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相場概況

2022.01.13

【相場概況】反落 円高を警戒

13日の東京市場は反落。TOPIX業種別騰落率は、鉄鋼、非鉄、紙パルプ、保険、卸売など12業種が上昇。精密、小売、サービス、陸運、その他製品21業種が下落。
前日の米国市場は3指数とも続伸。12月消費者物価指数は1982年以来の高い伸びでしたが、ほぼ予想通りの結果。週初1.80%台まで上昇した10年債利回りも1.75%で落ち着き、株式市場は強含みました。一方、ドル円は115円を割り込む円高に触れました。
東京市場は日経平均が107円安でスタート。急速な円高を警戒し、終始売りが先行。アジア市場や米株先物も振るわず、じりじりと下げ幅を広げました。
個別銘柄では、日本製鉄、JFE、三菱マテなど鉄鋼・非鉄株がしっかり。第一生命、東京海上など保険株も買われました。半面、セブン&アイ、イオンなど小売株が冴えず。