Market Overview

相場概況

2022.05.19

反落 米株は総崩れ

19日の東京市場は大幅反落。TOPIX業種別騰落率は、電力ガス、鉄鋼の2業種のみ上昇。海運、保険、サービス、精密、電機など31業種が下落。

前日の米国市場は3指数とも急落。17日のウォルマートに続き、ディスカウントストア・ターゲットも原材料高により決算が不振。物価高による企業業績悪化が連想され、幅広い銘柄が売られました。ダウは3.5%、SP5004.0%、ナスダックは4.7%の下落。

東京市場は日経平均が476円安でスタート。香港、韓国などアジアも軟調でしたが、東京は後場に日銀ETF買い観測から下げ幅を縮小。パニック的な売りには至りませんでした。

個別銘柄では、トヨタ、ソニー、三菱UFJなど主力株が冴えず。商船三井、郵船など海運株も売られました。半面、東京ガス、大阪ガスなど電力ガス株の一角が強含み。