Market Overview
相場概況
2022.06.15
続落 ECBが不穏な動き
15日の東京市場は続落。TOPIX業種別騰落率は、銀行、紙パルプ、証券、海運の4業種が上昇。石油石炭、鉱業、電力ガス、機械、精密など29業種が下落。
14日の米国株式市場は高安まちまち。前日まで4日続落した反動で上昇スタートしましたが、FOMCを控え、様子見姿勢が強まりました。
東京市場は日経平均が4円安でスタート。ECB緊急理事会の開催が伝わり、市場は欧米の急ピッチな引き締めを警戒。日銀も緩和修正を迫られるとの思惑から、債券先物が急落。株も手放され、下げ幅を拡大しました。
個別銘柄では、トヨタ、ソニー、NTTなど主力株が軟調。INPEX、ENEOSなど資源株も売られました。半面、三菱UFJ、第一生命など金融株の一角が強含み。