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相場概況

2022.01.19

【相場概況】2万7500円割れ 5か月ぶり安値

19日の東京市場は続落。TOPIX業種別騰落率は、海運、電機、精密、自動車、鉄鋼など32業種が下落。紙パルプのみ上昇。
前日の米国市場は3指数とも下落。ダウは1.5%、SP500は1.8%、ナスダックは2.6%の下げでした。原油高を受けて10年債利回りは1.875%、2年債利回りは2020年2月以来1%台に達し、株式市場の逆風となりました。1月NY連銀製造業指数やゴールドマンサックスの決算が市場予想を下回ったことも投資家心理を冷やしたようです。
東京市場は日経平均が329円安でスタート。売りが売りを呼ぶ全面安となり、943円安まで売られる場面がありました。終値で2万7500円を割り込み、昨年8月20日以来5カ月ぶりの安値。
個別銘柄では、トヨタ、ソニー、SBGなど主力株が総崩れ。郵船、川崎汽船など海運株も売られました。半面、出光、住石HDなど原油関連の一角が逆行高。