株を含む」というのは苦しいところ。
「自社株を除くのは主流とはいえない」からというのが理由だそうです。

ウィルス対策分科会の会長さんは「人流抑制より人数資」とコメント。
会食を制限する立場に変化はありません。
でも「大人数での大騒ぎ」が本当にオミクロン拡大の源泉なのかどうかは不明。
「感染は止める。社会は止めない」は都知事。
「行動の自粛とワクチン接種の加速」は愛知県知事。
デルタ型がなせ減少したのかの分析もないままで、こんどは四方八方を考慮して「何か言わなければ」の印象。
もう一つは「インフレ警戒、世界株安」の見出し。
教科書的には「インフレに強い資産は株式」と習いましたが時代が変わると定義も変わるようです。
「インフレは企業業績を拡大させるため、インフレ局面では株価が上昇しやすい。
モノの値段が下がるデフレよりも、値段が上がるインフレのほうが利益は大きくなりやすい。
だから株価も上がりやすい」。
何度聞いた話でしょう。
一方で「短期的な視点に立つと、インフレが起こる、もしくはインフレの兆しが見えると、
金融引き締めを警戒して一時的に株価が下落する可能性はあります」。
ちゃんと逃げは打ってありました。
どちらに転んでも間違えない結果に映るから専門家というのは大したものです。

日経朝刊の株価欄を眺めることは滅多にありません。
ただ・・・。
先週いきなり目に飛び込んできたのはマザーズの株価欄の黒さ。
新安値は黒く塗られるのでほぼ真っ黒に映った。
おそらく昨日の昨年来安値は169銘柄。
マザーズ上場銘柄数は424銘柄。
約半分が新安値。
マザーズ指数が昨年末比30%超の下落。
黒くても仕方ないのではありますが・・・。

株式市場はIPOで騒いで踊ってそのうち知らないフリをする傾向。
あんなに話題にしたのに株価が動かなくなった途端に見えないフリ。
あるいはIPO踊っているうちに次のIPOでの主役が登場するとまた騒いで踊っっての繰り返し。
学習効果はまったくないようです。
だからこそ・・・。
忘れられた過去の銘柄群には好業績や明るい未来の銘柄があるはず。
にもかかわらず通りすがりの投資家を演じさせられてしまうことが多いもの。
少なくとも株式投資は丁半博打ではなく、人生を投影するような知的な場所。
どんな銘柄が見逃されているかを十分に吟味する時間はあるはずです。

以下は今朝の場況。

「乱高下の末に反発」

週明けのNY株式市場で主要3指数は引け際に切り返して反発。
NYダウは一時1115.04ドル(3.25%)安の下落から復活して7日ぶりの反発。
FRBのタカ派姿勢の強まりや地政学的緊張の高まりを懸念。
S&P500は一時調整局面入りを確認する水準まで下げていた。
先進23カ国の1500社以上を対象とするMSCI世界株価指数の日中安値は2935.52ポイント。
調整局面入りと定義される高値からの10%下落水準に一時的に到達した。
同指数は1月4日に史上最高値を付けていた。
これまでにS&P500採用企業のうち65社が決算を発表。
このうち77%が市場予想を上回った。
IHSマークイット総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は50.8。
前月の57.0から低下。
2020年7月以来の低水準となった。
コロナウイルス感染再拡大で人手不足が悪化したことなどが背景。
ロシアとウクライナの間の緊張も悪材料。
NATOは欧州東部への戦艦や戦闘機の配備を強化。
南東部にも追加部隊を派遣する姿勢を示した。
10年国債利回りは1.775%。
一時1.7070%と11日ぶりの低水準を付けた。
2年国債利回りは0.971%。
ドル円は113円台後半。
WTI原油2月物は1.83ドル(2.2%)安の83.31ドル。
先週は約2%高と5週連続で上昇。
2014年10月以来の高値を付けていた。
ビッドコインは一時8.8%安の3万3058ドルと昨年7月23日以来の安値を更新。
昨年11月に付けた過去最高値の6万9000ドルの半分以下の水準となった。
3万4000ドルを下回ったのは昨年7月末以来初めて。
イーサも下落し約2244ドルと、昨年7月以来の安値水準。
SKEW指数は134.73→127.58→136.18→136.06。
恐怖と欲望指数は43→41。

週明けのNYダウは99ドル(0.29%)高の34364ドルと7日ぶりに反発。
高値34420ドル、安値33150ドル。
NASDAQは86ポイント(0.63%)高の13855ポイントと5日ぶりに反発。
高値13876ポイント、安値13094ポイント。
S&P500は12ポイント(0.28%)高の4410ポイントと5日ぶりに反発。
高値4417ポイント、安値4222ポイント。
ダウ輸送株指数は188ポイント(1.24%)高の15435ポイントと6日ぶりに反発。
SOX指数は1.31%高の3479ポイントと5日ぶりに反発。
VIX指数は29.90と上昇。
一時38.94まで上昇して20年10月30日以来、1年3カ月ぶりの高水準に達した。
3市場の売買高は184億株(前日146億株、過去20日平均は109億株)。
225先物CME円建ては大証日中比305円安の27275円。
ドル建ては大証日中比280円安の27300円。
ドル円は113.92円。
10年国債利回りは1.775%。
2年国債利回りは0.971%。

