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市場関係者の多くは世界経済動向を語ります。
しかし本当に必要なのは世界情勢の分析なのでしょうか。
企業業績の分析、あるいは株価の分析の方が大切でしょう。
かねて何度も揶揄してきた「床屋政談」。
「だから何」という生産性のない語り合い。
「中国が大変だ」、「アメリカはだめになる」、「金利が不安だ」。
それがて自分の生活や仕事に関わってくるのか来ないのか。
為替の連中が話題にコト欠いて「経済指標とスケジュール」に走るのと一緒ではないのかどうか。
見極めることが必要なのは経済指標やイベントでなく株価の行方ではないのかどうか。
この辺が90度違っているから相場は見えなくなります。

経済指標は株価の下落時にクローズアップされるもの。
理由は何となくもっともらしく聞こえるから。
しかし株価の上昇時には「そんなこと関係ない」。
クローズアップされるのは個別銘柄の動向になります。
ECBが利上げしようと、米消費者物価が上昇しようと、個別が重視されるのが株価上昇時のセオリー。
そしてしばしば忘れられるのは需給。
ほとんど顧みられないのは投資家心理。
だから専門家はしばしば間違うのかもしれません。
相場の綾や真理はそんなに難解な場所にはいません。
フツーのことをフツーに考えるべきでしょう。

経済と経済学は違うもの。
そして、現時点で正解のわからないものを推理するのが相場。
相場は学問ではなく学を超えた存在。
答えは相場そのものの中にあります。
現実逃避して他に求めても許してはくれません。
ところが、市場はこの現実逃避した隔靴掻痒の高邁議論をなぜか好むからややこしくなります。
そして曲学阿世の徒がまだまだ存在している世界でもあります。

岸田総理、孫正義氏。阪神岡田監督。
共通項は65歳。
先日の朝日新聞「天声人語」でリア王に触れられていたが、そろそろ「引き際」というのを考える年齢。
因みに、岸田新内閣が発足し最年少閣僚は40代。
70代の初入閣と40代の初入閣。
この約30年の時間差は大きい。
「ようやく」という思いと「さあ、これから」という思いの交錯。
ただ若くしてキャリアを上げてしまった後の晩年はどうなるのでしょう。
思いは結構複雑。
当方も65歳。
岡田監督が早稲田の主将として神宮球場でかっ飛ばしていたころが甦ってきます。

以下は今朝の場況。

「横ばい」

週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って小幅に反発。
週末に先物決済を通過。
FOMCを控え模様眺めの展開。
原油価格の上昇を背景にエネルギーセクターが上昇。
一方、一般消費財は売り優勢。
アームが4.5%安。
ペイパルが2%安。
NAHB/ウエルズ・ファーゴ住宅建設業者指数は45。
4月以来、5カ月ぶりの低水準。
2カ月連続で低下し0を下回ったのも5カ月ぶり。
市場予想中央値は50だった。
10年国債利回りは4.307%。
2年国債利回りは5.060%。
ドル円は147円台後半。
WTI原油10月限は0.71ドル高の91.48ドル。
ビットコインは1.02%高の2万6806ドルと2週間ぶりの高値。
SKEW指数は144.32%→142.92%→137.65
(5月31日が158.30)。
恐怖と欲望指数は51→48
(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。

週明けのNYダウは6ドル(0.02%)高の34624ドルと反発。
高値34725ドル、安値34545ドル。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは97.36%(前日100.54%)。
NASDAQは1ポイント(0.01%)高の13710ポイントと反発。
高値13751ポイント、安値13663ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは83.47%(前日84.58%)。
S&P500は2ポイント(0.05%)高の4452ポイントと反発。
高値4466ポイント、安値4442イント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは93.79%(前日95.19%)。
ダウ輸送株指数は86ポイント(0.56%)安の15253ポイントと続落。
SOX指数は16ポイント(0.46%)安の3492ポイントと反発。
VIX指数は14.00(前日12.82)。
3市場の合算売買高は94.4億株(前日169億株、過去20日平均は100.5億株)。
NYSE売買高は8.92億株(前日34.84億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比215円安の33065円。
ドル建ては大証日中比175円安の33105円。
ドル円は147.61円。
10年国債利回りは4.307%。
2年国債利回りは5.060%。