「アノマリー的には昨日に続きリーマンショック以降は株高の日」

週明けの日経平均は寄り付き264円安。
終値は68円(△0.24%)高の27588円と反発。
日足は3日連続で陽線。
「赤三兵」という指摘もある。
安値圏で陽線が3本並ぶと「買い気が戻ってきた証拠」という見方。
昨年12月初め28000円割れの水準でも赤三兵が出現したことがある。
TOPIXは0.14%高と反発。
東証マザーズ指数は0.17%安と続落。
日経ジャスダック平均は0.04%安と続落。
東証1部の売買代金は2兆6448億円(前日2兆9874億円)。
2日連続の3兆円割れ。
値上がり1527銘柄(前日1170銘柄)。
値下がり582柄(前日920銘柄)。
新高値3銘柄(前日2銘柄)。
新安値122銘柄(前日201銘柄)。
騰落レシオは94.27(前日92.92)。
NTレシオは14.30倍(前日14.28倍)。
サイコロは4勝8敗で33.33%。
下向きの25日線(28471円)からは▲3.10%(前日▲3.45%)。
8日連続で下回った。
下向きの75日線は28719円。
12日連続で下回った。
下向きの200日線(28750円)からは▲4.04(前日▲4.30%)。
12日連続で上回った。
上向きの5日線(27721円)から▲0.46%。
5日連続で下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.568%(前日▲11.387%)。
買い方▲12.925% (前日▲13.205%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△9.142%(前日△9.502%)。
買い方▲34.004% (前日▲34.167%)。
空売り比率は44.6%(前日47.7%、8日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は7.1%(前日8.4%)。
日経VIは25.74(前日25.93)。
日経平均採用銘柄の予想PERは13.56倍(前日13.54倍)。
7日連続で13倍台。
前期基準では18.39倍。
EPSは2034円(前日2032円)。
225のPBRは1.24倍。
BPSは22248円(前日22195円)
日経平均の益回りは7.37%。
10年国債利回りは0.135%。
東証1部全銘柄だと予想PERは14.78倍。
前期基準では20.35倍。
PBRは1.25倍。
東証1部単純平均株価は11円高の2254.47円。
東証1部売買単価は2418円(前日2418円)。
東証1部時価総額は711兆円(前日710兆円)。
ドル建て日経平均は242.36(前日241.78)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比305円安の27275円。
高値27605円、安値26690円。
大証先物夜間取引終値は日中比300円安の27280円。
気学では「押し目買い方針の日。居所が安いと急伸する」。
水曜は「目先のポイントを作る日」。
木曜は「高下して後場変化すること多し」。
金表は「相場の居所が安値にある時は急伸する」。
ボリンジャーのマイナス1σが27962円。
マイナス2σが27452円。
マイナス3σが26943円。
一目均衡の雲の上限が28627円。
下限が28511円。
8日連続で雲の下。
勝手雲の上限は28640円。
下限が28595円。
7日連続で勝手雲の下。
勝手雲は黒くねじれた。
RSIが36.73(前日34.89)。
RCIが9.3(前日8.52)。
1月14日→2月4日水星逆行。
アノマリー的には昨日に続き「リーマンショック以降は株高の日」。

《今日のポイント1月25日》

(1)週明けのNY株式市場で主要3指数は引け際に切り返して反発。
   NYダウは一時1115.04ドル(3.25%)安の下落から復活して7日ぶりの反発。
   10年国債利回りは1.775%。
   2年国債利回りは0.971%。
   ドル円は113円台後半。
   SKEW指数は134.73→127.58→136.18→136.06。
   恐怖と欲望指数は43→41。
 
(2)ダウ輸送株指数は188ポイント(1.24%)高の15435ポイントと6日ぶりに反発。
   SOX指数は1.31%高の3479ポイントと5日ぶりに反発。
   VIX指数は29.90と上昇。
   一時38.94まで上昇して20年10月30日以来、1年3カ月ぶりの高水準に達した。
   3市場の売買高は184億株(前日146億株、過去20日平均は109億株)。
   225先物CME円建ては大証日中比305円安の27275円。

(3)東証1部の売買代金は2兆6448億円(前日2兆9874億円)。
   新高値3銘柄(前日2銘柄)。
   新安値122銘柄(前日201銘柄)。
   騰落レシオは94.27(前日92.92)。
   NTレシオは14.30倍(前日14.28倍)。
   サイコロは4勝8敗で33.33%。