「大幅反落」

週末のNY株式市場で主要3指数は揃って大幅に反落。
半導体受託生産世界最大手のTSMCが主要取引先に納入延期を要請したとの報道を悪材料視。
アプライド・マテリアルズ、ラムリサーチ、KLAがいずれも4%超下落。
アマゾンやマイクロソフトが2%超安。
メタ・プラットフォームズが3.7%安。
週間ではS&P500は0.16%下落、NASDAQ総合は0.39%下落。
NYダウは0.12%上昇。
合算出来高は169億株。
先物・オプションの決済で直近20営業日の平均98億株を大きく上回った。
ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)は67.7。
2カ月連続で低下。
8月の輸入物価指数は前月比0.5%上昇。
市場予想(0.3%)を上回る伸びとなった。
NY連銀製造業業況指数はプラス1.9。
前月のマイナス19.0から上昇。
9月FOMC)で金利を据え置く確率は97%。
11月のFOMCで0.25%利上げ率は30.6%。
1週間前の43.6%から低下した。
主要6通貨に対するドル指数は0.08%安の105.32。
10年国債利回りは4.336%。
2年国債利回りは5.036%。
ドル円は147円台後半。
WTI原油10月限は0.61ドル(0.7%)高の90.77ドル。
連日で高値を切り上げ週間では約4%上昇。
SKEW指数は137.42→144.32%→142.92%。。
(5月31日が158.30)。
恐怖と欲望指数は54→52
(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。

週末のNYダウは288ドル(0.83%)安の34618ドルと反落。
高値34902ドル、安値34572ドル。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは100.54%(前日107.78%)。
NASDAQは217ポイント(1.56%)安の13708ポイントと3日ぶりに反落。
高値13895ポイント、安値13684ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは84.58%(前日86.17%)。
S&P500は54ポイント(1.22%)安の4450ポイントと3日ぶりに反落。
高値4497ポイント、安値4447イント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは95.19%(前日99.54%)。
ダウ輸送株指数は54ポイント(0.19%)安の15339ポイントと3日ぶりに反落。
SOX指数は107ポイント(3.01%)安の3476ポイントと3日ぶりに反落。
VIX指数は13.79(前日12.82)。
3市場の合算売買高は169億株(前日100億株、過去20日平均は98億株)。
NYSE売買高は34.84億株(前日9.58億株)。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比225円安の33055円。
ドル建ては大証日中比2180円安の33100円。
ドル円は147.82円。
10年国債利回りは4.336%。
2年国債利回りは5.036%。

「日経平均採用銘柄のPERは16.09倍」

週末の日経平均は寄り付き260円高
終値は364円高の33533円と続伸。
高値33634円、安値33391円。
33244円→33391円にマド。
メジャーSQ値32921円に2勝4敗。
8月1日高値33488円を上抜けた。
その先は7月3日の年初来高値33753円。
日足は2日連続で陽線。
日経平均は週間で926円高。
週足は陽線。
TOPIXは22.81ポイント(△0.95%)高の2423ポイントと続伸。
年初来高値を更新し新値追い。。
プライム市場指数は11.72ポイント(0.95%)高の1249.78と続伸。
東証スタンダード指数は続伸。
東証マザーズ指数は1.14ポイント(▲0.15%)安の739.90と反落。
プライム市場の売買代金は5兆6708億円(前日3兆9485億円)。
FTSEのリバランスで膨らんだ。
13日連続3兆円超。
値上がり1227銘柄(前日1224銘柄)。
値下がり553銘柄(前日535銘柄)。
新高値388銘柄(前日231銘柄)。
15日連続で3ケタ。
新安値19銘柄(前日13銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは127.33(前日128.65)。
NTレシオは13.81倍(前日13.79倍)。
サイコロは8勝4敗で66.66%。
TOPIXは9勝3敗で75.00%。
マザーズ指数は3勝9敗で25.00%。
上向きの25日線(32400円)からは△3.50%(前日△2.50%)。
13日連続で上回った。
上向きの75日線は32591円。
14日連続で上回った。
上向きの200日線(29665円)からは△13.04%(前日△11.91%)。
119日連続で上回った。
上向きの5日線は32930円。
2日連続で上回った。
13週線は32492円。
26週線は31116円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.300%(前日▲16.784%)。
買い方▲5.495(前日▲5.734%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲7.269%(前日▲7.001%)。
買い方▲22.461%(前日▲22.631%)。
空売り比率は37.6%(前日39.2%、2日連続で40%割れ)。
空売り規制なしの銘柄の比率は5.9%(前日7.4%)。
8月18日が10.4%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
日経VIは15.99(前日16.07)。
2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄のPERは16.09倍(前日15.91倍)。
前期基準では16.54倍。
EPSは2084円(前日2084円)。
11月15日の過去最高準は2238円。
225のPBRは1.38倍(前日1.36倍)。
BPSは24299円(前日24383円)。
10年国債利回りは0.700%(前日0.705%)。
日経平均の予想益回りは6.22%。
予想配当り利回りは1.92%。
プライム市場の予想PERは16.33倍。
前期基準では17.01倍。
PBRは1.34倍。
プライム市場の予想益回りは6.12%。
配当利回り加重平均は2.14%。
プライム市場の単純平均は15円高の2752円(前日2736円)。
プライム市場の売買単価は2372円(前日2445円)。
プライム市場の時価総額は868兆円(前日860兆円)。
ドル建て日経平均は227.45(前日225.46)と反発。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比215円安の33065円。
高値33140円、安値32935円。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比225円安の33065円。
高値33440円、安値33025円。
大証先物夜間取引終値は大証日中比230円安の33050円。
気学では「高下して後場変化す」。
水曜が「安値にあると急伸す、押し目買い」。
木曜が「逆転する日」。
金曜が「目先のポイントをつくる注意日」。
ボリンジャーのプラス1σが32964円。
プラス2σが33527円。
プラス3σが34091円。
週足のボリンジャーのプラス1σが33031円。
プラス2σが33569円。
プラス3σが34109円。
水星の逆行は終了。
225の現物先物の逆ザヤが約225円。
アノマリー的には「株高の日」そして「変化日」。