(4)下向きの25日線(28471円)からは▲3.10%(前日▲3.45%)。
   8日連続で下回った。
   下向きの75日線は28719円。
   12日連続で下回った。
   下向きの200日線(28750円)からは▲4.04(前日▲4.30%)。
   12日連続で上回った。
   上向きの5日線(27721円)から▲0.46%。
   5日連続で下回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.568%(前日▲11.387%)。
   買い方▲12.925% (前日▲13.205%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△9.142%(前日△9.502%)。
   買い方▲34.004% (前日▲34.167%)。

(6)空売り比率は44.6%(前日47.7%、8日連続で40%超)。
   空売り規制なしの比率は7.1%(前日8.4%)。
   日経VIは25.74(前日25.93)。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは13.56倍(前日13.54倍)。
   EPSは2034円(前日2032円)。
   BPSは22248円(前日22195円)
   日経平均の益回りは7.37%。
   10年国債利回りは0.135%。

(8)東証1部単純平均株価は11円高の2254.47円。
   東証1部時価総額は711兆円(前日710兆円)。
   ドル建て日経平均は242.36(前日241.78)。

(9)ボリンジャーのマイナス1σが27962円。
   マイナス2σが27452円。
   マイナス3σが26943円。
   一目均衡の雲の上限が28627円。
   下限が28511円。
   8日連続で雲の下。
   勝手雲の上限は28640円。
   下限が28595円。
   7日連続で勝手雲の下。
   勝手雲は黒くねじれた。
   RSIが36.73(前日34.89)。
   RCIが9.3(前日8.52)。
   1月14日→2月4日水星逆行。
   アノマリー的には昨日に続き「リーマンショック以降は株高の日」。

今年の曜日別勝敗(1月24日まで)

月曜2勝0敗
火曜1勝2敗
水曜2勝1敗
木曜1勝2敗
金曜0勝3敗(櫻井)

鰤三昧

TVか何かで見たのかな、
どういう訳かこのところ頭を「鰤しゃぶ」が占めておりました。


鰤とは、元々あまり馴染みのない魚でした。
地域的なものか、予算の関係か(笑)
子供の頃から食卓に上がった記憶はほとんどなく、
上京してからお店で照り焼きやお刺身に出会ったくらいかな。
金沢で食べた新鮮なお刺身には価値観が変わるほどの衝撃を受けましたが、
以降それほど関心を持ったことはありませんでした。

よく考えたら、この頭を占めている「鰤しゃぶ」なるものも食べた経験はないのでは?
どんな感じなのかな?検証すべく、鰤しゃぶ計画を練っていたんです。
鰤の厚みはどのくらいか、
どれくらい火を通すのか、
鍋に入れる野菜は何か、切り方はどうするのか、
色々調べながら。

余裕のできた週末、寒さに震えながら
友人おススメの新鮮な“丸”の魚がお手頃価格で手に入る大好きなスーパーに出向きました。
身を切るような冷たい風に抗うように、出向いた駅から10分ほど、
寒い、鰤しゃぶ、頑張れ、
寒い、鰤しゃぶ、頑張れ、
本当に寒い日で一歩ずつ。
もう鰤への執念ですね。


・・・臨時休業でした。


うずくまるレベルのショック。


仕方ないので他のスーパーに出向いたところ、
鰤は切り身とお刺身しかなく、
でももうどうにも収まらないこの気持ち。
お刺身を買って帰ってしゃぶしゃぶしたんです。
厚さ1センチほど。
違う違う違う、思い描いていたのはこの厚さじゃない・・・
想像と違ったけど、初の鰤しゃぶはとろける脂ですっかり虜になりました。
けどなんだか不完全燃焼。


翌朝、滅多に見ない折込チラシを見ていたら
えええっ!!
近所のスーパーで鰤の”サク”の特売。
わざわざ出掛けなくてもこんなに近くに売ってたじゃない、しかも特売で。
いよいよ理想の厚さでしゃぶしゃぶ出来るチャンス!
2日連続で鰤を買いに行きました。
解体した後の”アラ”も特売。
いそいそとかごに入れ、
アラは大根と煮つけて鰤大根に。
そして、鰤の柵は念願の鰤しゃぶに!
5ミリと8ミリに切り分けてサッとお湯をくぐらしたら、
とろける~!!
理想の鰤しゃぶ体験ができたのでした。

翌日の鰤大根は味が染み沁み。
鰤って美味しいなぁ・・・


さて。
思いがけず3日連続で鰤を食べることになった日、
難波の釣り人の友人からメール。


「鳴門海峡の絶品鰤を釣ったんだけど、食べる?」

思わず噴き出したあと、
知人の店に研ぎをお願いしていた出刃包丁を慌てて取りに行きました。

かくして鰤三昧。
しかも、スーパーで買った過日の鰤は養殖物、
友人が釣り上げた鳴門海峡の鰤は急流に揉まれてきゅっと引き締まった身の天然物。
同じ鰤ながら全く違う雰囲気で味わえました。
お刺身、漬け丼、しゃぶしゃぶ、
最後にスキ身で作った鰤ハンバーグ!で満喫いたしました。
絶品。


鰤って美味しいんだなぁ・・・。
すっかり虜です。