《今日のポイント9月19日》

(1)週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って小幅に反発。
   10年国債利回りは4.307%。
   2年国債利回りは5.060%。
   ドル円は147円台後半。
   SKEW指数は144.32%→142.92%→137.65
   (5月31日が158.30)。
   恐怖と欲望指数は51→48
   (2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。

   週末のNY株式市場で主要3指数は揃って大幅に反落。
   10年国債利回りは4.336%。
   2年国債利回りは5.036%。
   ドル円は147円台後半。
   SKEW指数は137.42→144.32%→142.92%。。
   恐怖と欲望指数は54→52
   
(2)ダウ輸送株指数は54ポイント(0.19%)安の15339ポイントと3日ぶりに反落。
   SOX指数は107ポイント(3.01%)安の3476ポイントと3日ぶりに反落。
   VIX指数は13.79(前日12.82)。
   3市場の合算売買高は169億株(前日100億株、過去20日平均は98億株)。
   NYSE売買高は34.84億株(前日9.58億株)。
   週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比225円安の33055円。

   ダウ輸送株指数は54ポイント(0.19%)安の15339ポイントと3日ぶりに反落。
   SOX指数は107ポイント(3.01%)安の3476ポイントと3日ぶりに反落。
   VIX指数は13.79(前日12.82)。
   3市場の合算売買高は169億株(前日100億株、過去20日平均は98億株)。
   NYSE売買高は34.84億株(前日9.58億株)。
   週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比225円安の33055円。
   ドル建ては大証日中比2180円安の33100円。

(3)プライム市場の売買代金は5兆6708億円(前日3兆9485億円)。
   FTSEのリバランスで膨らんだ。
   13日連続3兆円超。
   値上がり1227銘柄(前日1224銘柄)。
   値下がり553銘柄(前日535銘柄)。
   新高値388銘柄(前日231銘柄)。
   15日連続で3ケタ。
   新安値19銘柄(前日13銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは127.33(前日128.65)。
   NTレシオは13.81倍(前日13.79倍)。
   サイコロは8勝4敗で66.66%。

(4)上向きの25日線(32400円)からは△3.50%(前日△2.50%)。
   13日連続で上回った。
   上向きの75日線は32591円。
   14日連続で上回った。
   上向きの200日線(29665円)からは△13.04%(前日△11.91%)。
   119日連続で上回った。
   上向きの5日線は32930円。
   2日連続で上回った。
   13週線は32492円。
   26週線は31116円。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.300%(前日▲16.784%)。
   買い方▲5.495(前日▲5.734%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲7.269%(前日▲7.001%)。
   買い方▲22.461%(前日▲22.631%)。

(6)空売り比率は37.6%(前日39.2%、2日連続で40%割れ)。
   空売り規制なしの銘柄の比率は5.9%(前日7.4%)。
   8月18日が10.4%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
   日経VIは15.99(前日16.07)。

(7)日経平均採用銘柄のPERは16.09倍(前日15.91倍)。
   EPSは2084円(前日2084円)。
   11月15日の過去最高準は2238円。
   225のPBRは1.38倍(前日1.36倍)。
   BPSは24299円(前日24383円)。
   10年国債利回りは0.700%(前日0.705%)。

(8)プライム市場の単純平均は15円高の2752円(前日2736円)。
   プライム市場の時価総額は868兆円(前日860兆円)。
   ドル建て日経平均は227.45(前日225.46)と反発。

(9)ボリンジャーのプラス1σが32964円。
   プラス2σが33527円。
   プラス3σが34091円。
   週足のボリンジャーのプラス1σが33031円。
   プラス2σが33569円。
   プラス3σが34109円。
   水星の逆行は終了。
   225の現物先物の逆ザヤが約225円。
   アノマリー的には「株高の日」そして「変化日」。

今年の曜日別勝敗(9月15日まで)

月曜23勝11敗
火曜27勝8敗
水曜18勝18敗
木曜19勝16敗
金曜21勝14敗
(櫻井)。